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父親が違うって知ったのが小学生の時だった。

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私が知っている自分の父親は、自分とは血が繋がっていません。

自分の本当の父親の記憶は全然なくて、父親だと思っていた人は、実は血が繋がっていなかったんですよね。

 

子供が小さい頃に離婚して再婚したりしていると、子供には本当の父親ではない、という認識がないことも結構あることだと思います。

 

そういう時母親としては「父親のことをいつカミングアウトしようか」と悩むものなのではないでしょうか。

 

私はそれをカミングアウトされたのが小学校低学年の頃でした。

結構早いタイミングですよね笑

 

カミングアウトに大号泣した

 

カミングアウトした時は大号泣しました。

これはもう本当に結構ショッキングだったのでかなり鮮明に覚えている記憶です。

 

なんでそのタイミング?というくらい不思議なタイミングで告白されて、私はまだ小学校低学年だったと思うので

それを聞いて「お父さんが違う、ってことは、本当のお父さんじゃないからいつか今のお父さんもどっかに行っちゃうのかな?」と思ったんですね。

 

母は包み隠さず大人の事情をしっかり説明してくれたので、なんとなく言っていることはわかるのですが

子供にそれを全て理解するのは難しかったです。

 

だからシンプルに「今のお父さんはどこにも行かない?」と聞きました。

「今のお父さんはどこにも行かないよ」という返事をもらって安心して泣き止みました。

 

子供の時の私からすると、家族というのはあって当たり前のもので

お母さんとお父さんと自分がいる生活がずっと続くと思い込んでいるようなところがあって、

それが急に崩壊するような気がして怖かったんですね。

 

でも今のお父さんが突然どこかにいなくなったりしないのであれば

今の父親と血が繋がっているかどうか、ということは大した問題ではない、と思いました。

 

子供なのになんでそんな風に思えたのかわからないですが、子供って親が思っているより案外大人なのかもしれません笑

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その後の生活に変わりはなかった

 

両親は結構心配していたみたいですが、

父親が違う、という告白を受けても生活が大きく変わることはありませんでした。

 

これは母がしっかり今の状況を説明してくれたからかもしれません。

血は繋がっていない本当の父親ではないけど、急にいなくなることもないし、彼は父親として存在してくれている、という話です。

 

なので私からすると「この人とは血は繋がってないんですよ」と突然言われただけで

他には何も変わるものがありませんでした。

 

家族の態度がギクシャクすることもなかったし、血が繋がってないからといって突然父親のことを「この人は父親じゃない」と敵対視するようなこともなかったです。

 

小学校低学年、というと確かにカミングアウトには早い気もするかもしれませんが

私が2歳くらいの頃から一緒にいたそうなので、ちゃんと家族としての信頼関係はもうできあがっていた、ということですね。

 

カミングアウトされたところで「ずっと嘘をつかれていた」とも思いませんでした。

 

もう本当に、「本当の父親じゃないから、という理由で突然いなくなってしまわないか」ということだけが心配で、それ以外のことにはあまり考えが及びませんでした。

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本当の父親に会いたいとは思わなかった

 

頑張って連絡をとったら本当の父親にも会うことができる、と言われたのですが

本当の父親に会いたい、と思ったことは今まで一度もありません。

 

カミングアウトを受けた時も、そして今も変わらない気持ちですが

本当の父親にあまり興味がわかないんですよね。

 

そもそも会って何を喋ったらいいのかもわかりませんし、せいぜい興味があるとしたら「どれくらい顔が似てるのか?」くらいじゃないでしょうか笑

 

なので本当の父親、というものに会ってみたい、という気持ちはわきませんでした。

これも母が「会いたいなら連絡とることもできるよ」と提案してくれたからかもしれません。

 

自由に選ぶことができる上でしっかり考えて、「別に会いたくないな」と思ったので、

その時の気持ちのまま、今も本物の父親に興味がわくことがないのだと思います。

 

そもそも母と折り合いが悪くなって離婚したのが本物の父親なら、多分自分とも合わないだろう、と思いましたしね。

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知らないより知っている方がいいと思った

 

大人からすると、小学校低学年の女の子に「あなたのお父さんは血が繋がってる本当のお父さんじゃないんだよ」というカミングアウトをするのは酷だ、と思うかもしれません。

 

でも私は、子供の自分に隠さずにカミングアウトしてくれてよかったな、と思っています。

 

それは子供とか大人とか関係なく、私を一個人として尊重してくれていた証だと思います。

 

これが高校生、大学生になるくらいまで隠されていたら、

それこそ「ずっと嘘をつかれてきた」と感じていたかもしれません。

 

子供には心配をかけたくない、と思ってカミングアウトを先伸ばしにする人もいるかもしれませんが

少なくとも私は、小学校低学年という比較的早い段階でカミングアウトをしてもらえてよかったと思っています。

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では今日はこのあたりで。

ABOUT ME
佐藤まんぼう
職業:稼ぐニート(♀)。ごく小さなストレスでも与えてはいけない。ストレスに弱すぎて会社もバイトも辞めて稼げるニートになりました。