水の都ベネチアの一番の観光名所と言ったらサンマルコ広場だと思います。
やっぱり圧巻というか、日本では見られない景色だし
すごい建築だし、行った時は感動しました。
行った「時は」とはどういうことじゃ?
・・・・・・
そしてこのサンマルコ広場にあるカフェ「フローリアン」ということろが
なんと「世界最古のカフェ」なんだそうで、
私たちが日常的に飲んでいる「カフェラテ」はこのフローリアンが発祥らしいんですよね。
すごい。
でもね、私ここに行ってちょっとがっかりしちゃったんです。
確かに内装も綺麗だったし、素敵なカフェだったけど、
現地の人の生活レベルに合わせるくらいゴリゴリにベネチアを観光した私にとっては「観光地化されすぎ感」が否めなかったんですよね。
内装は素晴らしかったよ
フローリアンができたのは「1720年12月29日」のこと。今から300年くらい前ですね。当時と場所は変わりませんが、当時の店名は「アッラ・ヴェネツィア・トリオンファンテ」という名前でした。
すごく長い名前ですね笑
その後創業者の名前である「フロリアーノ・フランチェスコーニ」からとり、フローリアンという店名になりました。
確かに外観も素晴らしいし、惹かれるものはある。
窓から覗き込んで見ても、なんだか素敵なカフェタイムが流れているように見える。
天井や壁、至るところまで装飾が綺麗で
そこに真っ赤なソファが映えています。
これが世界最古のカフェなのかぁ…と確かに感動はしたんですよ。うん。
日本人がいっぱいだよ
でもね、窓の外から店内を見てる時から薄々感じてはいたんだけど
日本人とかアジア人がいっぱいいるんですよね。笑
しかもみんな恐る恐るって感じで妙に緊張感があるんですよ。
海外だからなのかな〜
あれ!アジア人ばっかりじゃん!と思いました笑
結構海外旅行も何度も行っていて、地元の人が通っているようなお店とかにもよく入る観光の仕方が私は好きなので
正直日本人やアジア人がいっぱいいるフローリアンの店内は少し居心地が悪かったです。
ヴァポレット……ベネチア観光はちょっと難しくてもヴァポレットに乗った方が絶対いいよで紹介したヴァポレットという現地人も使う水上バスには全然日本人がいなかったのに、
フローリアンにはものすごい数のアジア人、日本がいる。
なんだろ、ツアーで来ちゃった感?笑
私はツアーが大嫌いなのでね。
せっかく個人旅行で海外に行くなら、日本人が全くいない、みたいな
そういう異世界感を楽しみたいんですよ。
共感してくれる人いるかなぁ?笑
関連記事:海外旅行にツアーで行くメリットもあるけどしんどい事が多い。
値段が高い割に美味しくないよ
さて、実際に注文してみました。
今回は北イタリア生まれのデザートで、日本人にも馴染み深いティラミスを注文。
もちろんカフェラテもね!
そしたらこんな感じで来ました。
うん、素敵!
でもカップとコーヒーと熱湯とあっついミルクと別々できて
自分でカップに注ぐ感じだったんですよね
さらにその持ち手がめちゃくちゃ熱いという地獄。
いや本当に火傷レベルで熱いの。
そういうめんどくさいことしたくないので、できればカップに注いできて欲しい…
まぁ2杯分くらい楽しめたのでお得ではあったと思うんですが。
そしてティラミス!
一口目はめっちゃ美味しい〜〜!!!って思ったんだけど
なんか思っているティラミスよりも濃厚でたまごっぽくて、見た目も黄色い。
食べ進めて行くうちに「重たいな〜」ってなってきたんですよね。
結果、あとでもたれちゃったんですよ。
お会計は一人3500円くらい。
みなさんも「え?」って思いましたよね?笑
コーヒーとティラミスだけでそんなするの!?っていうくらい高い。
なんだかな〜ちょっと納得いかなかったですね〜笑
この値段出すなら日本で帝国ホテルのカフェに行った方がいいよ。
帝国ホテルも同じくらいの値段設定だけど、確実に何食べても美味しいし、めちゃくちゃ居心地いいから笑
ということで、
建物は素晴らしかったけど、観光地化が激しく、
フローリアンはあまりおすすめではないです。
美味しいコーヒーとケーキを食べたいなら帝国ホテル行ってください笑
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外から見るだけで十分かなぁ…
海外旅行でローカル感を感じたい身としては
サンマルコ広場は確かにすごかったけど、観光地臭がすごいし日本人もいっぱいだしで
どちらかというともっとニッチなアカデミア橋(美術館に行った時の記事→ベネチアのアカデミア美術館に行ったんだけどちんぷんかんぷんだった話。)周辺とか、
サンタルチア駅の方のゲットー(撮影禁止で、荷物検査までされたりしましたが笑)とかの方が面白かったですね。
ちなみにサンマルコ広場に関しては動画にもしているので見て欲しい。
あとトリップアドバイザーとかで調べて
観光ブックに載ってないようなお店に行くのも楽しかったです。
ベネチアのバールでおすすめのお店を見つけちゃった!初めてのバール体験記でも書いたベネチアのバールなんかもすごく面白かったです。
観光ブックは地図とかその地域がどういう地域なのか、ということを知るには良いツールだけど
観光ブックに書いてあるお店にそのまま行くとベネチアではぼったくりに合うし
いい店に辿りつけないんだな、と感じました笑
関連記事:ベネチアでおすすめのホテルは間違いなくアマデウスなのよ
では今日はこのあたりで。