※こちらはオランダの性風俗に関する記事で、一部過激と感じられる写真もあります。苦手な方は読まないでください。
オランダ、と聞いたら何を思い浮かべますか?
やっぱり
- 麻薬
- 風俗街
っていうイメージが強い人が多いんじゃないでしょうか笑
確かに街中でも大麻がたくさん売られていて、ぎょっとすることがたくさんありました笑
これ全部大麻商品ね。笑(→アムステルダムに行ったら大麻の臭いがわかるようになった!簡単に手に入る恐ろしさ。)
置いてあるのは普通のお土産屋さんです。CANNAVISというお店が中心ですけどね。基本的には。
そんな危ない雰囲気のあるオランダですが、観光名所ともなっている飾り窓地区(風俗街)に行ってみました。
ベルギーやドイツ等のゲルマン諸国にはよくある形式なんですよ。
女子なのであくまで観光ですが、思っていたイメージとかなり色々違うことがあったのでレポートしていきたいと思います。
平和な雰囲気が漂っていた
こちらがアムステルダムの中でも有名な観光名所である飾り窓地区。
残念ながら働いているお姉さんたちの写真は撮ってはいけないので(プライバシー的に当たり前っちゃ当たり前か)、ちょっと紹介できませんが、遠目から撮った写真がこんな感じ。
赤く照らされている全身が映るSHOWウィンドウのようなところになかなかに肌色が多めの衣装のお姉さんたちがマネキンみたいに立っていて
窓を開け閉めしたりノックしたりして誘ってくる感じでした。
どうどう〜〜〜???
カーテンが閉まっている窓は「現在使用中」ってことらしいです。使用中ってのが生々しいですよね。
歩いていてちらっと奥が見えることがありましたが、とても狭いスペースに簡易的なベッドが置いてある感じでした。
うーん生々しい…笑
ただこの地域には普通にカップルとか観光客が遊びにきていて、「すごいねー!」みたいなことを言いながら結構楽しんでるんですよね。
もっとダークな感じで、大阪の飛田新地みたいな感じになってるのかな、と思いきやかなりオープンな雰囲気でした。
これはお国柄なのかな、と思ったんですよね。
日本ってどうしてもそういうセクシャルなことはいけないこと、みたいな風潮があるじゃないですか。
でも海外だと「きちんと知識を身につければとても良いことだ」みたいな感じがあるのかなぁ、と。
道行く人もハッピーそうな感じがして、
むしろアムステルダムの入り組んだ路地を夜に入っていくよりもよっぽどこの飾り窓地区の方が平和じゃないか、と思ったくらいです。
関連記事:アムステルダム中央駅(セントラル)は危険?実際に歩いてみた感想を書いていく。
大人のおもちゃのお店もかなり平和
大人のおもちゃが売っているお店も飾り窓地区内に結構あるのですが、
こちらもかなりオープンな雰囲気。
薄暗い店内かと思いきやピカピカの店内で全然いやらしくない笑
売ってるものはいやらしいんだけどね笑
結構女の人も入ってて、「これやばくなーい!?(キャッキャ)」みたいなテンション感が面白かったです。
日本だったらそういうところカップルで行っても彼女側は絶対恥ずかしそうにしてると思う。いや、彼氏側も恥ずかしがるかも。むしろそういう店に行ける人の方が少ないかも。笑
残念ながらお店の中はどこも撮影NG。
まぁとにかくピンクな商品がいっぱいでした!笑
でも全然嫌な気分にはならなかったよ!
なんか怖いと感じたら、こういう店に入っちゃえば平和を取り戻せるかも、って思ったくらい。
関連記事:アムステルダムの治安は大丈夫?実際に現地で感じたこと。
レッドライトミュージアムにも行ってみた
飾り窓地区にはレッドライトミュージアムもあります。
PROSTITUTEという単語は売春、という意味。この博物館でよく出てくる単語です。
飾り窓地区で働く女性の裏側を知ることができるミュージアムで、できればアムステルダムを訪れたら見て欲しい場所かな。
飾り窓の奥にどんな世界が広がっているのかが見られるようになっているのですが、ベッドがかなり生々しい。
一番生々しいのはこのベッドの端に置いてあったスマホですね笑
充電しながら置いてある感じがすごいリアル。
働く女性たちのケア商品が置いてあったり
下着類が置いてあったり
うーん、こういうものもあるのか…すごいなぁ。
こちらはもう少し高いお部屋なのかな。ベッドが広くて豪華ですね。
ちゃんとセキュリティの部分も展示してありました。
オランダの法律で売春は違法ではありません。
でもだからこそ、ちゃんとシステムとして成り立っていて、こういうセキュリティもしっかりできるんだと思います。
最近はこの飾り窓地区の規制を強化したり、売春を違法にするかどうか、という論争も上がっているそうですが
逆に売春自体が違法になってしまうとここで働いている人たちは暴力や踏みたおしなどの違法行為にさらされる危険度が上がる、と働いている人たちは考えているみたいです。
実際に働いている女性たちのコメントがミュージアムの最後に展示されていました。
他の国から出稼ぎ的にここに働きに来ている女性も多く、「早く帰りたい」というような悲痛な叫びも見られます。
それでも中には「この仕事に誇りを持っている」というようなコメントもあったりしましたね。
必ずしも悲痛な叫びだけではない、というのが印象的でした。
関連記事:アントワープ観光!フランダースの犬で有名なアムステルダム大聖堂に行ってきた!
初めて訪れたオランダ アムステルダムの飾り窓地区だったけど、
日本にはない歓楽街の雰囲気と、思ったよりもセーフティな感じがとても楽しかったので
ぜひ観光で訪れてみて欲しい場所だな、と感じました!
帰りはNamKeyという中華でご飯を食べてから帰りました。
では今日はこのあたりで。