先日オランダのアムステルダムに遊びに行ってきたのですが
やっぱり一番書きたいのは大麻のこと。
あ、このブログは大麻を推奨するブログではないことを最初に言っておきますね!
日本では考えられないことだけど、オランダではソフトドラックの使用が認められており
一定の条件下において所持・使用することができるようになっています。
自分が旅好きなのもあって、クレイジージャーニーとかYouTubeでジョーブログを見たりするんだけど
ゴンザレスとかジョーくんはどうして「大麻だ!」って臭いでわかるんだろうなぁ?っていつも不思議に思ってました。
しかーし!!!
今回の旅行で私も大麻の臭いがわかるようになってしまったんですよね…
アムステルダムは3歩歩いたら大麻の臭いがするんじゃないか、っていうくらい、街のあちらこちらで大麻の臭いがするんです。
COFFEE SHOPという罠
アムステルダムを調べるとすぐに出てくると思いますが、「COFFEE SHOP(コーヒーショップ)」と書かれているお店は
国が大麻の販売や提供を認めているお店のことを指します。
普通のカフェじゃないんですよねw
街の至るところに、それこそカフェ並みの店舗数のコーヒーショップが立ち並んでいて、
そこから大麻の臭いがしているのがアムステルダムです。
事情をあまり知らない旅行者が間違ってコーヒーショップに入ってしまうこともよくあること。
よく見ると、「SMOKEY」というカフェらしからぬ文言が入っていますが笑
知らないうちに、自分の意思ではなく大麻を摂取してしまう可能性のある国、ということなんですよ。こわぁ
中には面白半分で旅行者が試したりすることもあるようですけどね。
当然、日本人は日本の法律で裁かれますからオランダで吸うのもダメなんですけどね!
私は絶対嫌だなぁ。だって体に悪いということがわかっているものなわけですからね。
一度くらいは大丈夫なのかもしれないけど、依存度の高いものだし、もし「やめたいのにやめられない」なんて状態になってしまったら本当に嫌です。
当然ですが今回の旅でも誤って摂取してしまわないように最善の注意を払いました笑
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大麻チュッパチャップス!?
さて、驚いてしまいましたよね。いや、何かわからないとそうでもないのか?
見てぇええええええ
これお土産とか売ってる普通のお店です。笑
値段も2.99ユーロなので400円くらいで売ってる大麻入りのチュッパチャップスみたいなやーつ。
大麻チャップスやぁ!
本家のチュッパチャップスとは似ているようで全然違う〜笑
街中でこれっぽいものを舐めてる人がいましたが、やっぱりその人が通った後ろを歩いてたら大麻臭かった…
カルチャーショックがすぎるよ〜〜〜〜
でもこんなに簡単に大麻が手に入っちゃうんですよね。
しかも安くないですか?
大麻ってもっとめっちゃ高いものなのかな、って思ってました。
合法になって普通に流通するようになるとこういう価格になるんですね。つくづく日本では考えられないことです。
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可愛いお菓子に混ざって…
わぁ!可愛いお菓子やケーキー!おいしそーーー!
と思ったら…ん…?
ってスペースケーキィイイイイイイ!!!
大麻のマーク書いてあるぅううう!!!
このスペースケーキというのは多分愛称で、大麻が入っているパウンドケーキみたいなやつの総称なんだと思います。
よくよく見たらいろんなお店で売ってました。
本当に「チョコボール」くらいのテンション感で置いてあったよ笑
でもね、こんな感じで普通の美味しそうなケーキとかと一緒に並んでるんですわ。
もう誰を信じたらいいの状態。
正直アムステルダムではどのお店に入っていいのかわかりませんでした笑
trip adviserでお店の検索をしても、口コミに「このお店はコーヒーショップではないですか?」と書いてあるような始末。
みんな怖いんでしょうね笑
でもこんな風に置かれたら、どれに大麻が入っているのかわからないよね。
ということでビビりな私はアムステルダムでは有名なハンバーガー自販機のあるSmullersでハンバーガーばっかり食べてました。
アムステルダムでハンバーガーの自動販売機発見!Smullersが美味しかった!という記事で詳しく紹介しています!
さすがにこれには入ってないじゃろ、ということでね。こればっかり食べてた笑
アムステルダムにはマクドナルドもありますが、結構混んでるのでこちらの方がおすすめ。
上に表示されている金額分のコインを入れると扉が開いてハンバーガーを取り出せます。
味も美味しいよ。
大麻の臭いの特徴
実際大麻がどんな臭いなのか、というとですね
「ゴム」
って感じの臭いです。
ちょっとスーッとするシトラスな抜け感があるゴムみたいな臭い。
こればかりは一度嗅いでみないとなかなか伝わらないと思いますが、アムステルダムに行ったらすぐにわかるようになると思いますよ笑
コーヒーショップの目の前通る度にこの臭いがブワァってっするので。
多分私はこれから、大麻やってる人のことが臭いでわかると思います笑
オランダの大麻使用率と合法化の背景
コーヒーショップの前だけでなく、街中を歩いていても駅のホームでも大麻の臭いがぷ〜んとくることがよくあるので
実際どれくらいの人が大麻を使用しているんだろう、と思い調べてみました。
ウィキペディアにこんな文章が…
若年男性のうち少なくとも月に一度は大麻を使用する者の割合は、オランダは9.7%
結構高い数値だなと思いましたが、実はスペインやイギリス、フランスに比べると数値的には劣ります。
とはいえ全体の半数以上が大麻経験者という統計もあったので、使用頻度の差はあれど
二人に一人は大麻をやったことがある国、ということになります。
オランダの飾り窓地区に行ったら、オープンすぎて意外と平和だった話という記事で紹介した「飾り窓地区」という大人な地域付近は特に匂いが強かったな〜!
そもそもオランダはヨーロッパの海上貿易の玄関口的な役割があり、大麻の出入りが激しい国だったそうです。
それを規制すると闇市場に出回るようになるし、完全に排除するのは難しいから
条件をしっかり設けて合法にしよう、ということで大麻が合法化されたのだとか。
国としては合法化した方が税収も増えるしね?
そのためハードドラッグとソフトドラッグは明確に区別されており、
大麻はソフトドラッグなので、みんなタバコ感覚で吸っている、という感じのようでした。
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街の均衡を保っているのかもしれない大麻の存在
アムステルダムに行ってみて、実際にその雰囲気や街の様子を体感してみると
大麻のことについても知識欲がわいてきて、色々調べてみました。
薬物ってハイになっておかしくなっちゃうんだろう、と思ってたけど
どうやら大麻は抑うつ剤的な役割も担っているようで、精神的に病んでしまっている人が落ち着くために使用している、というケースの方が多いようです。
全部ハイになるものだとばかり思っていました笑
確かに医療の現場でも大麻が利用されていることはありますもんね。
そう言われて見てみると、オランダは日照時間も短いですし全体的に暗い感じのする男性が多かったな、と思いました。
なぜか女性は気長で優しくて陽気な人が多かったんですけどね笑
男女でバランスとってるのかな。
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ソフトドラッグが合法化されているからこそハードドラッグにいかなくて済んでいる、もしくは凶悪な犯罪に手を染めずにいられる、という人も確かにいるのでしょうから
大麻合法化が絶対に悪いというわけじゃないのかもしれません。
それでも道を歩いているとぶつぶつ呟いている人がいたり、なんだか落ち着かずに体をゆすったりむしったりしている人がいたりして
怖いなぁとは思ってしまうもので、
今回はかなり気を緩められない海外旅行となりました…!
まぁ日本とは違うからいつも海外旅行は気を引き締めているのですが
それでも今回は警戒度マックスって感じでしたね笑
次はちょっとアジア旅行を挟みたいな、と思ったくらいですw
アムステルダムに旅行に行く際はコーヒーショップとスペース商品に気をつけてください!笑
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