先日オランダのアムステルダムに遊びに行って来たのですが、
せっかくだから列車で移動することができるベルギーのブリュッセルも見に行こうということで
アムステルダムとブリュッセル間を列車移動し、どちらも観光してきました!
その時の移動手段として使ったのが「タリス」という高速列車です。
チケットの買い方
日本にいながらチケットを購入することができるレイルヨーロッパ というサービスがあります。
今回の旅行で一番不安だったのがアムステルダムからブリュッセルの移動だったので、日本を発つ1ヶ月ほど前からこの列車のチケットだけはとっておいたんですよね。
しかし正直、これが大失敗!!
実はこのレイルヨーロッパ はアフィリエイトがあるせいもあってか
アムステルダムからブリュッセルの移動手段で調べるとこのサービスを紹介しているブログがいっぱい出て来ます。
本当に使ってみて紹介してるのかなぁ…
そういうブロガーは嫌いだぞ!笑
まんまと騙されてこれで買ったんですけど、
予約完了メールには「直行便」って買いてあったのに送られてきたチケットはなんと「往路で3回も乗り換えがあるチケット」でした…
実はチケットに対して不信感があったので、アムステルダムのスキポール空港に着いた時に
チケットサービスで「このチケットちゃんと使えますかね?どのホームですか?」と聞いてみたんですね。
オランダの受付の女性はだいたい優しくて、この受付でもおばちゃんがすごく丁寧に対応してくれたんですが
「こんな複雑なチケットどうして買ったの?」と言われましたw
むしろここで3回も乗り換えがあることが発覚した感じです。
この話はちょっと色々あったので別記事で書こうと思いますが、
とにかくこれからヨーロッパの列車移動をしようとしてる人は、レイルヨーロッパ 使わない方がいいと思う。
結局新しいチケットをその場で買いなおしました。
料金は二人で1等をとって、アムステルダム〜ブリュッセル間を往復、
429ユーロ、とかだったと思います。
かなり高い!日本円で56000円くらいです。(1ユーロ130円計算)
一人往復28000円…まぁ新幹線だと思えばそんなもんかぁ。
ヨーロッパパスみたいなものを持ってるともっと格段に安くなるみたいでしたが、
そんなのは持ってないただの旅行者なのですごい高かった…
でもこういった列車ではテロも起きやすいらしく、
タリスでは銃乱射事件が2015年にも起きています。最近すぎる!笑
1等と2等では客層もかなり違うと別のブログにも買いてあったので、ちょっと高かったけど1等の席にしておきました。
3〜4日後のチケットでしたが現地のチケットセンターでも全然買えたので、なるべく現地でチケットを買った方がいいと思います。
関連記事:オランダの4つ星コレンドンシティホテルアムステルダムに泊まってみた!
タリスの一等席で移動
乗車券の時間と表示が違う!?
新しく買った乗車券と時刻表を見比べてみたらなぜか時刻が合わない…
怖くなって駅員さんに「このチケットはどこのホーム?時間違うけど合ってる?」と何度も聞いてしまいました笑
どうやら列車が遅刻することも日常茶飯事らしく。
アムステルダムでもブリュッセルでも、駅が広くてホームもいっぱいあるし、電光掲示板見ても時間が変わってたりするので
移動の時は駅員さん捕まえてチケットを見せて、どのホームから出るのか聞くのが一番安全です笑
ゆったりした座席
座敷は2:2で向かい合っている座席や1:1で向かい合ってる座席、普通の前だけを向いている座席などありますが、
一番の特徴はテーブルがあって、コンセントもあって、ゴミ箱もある、という点でしょう。
テーブル横にはランプもついてます笑
やっぱり1等にしてよかった…
シートも角度が調整できるようになっているし、何より少し曲線を描いているシートは包み込まれる感じがして気持ち良いんですよね。
海外じゃ移動中に寝ないようにしないといけないのに、ついつい少し眠気が襲ってくるシートです。
WiFiも使えるよ
タリス車内ではWiFiも使えます。
ちょっと英語じゃないからわかりにくいですが、「SE CONNECTER AU WIFI」ってやつが「WiFiに接続する」ってやつでしょう。
押したら接続できました笑
鈍行列車はダメでしたが高速列車はだいたいWiFiが使えるようになってます。
売店もある
ブリュッセルからの復路ではちょっとタリスにも慣れ、車内の売店にも顔を出して見ました。
席が並んでいる車両と違って、売店のある車両は少し広々とした空間になってて気持ち良いです。
ここでサンドウィッチを頼んでみました。たしか1000円くらいした気がする。高い…笑
正直あんまり美味しくなかったな〜
ケチャップ自分で塗って味付けしなきゃいけない感じ。
ちゃんとトースターで焼いてくれてるので温かいんですが、チーズとハムと葉野菜を挟んだだけでモッソモソでした。
水分奪われる…
タリスは1等席だとご飯が出るって聞いたんですが、
なぜかアムステルダム〜ブリュッセル間では往路も復路もご飯出ませんでした。
この区間は出ないのかなぁ…悲しい。笑
トイレは臭い
トイレは無料で使えるけどかなり刺激臭がして臭かったです。
できれば使いたくない。
日本の公園の公衆トイレ以下レベルですね…
関連記事:ベルギーにはルパンという名のスリがいた。
日本では見られない不思議な景色が見える
この移動で日本では見られないようなすごい景色が見られました。
落書き、落書き、落書き…!
カラフルな落書きだけどどこか不気味でなんとなくマイナスなオーラがあります。
アムステルダム北駅とか、国境付近はちょっと治安が良くないところもあるので
そういうところを列車の中から見られるのは貴重でしたね。
身が引き締まります。
国境越えはあっけなかった
ちなみにアムステルダム〜ブリュッセル間は国境を越えることになりますが
特に何もありません。
パスポートも見せないし、チケットの確認はあっても他に何か確認されることはないんですよね。
それもまた不思議な感覚。
EU圏だとこんなにあっさり国境越えできるものなんだな〜と肩透かしを食らった気分です。
マレーシア〜シンガポール間とかは結構ちゃんと検閲あったんだけどなぁ。
ヨーロッパは国同士の行き来もしやすいので
旅行の際はぜひ複数の国を回ってみてください!
関連記事:アムステルダムに行ったら大麻の臭いがわかるようになった!簡単に手に入る恐ろしさ。
では今日はこのあたりで。