先日初めて愛媛県を訪れてみました。
海外だけでなく国内も色々見て回っているのですが
同じ日本国内でも異世界に感じるほど、県民性というものがあって、その地域によって住んでいる人たちの雰囲気って結構違うものなんですよね。
愛媛は地区によっても県民性が異なる、と言われているようですが
今回は松山・今治周辺を観光してみて感じた愛媛の県民性について書いていきます。
真面目そう
まず第一印象として一番最初に思ったのは、
愛媛の人って真面目そう、でした。
東京で個性的な人を見すぎているせいでしょうか笑
愛媛の人はみんな足並みが揃っているというか、スーツ一つにしても「外れた格好」をしている人がいなかったんですよね。
みんなしっかりスタンダードなスーツを着ている感じ。
仕事にしても、真面目に働いている方が多かった印象です。
地方だと東京とのスピードの差にびっくりすることが結構あるんですよね。
東京はやっぱり人が多いので、「人をさばかなきゃ」という気持ちで仕事をしている人が多いんだと思います。
どこに行っても、東京のスピード感に慣れていると「ゆっくりしているな」と感じるものですが、
愛媛ではそこまでそれを感じませんでした。
システムとして、
例えば電子マネーが使えないところが多い、とか、人手が足りていない、とかで
どうしても行列ができてしまったり待ち時間が長い、ということはありましたが
仕事がゆったりしている人はあまりいませんでした。
これが真面目に働いている人が多いんだな、と感じた大きな理由ですね。
高齢者が多い
テレビCMを見ていて思ったのですが、
葬儀や介護に関係するCMがものすごく多いんですよね。
さらに葬儀屋さんなんかも街で結構見かけました。
もしかして…と思ってあとで調べてみたのですが、愛媛はここ最近ずっと人口が減少の一途を辿っているようです。
2011年には「介護・看護時間ランキング」で1位となっているのが愛媛なんですよね。
全体的に街が高齢化に悩まされているんだな、と感じました。
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運転はせっかち
実は愛媛は自転車・バイクが多く、バイク・スクーター普及率ランキングは2009年に2位となっています。
それと同時に、自転車の交通事故死亡者数ランキングで2016年に2位となっています。
街を歩いていてもバイクや自転車の数がとても多く、
だからと言って道が広いか、というとそうではなくて、道が広いところから急に狭くなっているところもあって、
事故が多そうだな、と感じました。
そして一番怖く感じたのが、運転がせっかちだ、ということです。
ちょうど愛媛に行く前に岩手県に行っていたのもあって
岩手県はかなり運転が優しく、歩行者に結構道を譲ってくれる人が多かったので、そのギャップに驚きました。
ギリギリでも行けそうなら突っ切る、という感じがあって
これは交通事故が多そうだな、と思って調べてみて出てきたランキングがさっき紹介したランキングです。
やっぱり地域によって運転の性格みたいなのはある気がしますねぇ。
今後免許をとって地方でも運転しようかな、なんて考えてたんですが、ちょっと怖くなります笑
地方ではレンタカーや、県外ナンバーだと威嚇される、ということもよくあるみたいなので。
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保守的
全体的に、新しいものを取り入れようという動きがあまりないのかな、と思いました。
松山市内の観光地を回ることができる路面電車にも乗って道後温泉に行ってきたのですが、
ちーんと鳴るレトロな車両ばかりかと思いきや、中には最新っぽい車両もあったんですよ。
車両の中にデジタルサイネージがあるようなかなり最新の車両なのに、
運賃160円、おつりはないように用意しなくてはいけない。
伊予鉄のカードは使えるみたいなんですが、他の電子マネーには対応していない。
この時点ですごく内輪に閉じてる感じがする。
さらに地元の人でもあまりカードで払っている人はいなくて、ほとんどが現金払い。
そして両替をした上で現金払いする人が多いから降りる時はたった十数人程度なのに長蛇の列。
これにはとてもびっくりしました。
全体的に新しいものを取り入れるという風潮がなく、愛媛の県民性としては保守的な一面があるのかなぁと感じましたね。
蛇口からみかんジュース、などがあったりしてみかんの生産が有名だったり
道後温泉や今治のタオルなどもある愛媛県。
面白いところもたくさんありますが、東京人からすると驚きの県民性も結構ありました。
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では今日はこのあたりで。