ドバイ、と聞くと日本からは想像できない国に感じる人も多いと思います。
私も今回初めて中東に行ってきたのですが、本当に街並みも歩いている人も、匂いもお料理も何もかもが新鮮に感じました。
私がドバイに行ったのは7月だったので、ドバイの夏真っ只中で、実は観光にはおすすめできないシーズンです。
日本には四季がありますが、ドバイは夏と冬の二つの季節しかありません。
高温多湿な気候が年中続き、夏場はなんと60度を超える日もあります。もちろん摂氏ですよ!笑
私が7月にドバイを訪れた時も、毎日40度超えの天気が続いていて
雨は一度も降らなかったのに、湿度は100%近くあって、外はものすごく息苦しかったです。
熱中症対策
とにかく熱中症対策と言われるものは全てしました。
帽子
帽子はツバが広いものを選んだ方がいいです。
全方向から直射日光に照らされるので、キャップなんかだと耳や首が焼けてしまいます。
ただ帽子に熱がこもりやすくもなるので、非常事態の時は帽子よりもスカーフなどを掲げる方がいいかもしれません。
実際炎天下の中で歩いてみましたが、帽子の中が蒸れて、頭がぼーっとする感じがありました。
帽子はあった方がもちろんいいのですが、熱がこもりすぎても危険です。
サングラス
サングラスは必需品です。
日差しが強いため、屋外から屋内に入った時に、必ずと言っていいほどめまいがするんですよね。
なのでめまい防止のためにもサングラスはしておいた方がいいです。
水・塩分・糖分の摂取
お水はこまめにとるようにしましょう。
私は5分の屋外の移動だけでも500ミリリットルのペットボトルのお水をほとんど飲んでしまいました。
本当に水分をちゃんととるかどうかは死活問題になってきます。
日中、外を歩き回るのであればペットボトルは2本持って行った方がいいでしょう。
日本と違ってコンビニがいっぱいあるわけでもないので、外出先で飲み物を手に入れられないこともあります。
また、汗と一緒にミネラルも出て行ってしまうので、塩分もしっかり一緒にとるようにしましょう。
ちなみに私も軽く熱中症になってから気づいたのですが、汗がいっぱい出たあとは塩分だけでなく糖分もとった方がいいです。
普段甘いものはあまり食べないのですが、ドバイに行ったらものすごく甘いものが食べたくなったんですね。
糖分は塩分を吸収するのを助ける働きがあるらしく、塩分だけでなく糖分も同時にとるようにするといいです。
体を冷やすのに、水で濡らしたタオルなどを首に巻いておくのもいいでしょう。
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屋内はクーラーで寒い
ドバイは外は暑いのですが、屋内に入るとクーラーがガンガンに効いているのでとっても寒いです。
荷物にはなってしまいますが、長袖のカーディガン、もしくは夏用の薄手のパーカーなどを持参した方がいいでしょう。
外は40度超えなのに、屋内はクーラーで20度代。
体が調節をうまくできずにおかしくなってしまいそうな環境なんですよね。
私はユニクロでUVパーカーを買って持って行きました。
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肌の露出が厳禁なところも
ドバイはイスラム圏なので、女性は基本的に肌を出すのが禁止されています。
ムスリマ(イスラム教の女性)はヒジャブ、と呼ばれる布で髪やうなじが隠れるようにしており、
中には目元と手くらいしか肌が見えていない、という人も結構います。
最初は結構この光景が怖くて、全身黒い布で覆われた女性が近くを通ると緊張が走るものです。
ですがこれも現地の文化です。
モスクなどの伝統的な場所では肌が露出していることによって入館を断られることもあるので、大判のスカーフがあると重宝するでしょう。
ただ実際に行ってみた感じだと、ヨーロッパ系の観光客も多く、肌の露出なんて全く気にしていない、みたいな人も多かったです。
ドバイは観光客が多いので、イスラム圏の中でもかなり寛容な方なのだと思います。
ただ観光客であっても、道中でカップルがキスやハグをしていて逮捕された、というような話もありますので
現地の文化を理解した上で観光することが大切でしょう。
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ドレスコードが必要な場所も
ドバイでは五つ星以上の七つ星のホテルなどもあり
ゴージャスな場所がたくさんあります。
それに合わせてドレスコードの指定がある場所もありますので、もし旅行の中にそういった場所に行く予定があるのであれば
一着はちゃんとした服装を一式揃えておくといいかもししれません。
男性はジーパンもNGなところがあります。
サンダルはもちろんNG。
ジャケットと衿つきのシャツを用意しましょう。
女性はワンピースにカーディガン、という服装が一般的ですかね。
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ドバイに行く時は服装で体温を調節できるように、
また現地の文化も理解しておくことが大切です。
では今日はこのあたりで。