これからどんどん仕事がなくなっていく。
それはきっと多くの人がもうすでに感じ始めていることだと思います。
あなたの仕事は大丈夫でしょうか?
仕事がなくなるなんてそんな急に起こることではないだろう、と思っている方もいるかもしれません。
しかし会社は突然倒産します。
私も経験者です。
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大手企業でもリストラを簡単にする時代になってきました。
10〜20年後、現存する仕事のうちの約47パーセントの仕事がなくなると言われています。
オズボーン氏の論文『雇用の未来』の中で「これから消える仕事」について論じられているものを見ると、
「ああなるほど、なくなりそうだ」と感じるはず。
ではどんな仕事がなくなり、どんな仕事がなくならないのでしょうか?
時代の変化に流されない仕事とはどんな仕事なのでしょうか?
今回はそんなことについて話してみたいと思います。
なくなる仕事の特徴
まずこれからなくなるであろう仕事の特徴について話してみたいと思います。
今就いている仕事がなくなるのかどうか、転職を考えたほうがいいのかどうか、考える指標にしてみてください。
低賃金な仕事
わかりやすい指標としては低賃金な仕事、というのがこれからなくなる仕事と言われているものです。
具体的に言えば、年収500万円以下の仕事はなくなると言われています。
これはどういうことか、というと低賃金な仕事はそれだけ誰にでもできる仕事である、ということなんですね。
どれだけ崇高で大変な仕事だったとしても、誰でもできるロボットに代替されてしまうような仕事は人間の仕事ではなくなってしまうのです。
特に研修も長くかからないような仕事は誰にでもできる仕事であり、
それはロボットにもできる仕事、ということです。
わかりやすい例で言えば、スーパーやコンビニのレジの仕事ですね。
これは考えてやる作業ではないのでロボットでもできてしまう仕事なわけです。
すでにコンビニのレジでロボットが試験的に導入されているところもありますし、セルフレジのあるところもありますよね。
私が先日、オランダのアムステルダムに行った時には、レジというシステム自体が既に消えつつあって、ほとんどが自動レジになっていました。店員さんの数は日本より明らかに少なかったのです。
このように低賃金な仕事、というのは誰でもできる仕事、ということですからなくなる可能性の高い仕事なのです。
ただ、自分の仕事の頑張りに対して必ずしも相応の報酬がもらえているか、というとそうでない場合もあります。
今の自分のキャリアで、どれくらいの年収をもらうのが妥当なのか、ということはMIIDAS(ミーダス) で調べてみて損はないでしょう。
ミーダスでは自分の適正年収を調べることができ、同時にその年収は自分が実際に転職した時にもらえる年収となっています。
低賃金の仕事はなくなりやすい仕事ではありますが、自分が今いる会社側から適正年収をもらっていない、ということも十分にあり得るのでこういったリサーチはしておいたほうが良いでしょう。
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マニュアル化しやすい仕事
なくなる可能性の高い仕事の特徴として挙げられるのがマニュアル化しやすい仕事です。
ルーティンワークになっているような仕事がたくさんあるような場合はそれはなくなる可能性の高い仕事だ、と言えるでしょう。
ルーティンワークは楽です。しかし、だからこそ消えてしまう仕事なんですよね。
普段からあまり考えることなく仕事ができてしまうような仕事をしている人はとても危険です。
前日、夜遅くまでお酒を飲んでいたり、ゲームをしていたり、YouTubeをしていても成り立つような仕事なら、その時点で危険だと思います。
また、そういう仕事は本人にとっても楽しくない仕事でしょう。
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もちろんそういった考えることのない仕事を楽だ、と感じる人もいるかと思いますが
人間が楽だ、と感じるような仕事は結局これからはロボットでもできてしまう仕事で、なくなる仕事、ということなわけですね。
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事務作業
今すでにコンピューターを使って行っている事務作業などの仕事はプログラミングに置き換えることで自動でできるようになる仕事です。
また今までの資料から何かのデータを探したり、比較したりする仕事もまたなくなる可能性が高いでしょう。
そういった仕事は人間が行うよりも機械に任せたほうがずっと正確に、迅速に処理できるのです。
今仕事として扱っているものが紙媒体のものだったとしても、そのうちデータ化されてシェアされてロボットが簡単に取り出されるものへと変わっていくのです。
なくならない仕事
なくなる仕事の特徴について話してみましたがいかがだったでしょうか?
自分の仕事はなくなることはない、と言い切ることはできますか?
普段仕事をやっていて、何も考えずに仕事を終わらせることができるような日はありませんか?
もし自分の仕事に危機感を感じるなら、なくならない仕事について考えてみましょう。現状が楽だから、何も考えずに「この仕事を続けよう」と思っているかもしれません。
しかし、楽だから続くわけではありません。あなたの代わりにロボットが働くことになるかもしれない。それは日本にとっては労働生産性が上がって良いことでもあるんですけどね。
これからなくなることのない仕事、もしくは増えていくだろう仕事は芸術に代表されるクリエイティブな仕事です。
ロボットは精査すること、データを処理することは得意ですが、
新しいものを生み出すことには長けていません。
そこはやはり人間がやっていくべき仕事であり、これからなくなることのない仕事なのです。
自分はどんなものなら作っていけると思いますか?
どんなものなら楽しみながら作ることができるでしょうか?
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なくならない仕事に就くために
これからなくなる可能性がかなり低い仕事の代表例はエンジニアです。
ロボットに奪われるかもしれない仕事ではなく、そのロボットを作っていく側の仕事ですね。
「今更やっても遅い」と思っている方もいると思いますが、むしろ「今ならまだ間に合う」のです。
学校によっては小学校でプログラミングの授業が取り入れられ始めました。
今ならまだ、同じスタートを切ることができます。
日本は特に世界的にみてもエンジニアの少ない国なので。
働きながらでも自分の好きな時にプログラミングを勉強することがきるKENスクールはプログラミング初心者にはおすすめです。
プログラミングスキルがつけば、むしろ会社にも所属せず、フリーランスとして仕事をすることだってできるようになります。
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これからの仕事のあり方について、ぜひ今一度よく考えてみてください。
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では今日はこのあたりで。