仕事の悩み

会社の研修はだいたいが無意味だと思う。

 

新入社員として会社にあると一番最初に待っているのが会社による新人研修だと思います。

長いところだと1年単位で研修をするような会社もありますよね。

 

でも多くの人の研修内容を聞いていると本当に無意味な研修内容ばかりだし、

むしろ無難な会社員を製造するための洗脳なのではないかと思ってしまうほどです。

 

今回は会社の研修がどうして無意味なのか、

会社の研修に疑問を感じた時に考えて欲しいことについて話してみたいと思います。

 

意味のない研修

 

新入社員になって研修を受けた時に「この研修に意味はあるんだろうか?」と疑問に思ってしまうこと、かなりあると思うんです。

 

研修にもいろいろありますが、意味のない研修だと思う研修をまとめてみます。

 

研修と仕事が結びつかない

 

研修でやる内容と仕事の内容が結びつかない、ということはよくあることです。

友人は研修で「ここ数ヶ月のやる気をグラフで表してください」という謎の研修をしていました。

 

そのグラフを書くことが直接会社の仕事に関係するとは到底思えません。

 

こういう研修って結構あると思うんです。

研修を受けている時は気づかないかもしれませんが、会社で仕事をするようになってから「あの研修はなんだったんだろう」と思う人も多いでしょう。

 

結局会社側には「何時間は研修しなくちゃいけない」というような決まりがあって、

でも研修内容を考えている人が有能でない人だとそういった実際の会社の仕事内容と結びつかないような研修内容になってしまうんですね。

 

ちなみにやる気のグラフを提出した友人は会社側から特になんのフィードバックもなかったそうです。

形式的に提出すればいい、みたいなものって本当に無意味な研修ですよね。

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スライドを読むだけの研修

 

よくありがちな研修がスライドを読むだけの研修、ですよね。

スライドもやたら文字と枚数が多くて眠くなるだけの研修、みたいな。

 

そもそも座学でやるような研修って大体が意味がないと思います。

 

ちょっとした業務内容に関するテストとかならまだしも、会社の教育係が一方的に説明するだけ、といったような研修では

どうしたって研修生の頭のなかに内容は入ってきません。

 

人は実際に自分で仕事をしたり、能動的なアクションがないと記憶できないものなんです。

 

スライドをただ読むだけ、といったような研修をやっているような会社はむしろ危ない会社だと思います。

 

大きすぎる会場での研修

 

大きすぎる会場で大人数でやっている研修も大体は無意味です。

人数が多くなれば多くなるほど研修は一人一人に行き届かなくなり、会社から研修生、という一方通行になりやすくなってしまうんですね。

 

大学の講義を思い浮かべれば簡単です。

小さい教室の講義に比べて大きい教室の講義の方がゲームをしてたりお喋りしている学生が多いですよね。

 

会場が大きく、人数が多い方が、意識もそれやすくなってしまうんです。

そういったことをわかっていない会社は結構問題です。

 

研修合宿

 

研修で合宿を取り入れている会社も多いですよね。

 

もちろん同期と同じ部屋にする、などといった配慮のあるものなら、研修施設を使って研修をすることによって

実際に働くようになってからも社員同士の結束が高まり、作業効率が上がることが期待できます。

 

しかし、研修施設に泊まり込みの研修をしても、いざ実際に働く段階になってその研修では関わってない人たちと働くような場合は

そもそも研修施設に泊まり込む必要性がないと思うんです。

 

業務内容によってはチーム連携が必要ないような仕事もあるでしょう。

関連記事:個人プレーの仕事をおすすめする理由。

 

研修施設を使った研修合宿がある場合はその意味についてよく考えるべきだと思います。

 

それに意味を見出せないようなら、やっぱりその会社の研修には意味がないし

意味のない研修をしているような会社は経営的に危ないと思います。

 

基本的すぎるマナー研修

 

会社に入るとマナー研修というのは大体どこの会社でもあるかと思います。

 

でもマナーというのはもう育ちの問題であって、どんな採用基準だったとしてもマナーのいい人もいればマナーの悪い人もいるのが普通だと思うんですね。

 

そこでマナーの悪い人にレベルを合わせて基本的すぎるマナー研修をしても、時間の無駄なわけです。

 

しかも業務内容によってはマナーなんてあまり重視されないような仕事もあるでしょう。

 

一緒に働く会社員だからマナーを最低限身につけて欲しい、というならマナー研修は全体的ではなく

それぞれの教育係が気になった時に注意すればいいと思います。

 

これは仕事の研修として取り入れるべきものではなく、人間と人間の問題でしょう。

関連記事:転職をコンサルタントされた方が良い人の特徴。

 

 

研修は洗脳

 

結局のところ研修というのは新入社員を会社になじませるための洗脳だと思うんです。

 

愛社精神を育て、より新人を扱いやすくするための方法が研修なんじゃないんでしょうか。

 

ひたすら怒られる研修、なんていうのも聞いたりしますからね。

 

そういう辛い時期を乗り越えても仕事をする、ということに自信をもってもらいたい、みたいな古すぎる考えなんです。

関連記事:仕事では我慢が大事、なんてもう古すぎる

 

会社が合わない、と研修の時点で感じたら洗脳される前に転職を考えた方がいいと思いますよ。

関連記事:向いてる仕事を診断した上で転職をする大切さ

 

 

研修に疑問を感じたら

 

研修が無意味だな、と感じたり、そもそも入ってみたら仕事やそこで働く人と合わなかった、と思うこともあると思います。

 

そう思ったら早く転職をすることをおすすめします。

研修がちゃんとしていない会社は、結局将来のことを考えられていない会社ですから業績が危ないと思うんです。

関連記事:人材育成が下手な企業は潰れる

 

 

リクルートエージェントとかを使えば、年収交渉とか面接日程調整等もやってくれますし、何より業界をよく知っている人と転職をする事が出来るので、

 

こういったものを使って、転職する事だって大切な事だと思いますよ。

 

また、リクルートエージェントとかだと、未公開求人の割合も75%を超えているので、

非公開求人

 

使ってみれば良いと思うのです。

 

 

特にこれからはIT産業がさらに進んで、古い体制の会社がどんどん潰れて行ってしまう時代がやってきます。

関連記事:リストラは大企業で起こる時代?

 

本当にその会社が生き残っていくことができるのか、ということを常に考えていないと、

会社が倒産した時に会社は何も保障してくれませんし、路頭に迷うのは自分です。

 

 

では今日はこのあたりで。

関連記事:私がリクルートエージェントをおすすめする理由。

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佐藤まんぼう
職業:稼ぐニート(♀)。ごく小さなストレスでも与えてはいけない。ストレスに弱すぎて会社もバイトも辞めて稼げるニートになりました。