今は大企業でもどんどんリストラに踏み切る時代。
これから下の人材を育成できない会社はどんどん潰れていくでしょう。
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これからの時代は会社がより組織として機能していないと、その会社が会社である必要性がなくなってきてしまうのです。
組織として機能していない、ということはその仕事はロボットがやってもいい仕事、ということですからね。
ただ、人材育成に今まで力を入れてこなかった会社はどのように人材育成をしたらいいのかその方法もよくわからないと思います。
今回は人材育成の方法について話をしてみたいと思います。
教える能力を身につける
そもそも人材育成に力を入れてこなかった会社、というのは部下を持っている上司たちに人に教える能力、というものが欠如している場合が多くあります。
「最近の若者は仕事が気に入らないとすぐに会社を辞めてしまう」という中年層がいますが、
では、「教え方」や「労働環境」が合わないから辞めてしまうのではないか、という可能性を考えたことはあるでしょうか?
関連記事:部下が辞めていく上司の特徴
部下がすぐに会社を辞めてしまう人は、人材教育の能力がない人なのかもしれません。
そういう人は今までの人生で、人に教える、ということをあまり経験したことのない人なんだと思います。
なのでまず、仕事とは関係ないところで、自分の得意を人に教える、という経験をしてみるといいと思うんですね。
ネット上でスキルを出品
たとえば知識・スキルの販売サイト【ココナラ】 なら自分の得意なことやスキル、経験をを商品として売ることができます。

ネットから気軽に出品することができて、その内容のジャンルも様々です。

ネットで手軽に始めることができるのと、どんな分野でも自分の得意なら出品できる、という点がお勧めしたい点です。
こういう小さなことからで構わないので、まずは人に教える、という経験値をたくさん積んでいくことが大切なんじゃないかと思います。
単純に仕事が早いだけでは意味がありません。
きっと多くの人が、「自分がやったほうが仕事が早く終わるから」といって自分の下についている人の仕事を取りあげてしまいがちなんだと思います。
しかしそれでは人材を育成することはできません。
その日だけの仕事は早く終わるかもしれませんが、長期的な目で見た時に、人材育成をしっかりやって、自分と同じくらい仕事ができる人をもう一人作ったほうが絶対的に楽なんです。
関連記事:仕事が早い人に共通する10個の特徴とは?
実際に教える・教えてもらう
また、ココナラはインターネット上のみの場所になりますが、ストリートアカデミー なら実際に人を集めて、自分が先生になることも可能です。

一回完結の講義もあるので、生徒として単発で講義を受けることもできます。
普通の習い事と違って入会金などもいらないので面白いと思った講義があったらそれに一度足を運んでみるのもいいかもしれません。

人材育成や人に教える、といった経験があまりない人は、まず人から教えられてみて、わかりやすい教え方とはなんなのか、ということを観察してみるのもまた勉強になると思います。
参考サイト
これから必要になってくるスキル
これからはどんどん人間ができる仕事が減っていきます。
IT産業が盛んになってくると、人じゃなくても機械でできる仕事がどんどん増えていくんですね。
そこで、今のうちから、これから絶対になくならないだろうスキルを身につけておくことが大事だと思います。
これは下の人材を育成する上でも大切なことになってくるでしょう。
KENスクールなどでこれから絶対に必要なスキルを身につけるといいと思います。

KENスクールではプログラミングやWEBのことが学べますが、初心者でも安心な個別指導制になっています。
また、忙しい人でもいつでも学べるように24時間フリータイム制になっています。
もちろん自宅にパソコンやソフトがなくても、スクールで無料で借りることができます。
こういった新しいスキルを先取りして身につけておくことが、これからの人材育成に必要になってくるでしょう。
将来的にプログラミングは小学校で必修教科になるとも言われています。
これからの人材を育成していくには、常に時代を先取りして新しいことを勉強し、スキルを習得していくことが大切なのです。
参考サイト:KENスクール
積極的に若い世代と関わる
人材を育成する方法としてやはり一番大切なのは積極的に若い世代と関わって行こうとすることだと思います。
どうしても会社の中では上の世代と下の世代の交流が少なくなりがちですよね。
でもせっかく組織として働いているわけですから、そこに上の世代と下の世代の交流があることによって
もっともっと人材育成をするのが簡単になってくると思います。
中高年にとっては下の世代とうまく付き合うのもまた難しいと思いますが。
関連記事:会社のオヤジが【ゆとり世代の新入社員と接する時の極意】
会社の人材育成の在り方、もう一度しっかりと見直してみてもいいのではないでしょうか。
では今日はこのあたりで。