企業がどんどん潰れて、中小企業、ベンチャー企業がどんどん増えてきています。
また、フリーランスや自営業として仕事をするようになった、という人も本当に最近は増えていますよね。
つまり、企業は倒産するかもしれない可能性をいつでも孕んでいる、ということです。
多くの人が、就活に精を出して、就職をすれば安定した生活が手に入る、と大学生の時代には思っていたかもしれません。
でも今の時代では、それは随分古い考えのような気がします。
自分の企業が潰れるかも
自分の所属している企業が潰れるかもしれない、という危惧を感じたことはありますか?
もし、「そんなことはないだろう」と思っているなら、今すぐ考えを改めた方がいいです。
今は大手がどんどんリストラに踏み切る時代です。
どんどんIT技術が盛んになってきて、年収500万円以下の仕事は近い将来なくなるだろうと言われています。
人間が出来る仕事が、否、人間こそが出来る仕事がどんどん少なくなっていくんです。
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ロボットの単価も、きっとロボットが量産出来るようになったらどんどん下がっていくでしょう。
そうすると人間を一人雇うよりもコストを抑えてロボットが仕事をしてくれるようになるんですね。
これからの時代は自分の所属している企業は潰れるかもしれない、ということをサラリーマンの人は常に考えておくべきだと思います。
あなたの仕事はあなたにしかできない仕事でしょうか?
もし自分の属している企業が潰れてしまったら、あなたの手元に残るものはなんでしょうか?
次の職にすぐ就けるようなスキルを持っていますか?
ただ、企業が潰れるかもしれない、と怯えているだけでは意味がありません。
人材育成の出来ない企業が潰れる
潰れる企業の特徴は人材育成の出来ない企業です。
これは実際にサラリーマンとして働いている友人が言っていたことですが
「うちの企業は人材育成ができない」
と漏らしていました。
企業は組織として動いています。
ですが、やっぱりその企業が大きくなればなるほど、組織としてまとめていくのは大変になってくるんですよね。
どうしても上の人の目が下に行き届かなくなっていってしまいます。
多くの上の人が企業の運営に携わり、下の人が現場で働く、という流れになっていってしまうんですね。
そうすると現場は「今日の仕事を終わらせることで精一杯」という状態にどうしてもなってしまって人材を育成することに手が回らなくなってしまいます。
そもそもサラリーマンというのは企業に属して、決められた時間だけ働けば決められたお給料がもらえるわけですから、
人材育成という仕事がない限りはみんな個人の仕事を完結することに注力してしまうんですね。
下についている人材を育成することによって企業の仕事の効率がもっとあがり、自分たちの仕事がより楽になる、とは考えられないのがサラリーマンなんです。
つまり、企業を見ていて、人材育成という仕事をしているはずの人たちがちゃんと機能していない場合
その会社は常に毎日をこなすことでいっぱいいっぱいになってしまう企業だ、ということです。
そういった企業は成長はできません。
今の状態を維持をするか、業績が落ちていくか、のどちらかです。
下の人材をいかに育成できるのか、というのがこれからその企業が大きく育っていけるのかどうか、ということに関係しています。
ただでさえ仕事がロボットにとられようとしている世の中なのに、毎日の仕事をこなすのに精一杯になってるような企業では、状態を維持するどころか営業成績はどんどん下降線をたどっていくことでしょう。
これはとても簡単なところで判断することができます。
自分に仕事を教えてくれた上司を思い浮かべてみてください。
それはきっと教育係的なポジションにいる人ですよね。
その上司の仕事の教え方はわかりやすかったでしょうか?
その上司の教え方がわかりにくかった、という場合は、その上司が無能なのか、その上司の上司が無能なのか、のどちらかです。
教え方がわかりにくい上司を教育係においている企業そのものがダメなんですね。
関連記事:部下が辞めていく上司の特徴
ダメな企業から転職する
もし自分の所属している企業が人材育成があまりできていない企業だな、と感じるようなら転職の準備をすぐに始めましょう。
ただ、ひとえに転職、と言っても、また同じように人材育成の下手な企業に転職してしまっては意味がありません。
転職した先もまた、潰れてしまうかもしれませんからね。
なので転職するなら、実際に働いている人が企業の口コミを書いているキャリコネを使うといいでしょう。

キャリコネでは実際にその企業で働いている人の企業の評判や年収を知ることができます。

こんな感じで年収を見ることもできますし、その企業がどれだけ働きやすいか、ということも見ることができるので、
下手な転職をするよりもよっぽど安全性が高いでしょう。
自分の企業が危ない、と感じたらこういった就活サービスをうまく使って、早めに転職をすることをおすすめします。
では今日はこのあたりで。
参考サイト:キャリコネ