就活において最初に考えるのがエントリーシートですよね。私も就活をしていたときはこれにかなりの時間を割いていました。
でも、このESは通るひとと通らないひとがいます。つまりそこにはとある「コツ」が存在するわけです。
まだ、大学の職員に聞いているひとがいるのかな?って私は思うのですが、
実際にいるんですよね。これって凄い危険なことだと認識してほしいです。
だって、大学の職員さんって一般企業のサラリーマンとは少し違いますからね。
一般企業のESのコツなんて正直全然わかっていない場合がとても多いのです。
私の友人なんて昨年職員に直されたものを翌年また持っていったら凄い勢いでダメ出しされてましたから。
そのくらい曖昧な解答を就活生に対して渡しているものなんですよ!
そんなところにいっている時間があったらネットからどんどん情報を仕入れてみましょう。
ESのコツ:自分の経験と志望動機を結びつける!
志望動機って確かに大事ですよね。これはかっこ良いことを言おうと思えばいくらでも言えます。
特に上場企業なんかであればIRに情報がたんまり詰まっていますからそこから考えれば専門家のようなESを書く事が出来るんですよ。
そしてこれを使うことだけがコツであると主張するひともいます。
しかし、それでは通らないのです。
なぜならいくら会社についての魅力を語っても「じゃあなんでそれを君がやりたいの?」ということと結びつかないからです。
例えば、ヤク◯トにESを出すとしましょう。
みなさんはどんなES書きますか?
落ちるESだとこんな感じでしょうか?
私が就職先を決める際は世界の貧困を解決するような企業にはいりたいと思っていました。そういった前提のもとで御社がBOP層と言われる貧困層の健康というところを解決しようと試みている点に関してとても魅力を感じました。世界はより貧富の格差が増大しつつあり、豊かになる国はより高度な医療を受けることができ、貧しい国は最低限の医療も受けられないような状況になっていると思います。入社させていただいた時には絶え間ない努力を惜しまず、そういった貧困層に対するアプローチを行っていきたいと思います。
こんな感じでしょうか?一見するととても良いことを言っているように思いますよね。しかし、これでは落ちてしまうのです。
なぜでしょうか?
それは「自分の経験と結びついていないから」なんです。
貧困問題について考えていてそれを解決したいということはわかりました。
しかし、なぜそれをやりたいのかということが全く伝わらないESですよね。コツを押さえていないんです。
例えば、実際にボランティアで現地の貧しいひとたちと関わった事があるとかそういった事を絡めなくてはいけないのです。
だってそりゃそうです。
貧困問題がなくなったらいいなーみたいなひとなんてゴロゴロいますからね!
実際なんでそんなことをやりたいのか?
それを自分の経験と結びつけていくのです。そこには多少の嘘があってもいいと思います。だって100%貧困層にコミットしたひとなんてそこまでいませんからね笑
こういったESを書く時のコツのようなものがわかっていないと、
やたらと難しく書いて結果的には内容のない、人柄の出ない文章になってしまうんです。これは頭の良いひとに多いかもしれませんね。
採用するのは人ですから、結局そういったところを見ているんですよ。ESを書くコツを覚えていきましょう!
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ESのコツ:趣味・特技の欄は多く書く!
趣味とかの欄を疎かにしてはいませんか?あれって実はとても大切なんですよ。ESをみても正直そのひとの性格とかってわかりません。(メンタリストでもきっとむりです。)
だからこそ人間的なところが出る部分ってとても重要なんですよ。
基本的にひとって自分と共通のものがあると良い評価をしたくなります。
猫を飼っているひとが「猫を飼っているひとに悪いひとはいない!」とか根拠のないことをいっているのと同じですよ。
だからこそ趣味とかの欄はたくさん書いたほうがいいです。私の場合は小さいころからやっていたものほとんど全て書きましたね。
もしも同じ趣味を持ったひとがいたらその分通過する可能性もあがりますし、実際に面接にいったら結構趣味とかについて聞かれますよ。
だって、志望動機なんてみんな同じようなことを書いてきますからね。強みとか弱みもみんな参考書そのままみたいなことって多いんですよ。笑
こういったESを書くコツを押さえていきましょう。
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ESのコツ:字は汚くても丁寧に書く
字が汚いと確かに不利ではありますが、必ずしもそれで通過できないのかと言われればそうではありません。
コツとしては「汚くても丁寧に書く」ということなんです。
字って自分ではわからないかもしれませんが、結構性格がでるんですよ。雑な性格のひとは字も雑になってしまっていることって結構あります。
でもこれが丁寧に書かれている字だとわかると印象が全然違います。
皆さんも志望度の高い企業であれば落ちたくないから頑張りませんか?
そして神経を使って書きますよね?そういったことって実は人事にも伝わっているんですよ。
ESが人事にとっての最初の対話になりますから、
字の丁寧さという第一印象が悪いとそもそも内容が良くても否定的な印象で読んでしまうことがあるんですよ。
それは一生懸命書いた就活生としてはもったいないことですよね。
確かに、私も時間が全然なくて多少汚い字になってしまったESもありました。
そうするとやっぱり落ちるんですよね。ESって通るか通らないかわからないからそこにかける時間に対する費用対効果も曖昧なものがあります。
しかし、落ちてしまったらその時点で自分のやったことが無駄になってしまいます。
だからこそ、少しでも多くの時間を使ってESを書きましょう。たぶんこれが最大のコツなんじゃないかなって思いますし、最大の効率化なのではないかと感じています。
ESのコツ:フリクション使っても良いと思う
これはコツとは少し異なるかもしれませんが、
結果的に高いパフォーマンスを出す事が出来るのがフリクションを使うことだと思います。
確かに社会人になると消えてしまう可能性のあるフリクションを使うことが出来ません。しかし、ESにおいてはそこまで気にしなくても良いと思います。
だって正直そんなにわかりませんからね。
ESを書いたひとなら経験したことがあると思いますが、ESを散々丁寧に書いて最後のほうで誤字をしてしまうことってありますよね。
それでもう一度書き直すという……
これって本当に時間の無駄です。でも実際に私もこれが結構頻繁に起こりました。(ミスをしたときの絶望はもう凄いですよね。)
だからこそ、消せるボールペンを使うということはひとつのコツだと思います。そしてその方が精神的にも楽に書く事が出来ますしね。
ちなみに私は消せるボールペンで書いて落ちたことはありませんでした。
はい、というわけでESを書く時のコツについて書いていきました。
どうだったでしょうか?意識していても書いてみると中々おもいどおりにはいかないものですよね。
現時点、周りに内定が出ているひとも多いかと思いますが、他のひとなんか気にせずにぜひ頑張ってほしいと思います。
また、最近はOB・ OG訪問ができるビズリーチ・キャンパス とかもありますからね。ESを書くコツをOBやOGで実際に働いている人から教わる事によって、
わかってくる事ってあるんですよね。
ESのコツをおさえつつ、ES対策をすれば通過率は必ず上がると思いますよ。