最近は不動産や株などに投資する人ってどんどん増えてきているように思うんですよね。今後は市場に回っていないような株にも投資するような人が増えてくるのではないでしょうか?

ただ、その一方で危険な側面もあると思っているんです。株って投資すれば儲かるというものではありません。
株に投資して大損をしてしまうような人もいるんですよね。5000万円の資本で投資して、レバレッジをかけて7000万円の投資額にする人等が良い例だと思います。
周りでも4000万円消した人がいましたww
レバレッジをかける事により、より高いリターンを得る事が出来るんですよね。でも、そういった株の投資で大損してしまう人というのもいるんですよ。
そこで、今回は株で大損しないために気をつけるべき事を書いていこうと思います。
高いレバレッジをかけない
高いレバレッジをかけるのはやめておいた方が良いと思いますねえ。株に投資する時に大損してしまう事はもちろんあるのですが、
「高いレバレッジをかけた場合」と「通常の現物で買う場合」ではわけが違います。だって自己資本で投資していれば、投資した以上のお金がなくなっていく事はありませんからね。
しかし、レバレッジをかけると、「マイナス」になってしまう事だってあるのです。
プレッシャーが半端ないぞ。笑
実際、米国の投資家である「ウォーレンバフェット」だって、借入をして投資をすることをおすすめしていません。
「株主への手紙」というのを毎決算ごとに出しているバフェットで、その手紙をまとめたものが下記の本になります。
この中でも、借入については反対していましたから。
確かにレバレッジをかける事によって、収益性が格段にあがります。
企業運営のことをROEの観点から考えると、高レバレッジでの投資は魅力的に思えます。投資もビジネスも全く同義であり、同じ性質のものだと考えれば、高いレバレッジも正しいのかもね。
ただ、その一方で株で大損するリスクも上がってきてしまうんですよね。
例えば……イーロン・マスクで有名なテスラや越境ECのショッピファイ、コロナワクチンのモデルナ等に数年前から投資していれば、大きな利益を得たでしょう。

しかし、その一方で、大きな損失を出す可能性もあったわけです。
特に、「みんなが買うから」という理由だけで株価が上昇している場合は危険ですね
私たち人間は弱い生物です。そのため、株価の上昇時には
「ここらへんで収益を確定しておかないと収益がなくなってしまうかもしれない」と考え、
株価が下降している時には
「ここで売ったら損をしてしまう、もう少しすれば必ず上がる!もっと待とう!」となってしまうものなんですよね。
通常、損切りは早く、利確は待つというのがセオリーなのですが、これが株式投資において出来る人って少ないんですよね。
でも、だからこそ株で大損してしまうわけなんですよ。
特にこれがレバレッジを強くきかせていたりなんかしたら大変ですよね。上げ相場の時も下げ相場の時も不安な気持ちがレバレッジ比に比例してしまうので、
どうしても臆病な行動をとってしまうわけです。そして、それが原因で大損してしまう人って多いのです。
そのため、私は株で大損したくないのであれば、レバレッジをあまりきかせないほうが良いと思うんですよね。
私個人的な意見としては自己資金の範囲の中でやるべきだと思っているのです。
私の場合は「長期投資」で購入しているので、「売り時」みたいなものはありませんが、「買い時」は明確にあります。それは企業の価値以下の株価、あるいは企業の価値と同じくらいの株価になった時です。
特に金融セクターなんかは相場全体の影響を受けやすいので、安値になったりするよ
そんな時に、「レバレッジ」をきかせていると、「高値かもしれないけど、投資しなくちゃ!」と思ってしまい、間違った時期に間違った金額で買ってしまう可能性があります。それは避けたいので、私の場合はほとんどを自己資金で賄っています。

私も過去に「信用取引」をしようと思った事があるのですが、結局はやめました。
あの時、やらなくてよかったなあ。
あらかじめ投資計画を立てておく
これも株で大損しないためには大切な事だと思いますね。株で大損してしまう人って計画的に投資をしていないという人が多いんですよね。
なんとなく買って、なんとなく売却して、「ある程度のお金」を得ている人が多いと思うんです。
でも、これだと売り時が曖昧ですし、どの程度の利益を見込んでいるのか?がわからないのに投資するのっておかしいと思うんですよね。
会社でもそうじゃないですか?新しい事をやる時にはどれくらいの時期までにどういった方法でどのくらいの売り上げを作るのか?という事を、
報告しますよね。これと基本的には同じなんですよね。事業計画でも、株式の投資でも計画的に判断しておく事が大切だと思っているのです。
恣意的に決めた決断で売買をしまうと、株式で大損してしまう可能性って高くなってきてしまうんです。
なんとなくAIがすごいからAI銘柄を今、買っちゃお〜!とかダメなんですよw
株で大損なんか絶対にしないと思っている人って多いんですよね。でも、大損する人はするよ〜笑
決算書を1度も見たことがない、見れない人でも株式投資を始まることはできますからね。でも、それじゃあ「君は何を買ってるの?」という話。
株式投資と言っても、君が買っているのは「株」であっても「会社」なんですよ。その会社のことを理解して、どの程度のキャッシュが1年間に生み出され、会社としての成長性、持続性、優位性はどこにあるのか?くらいはちゃんと理解していないと投資してはいけないと思う。
例えば、総資本で「8000億円」もあるのに400億円の営業利益しか出していない会社を買っても意味がないわけですよ。
だったらS&P500等のインデックス投資をしていた方がマシですw
恣意的に動いてしまうのが人間です。だからこそ、株で大損をしないためには、
自分で投資計画を立てておく必要性があるんですよね。
私も今は投資家として「投資会社」を持って投資をしている投資家です。ポートフォリオ的には「不動産」が多いんですけどね。
株式にも投資をしているのです。昔は株で大損なんてするとは思っていなかったし、そんなリスクなんて全く考えていませんでした。
しかし、結構大きな損失を出してから変わったのです。株で大損しないためには、計画性が大切だな、と。
株って結局は期待値なんですよ。どれだけ投資して、どれだけ返ってくるのか?例えば、「20年間で1000万円が2000万円になりました」と聞いたら、
「すっげぇええええ!」となる人もいるよね。でも、それだったらインデックス投資をしていれば良かったわけであって、全然「投資として成功」ってわけじゃないのよねw
結局、「儲からない株かどうか?」じゃなくて、「他の株よりどれだけ優位性があるのか?」という部分で買うべきであって、はい。笑
そういった計算をきちんとして、株や不動産を理論的に買ってみた方が良いと思います、はい。
儲かった時ではなく、損をした時に報告する
これも株で大損をしないためには大切な事だと思いますね。株って儲かると嬉しいので「株で100万円も儲けたぞ!」と儲けた時には言ってしまうものなんですよね。
でも、そうやっていってしまう人ほど、株で大損してしまうんですよね。パチンコと同じ現象で良い時だけを見てしまう人が多いんですよ。
パチンコで10万円儲けたという話と株で10万円儲けたという話は似ているような所があるのです。

だからこそ、株で大損しないためには、
損をした時に周りに報告する事が大切なんですよね。そうする事によって、「自分は損をしたんだ」という事をきちんと認識する事が出来るようになるのです。
すごい感情的な話をしているけど、意外と大事じゃないですかねぇ
こういった自覚が出るようになると、株で大損するリスクというものは少なくなってくると思うんですよね。
サラリーマンとして時間と体力を費やして儲けたお金なのに、一時の感情でそういったものがなくなってしまうのって悲しい事だと思うんですよね。
だからこそ、株に投資する時には気をつける必要性があるのです。
また、ちょっと話が違うけど、株で大損したくない、と思う人におすすめなのは、
「AGG(ETF)」ですかね。「何に投資したら良いですか?」と聞かれたらこれをおすすめしているのですが、債券を中心に運用しているETFで、
金融危機にも強い安定した毎月分配型のETFなんですよ。
債券のETFは年齢が高い人ほど活用した方が良い。(→毎月分配型だったりもする)という記事でも紹介しています。値動きが緩やかなんだよ〜!
株で大損した事があったりとか、「株で疲れるのはもう嫌だ!」みたいな人には良いんじゃないかな。
まあね、やっぱり「株を買う」=「企業を買う」というイメージでね、長期を投資をするのがやっぱり1番良いです。別に流行している株じゃなくても良いんですよ。
地味なところだと、「ユニオンパシフィック」(バフェットが持っているのは競合のBNSF鉄道)みたいな地味な株でもさ、実は効率的に稼いでいたり……
後は、私の個人的な好みで言えば、ごみ処理の「ウェイストマネジメント」とかね。あ、これどっちも米国株です。
自分の好きな銘柄、株主資本を着実に増やしてくれそうな会社に投資してみましょう。
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