フリーランスや個人事業主として働く人が増えてきた中、大学を卒業して、定職につかない、という人も多くいるでしょう。
就職をしない、という選択肢をした場合は職歴なしのまま既卒という扱いになります。
既卒になると、新卒に比べてやはりぐんと内定率が下がると言われています。
しかし職歴なしで就職をするのは本当に難しいことなのでしょうか?私はそうは思わないのです。
既卒とは
そもそも既卒、というのは具体的にどういった枠組みなのでしょうか?
既卒(きそつ)とは、大学・大学院・専修学校・短期大学などの高等教育課程を修了・卒業し、正規職員(=正規雇用の正社員)としての職歴が無い求職者を指す。既卒生(きそつせい)とも言う。
wikipediaより
つまり、学校を卒業してから一度も就職をしたことがなく、職歴なしの状態で就職活動をしている人を既卒、と呼びます。
卒業してから司法試験合格のために勉強していた人や、公務員を目指していた人も、職歴なし、という扱いになるので既卒に含まれてしまいます。
新卒の学生の内定率が全体の約7割程度であるのに比べて、既卒の内定率は約3割程度、と
職歴なしの状態から就職をするのは数字だけを見るととても難しいことのように思います。
職歴なしの就職は難しいのか
新卒と既卒はどちらも職歴なし
そもそも既卒になると採用条件のなかに既卒枠が設けられていない企業もあります。
卒業してから職歴なしの状態が長い場合は面接で企業側から「その期間は何をされていたんですか」という質問をされてしまうことも多く、
新卒に比べるとどうしても職歴なしの既卒の方が就職活動が難しいようなイメージがあります。
ただ、これは考え方の問題であり、新卒ももちろん職歴なしと等しい訳です。
就職したことがない人が就職するんですから新卒にも職歴はありません。
新卒と既卒の間に違いがあるとすれば、卒業してから就職をするまでの期間が少しあった、ということ。
逆を言えば、その期間分既卒の方が長生きをしているわけですから新卒に比べて有利に働くところもあります。
たとえばその卒業してからの期間で何か頑張っていたことがあるなら、それを強みにできるような会社を探せば良い訳ですし
なにより新卒に比べて、職歴なしの既卒は焦燥感があると思います。
就職しなくちゃ、という気持ちが絶対的に新卒より強いと思うんですね。
既卒向けの採用枠
企業によっては既卒向けの採用枠を設けているところもあります。
そういった既卒向けの採用枠では職歴なしだった人も内定できる割合が約75パーセント以上と言われていて、新卒の内定率と比べてむしろ高いくらいです。
もちろん既卒向けの採用枠を設けている会社でも上場企業もたくさんあります。
企業のブランドにこだわらず、自分の得意なものを活かせるような会社選びをすれば、
職歴なしでも自分にとって働きやすい職場で働くことが十分可能なんですね。
既卒向けの就職支援サービス
既卒向けの就職支援サービス、というものが今は結構充実しています。
たとえばウズウズキャリアセンター ですね。

こちらは既卒・フリーターのための就職支援サービスを提供しています。
必ずプロが個別で担当についてくれるので、面接などで職歴なしの部分に突っ込まれるのが不安だ、という人にも
そのための対応方法などを伝授してくれます。
どうしても既卒の人は就職に関して情報が少ない、という点において不利になってしまうことが多く、
既卒としての就職する際のノウハウをきちんと把握できていれば、就職自体はそんなに難しいことではない、という現状があります。
その専門の人たちにしっかりサポートをしてもらえば、職歴なしでも就職することは難しいことではありません。
関連記事:ブラック企業に入りたくない人はウズキャリを絶対に使った方が良い理由。
現にウズウズキャリアセンターでは内定率が83パーセントもあります。
またウズウズキャリアセンターの特徴として候補の企業からブラック企業を除外してくれる、というものがあります。
職歴なしで就職する、となると、やっぱりブラック企業だとか、労働環境が悪いところも目をつぶらないと就職できないだろう、と思っている人も多いでしょう。
でも、就職した先がブラック企業で、仕事を続けれらなくなってしまったら元も子もないですよね。
参考サイト:ウズウズキャリアセンター
職歴なしでも就職できる
職歴なし、というのがネックになってしまって就職活動がうまくいかない、という人はぜひ情報を集めるところから探してみてください。
既卒が就職に不利だ、と言われているのは、情報が少ない中で見るから不利だと思われている、ということなのです。
また、職歴なしで就職でアピールできるようなスキルも何もない、という人にはKENスクールなんかでプログラミングを勉強することをおすすめします。
今、高学歴な人が必ず良い企業でずっと働ける、という概念は崩れつつあります。
大切なのはこれからなくならない仕事を考えることです。
これからどんどん仕事がロボットに取られていくでしょう。
そんな中、そのロボットを作る側の人が、これからは求められていくんじゃないかと思います。
関連記事:仕事がなくなる未来に怯えなくてもいい時代になったんだよなぁ
では今日はこのあたりで。