転職

転職のデメリットを踏まえて決断する

今の仕事に納得がいっていなくて、あるいはストレスを感じていて「転職」という言葉がよぎったことがある人、

実はたくさんいると思います。

 

私自身、転職をした身なのでよくわかります。

関連記事:辛い仕事は辞めるべき理由

 

でも転職をする、ということはそれだけ時間と労力がかかりますし、
その間お金を稼ぐことができなくなるわけですから、経済的にも負担がかかりますよね。

 

具体的に転職をする上で発生するデメリットとはなんなのでしょうか?

それを踏まえた上で、転職をするのかどうか、今一度ゆっくり考えてみましょう。

 

転職デメリット1:転職できるか不安

 

転職したいな、という気持ちはあっても、いざ転職する、となった時に「もし転職先が決まらなかったらどうしよう」

という不安はどうしてもあると思うんですね。

 

新卒で普通に就職活動をして会社に就職した人ならなおさら、他の会社のことはあまりわからないでしょうし

転職をしたことがなければそういった不安が出てくることも当たり前のことだと思います。

 

ただ、これは自己評価が低い人に起こりやすい不安であり、

客観的に見た時にどれくらい自分が社会に必要とされているのかよくわからないからこそ感じてしまうものなんです。

 

そんな時は、転職するかどうか、最終決定をする前に一度転職市場を覗いてみることをおすすめします。

 

リクルートエージェントであれば、非公開求人が75%を超えるので、優良な求人が多いわけなんですよね。

 

また、転職したいけど、それでも不安があるのであれば、キャリコネを使って、企業の口コミを見る事が出来るわけなんですよね。

 

 

転職においてはデメリットを考える事も大切ですが、転職市場を見てみるという事も大切な事になってくるのです。

 

特に転職回数が多くないという人や、初めてだという人は見てみるだけで違うと思いますよ。

関連記事:私がリクルートエージェントをおすすめする理由。

 

 

転職デメリット2:転職先が自分に合うのか不安

 

転職活動がうまくいって転職できたとしても、転職先の会社が自分に合うかどうかは入社してみないとわからないでしょう。

 

そもそも自分がどんなことが得意で、どんな会社に合うのか、ということを客観的に判断するのは結構難しいことだと思います。

 

そこで、まずは自分のことを知るためにリクナビネクストが提供しているグッドポイント診断を試してみる、というのをおすすめします。

 

リクナビ

 

これは質問に答えていくだけで自分の強み、つまり自分の人よりも秀でているポイントを診断してくれる転職サービスです。

 

自分が何が得意で、どんな要素を必要とされているのか、客観的に診断することによって

企業側が求めているものと人材をきちんとマッチングさせることができるんですね。

 

またここで得られた診断結果を企業への応募時に一緒に添付して送ることもできます。

 

先方の企業に自分のことをよく知ってもらう資料としても役立つでしょう。

関連記事:仕事での強みと適職を「グッドポイント診断」で研究してみた。

参考サイト:グッドポイント診断

 

転職デメリット3:転職活動の間稼げない

 

転職活動の最大のデメリットは転職活動期間中に稼ぐことができない、ということが挙げられると思います。

 

特に現職に不満のない人は、働いているんだから多少の貯金はあるだろう、と思うかもしれませんが、

実際のところ、ストレスフルな職場で働いている人の多くが貯金をしない傾向にあるんですね。

 

ストレスによって消費活動が盛んになってしまうわけです。

 

特に現代では休日出かける気力さえなくなるほどでもネットで簡単にお金を使えてしまうので、

どうしても貯金が貯まらない、という現象に陥りがちなんですね。

関連記事:無気力の原因を考えるくらいなら仕事を辞めた方が良い

 

 

そんな時は転職活動期間でも働ける副業的なものをすることをおすすめします。

 

モノを売る事ができるスキルを持っているのであればBASE を使って、売ってみても良いわけですし、今はネットショップを開くに当たって公開が必要な住所とかも、Karigo 等のバーチャルオフィスを使えば、

 

自宅住所を公開せずにネットショップを始める事が出来ますしね。

 

minne を使って、オリジナルの商品を作ってみても良いわけなんですよね。

 

 

テックアカデミー とかを使えば、プログラミングの仕事だって出来るようになるんですよね。プログラミングってハマる人にはハマるものなので、

 

転職のデメリットとして転職の間のお金がないのであれば、システムの受託をしてみても良いと思うんですよね。

 

転職活動期間中に入ってくるお金がゼロ、という状態だと、やっぱり精神的にもつらいですからね。

 

ただ、選択肢はいくらでもあるという事をきちんと把握して行く事が大切になってくるのです。

関連記事:転職においてワークライフバランスは大切なのか?

 

転職デメリット4:新しく人間関係を構築していく必要がある

 

これも転職のデメリットとして考えられる事だと思うんですよ。転職を考えているという事は、今は他の会社で働いているという事ですよね。

その会社である程度の年数をこなしていると、その会社での人間関係を構築してきたわけですよね。しかし、転職をするとなると、

また新しく人間関係を構築していく必要があるのです。良好な人間関係を再び構築していく事にストレスを感じない人もたくさんいると思いますが、

そういったコミュニケーション能力の高い人ばかりではありません。新しい職場で新しい人たちと共に働くという事はそれだけでストレスになってしまう事の方が多いと思いますし、

実際には大変な事だと思うのです。私の知り合いには32歳で転職をした人がいるのですが、転職をしてから新しい環境で働くという事に大きなストレスを感じていました。

上司とのトラブルも多くなってきてしまいますし、同期という同期もいないので、大変な思いをしていたんですよね。

それくらい転職というものは大変なものでもあると思うのです。ただ、だからといって今の環境を変える事は悪い事ではないと思っているんですけどね。

転職をしたいと思っているという事は、それだけ今の環境にも問題があるという事ですから、「どちらの方が自分にとっては最終的に良いのか?」という事を考える事が大切なのです。

関連記事:転職で成功する人の特徴について考えてみた。

 

 

転職デメリット5:退職が面倒

 

転職するには今の職場を辞めなければいけないですから、それが面倒、というのも転職のデメリットとして挙げられるかと思います。

 

私の友人でも、転職先ももう決まっているのになかなか今の職場が退職させてくれない、と言っている人もいました。

ただ、よく考えてください。

 

嫌いな仕事をする、ということは、それだけ自分の人生の時間を無駄にしている、ということです。

 

退職する会社での人間関係なんて、よっぽど仲が良い人がいない限りはこれからも続いていくわけではないですよね?

辞めてしまえば今の同僚は同僚ではなくなるわけですから、そこに気を遣うのは気の無駄遣いです。

私も退職をする時に、最も大きなストレスを感じていたと思います。当時の支部長に言うのも面倒だと思いましたし、

「なんで辞めるんですか?」と聞かれます。でも、それでも今は「あの時、決断して良かった」と思っているんですよね。

あの時にきちんと辞める事が出来たからこそ、今があるのです。転職にはデメリットだってもちろんあると思いますが、

私の場合は、むしろ「もっと早く転職していれば良かった」と思っています。

関連記事:仕事を辞めたいけど、その後の人間関係が…って何?

 

転職デメリット6:親やパートナーが心配する

 

これもあると思いますね。転職をするという事は自分の周りの人たちにとってみたら、「リスク」でしかないんですよね。

特に親やパートナーだったら、心配される事の方が多いでしょう。奥さんが専業主婦だったりすると、よりこういった傾向って強くなってきて、

「大丈夫なの?ちゃんと次の職場見つかるの?」と聞かれてしまう事だってあるのです。私の場合は、このような転職のデメリットを感じる事はありませんでしたが、

私の周りではこの手の話をよく聞くんですよね。彼女が「ちゃんと働いてよ」と言ってきたりとか、親が「なんでそんな良い会社を辞めるの?」と言ってくる事だって多いのです。

もちろん、善意で言っている場合が多いのですが、それでもそういった言葉って転職中にはストレスにつながっていくものの1つだと思っています。

自分だって不安な中で転職活動をしているのに、周りから、特に自分が本当に信頼しているような人からそういった言葉を言われると不安に思うものです。

自分の周りの人でこういった事を言ってきそうな人がいる場合は、転職をする時のデメリットになると思うので、転職先が決まったら報告するとか、

そういった方法をとった方が良い事だって実際にはあると思います。私の親戚でも、「心配すると思ったから、転職をする事は言わなかった」という人だっていました。

自分が精神的に最も楽な方法を選んだ方が良いのです。

関連記事:上司に仕事を辞める報告をする時に大切な事。

 

転職をするか悩んだ時が私にもありました

 

転職のデメリットを考えている時って、「今の会社にはこういったデメリットがあるけど、次の会社ではどうだろう?」と考えている時だと思うんですよね。

私も前職は普通にサラリーマンとして働いた経験があり、実際に退職した経験を持っているのでわかるのですが、転職を考える時には、本当に様々な要素から考えてしまうものなんですよね。

特にある程度良い人間関係を構築していて、給料もそこそこ良いような状態だと、余計に「転職にはデメリットがあるのではないか?」と考えてしまいます。

しかし、今考えると、「そこまで重たく考える必要なんてなかったんだな」と思うんですよね。深く考えたところで、答えなんてないんですよ。

要するに自分が「転職をしたいのか?」という事だけなのです。今だからわかりますが、転職のデメリットを考えている時点である程度は会社に不満を持っている状態だと思うのです。

だからこそ、考える事は大切かもしれませんが、考え過ぎる必要はないよなと思うのです。

転職だけに限らず、何か行動を起こすという時には何かしらの「デメリット」が発生してくるという事であると思っています。

そのデメリットを自分が受け入れるのか?受け入れないのか?という事だけだと思うのです。

関連記事:宅建を持っていると、転職に有利なのか?

 

転職するべきかどうか

 

さて、ここまで転職のデメリットについて話してきましたがいかがだったでしょうか?

デメリットがないわけではないですが、今は探せば、転職サービスが結構充実しています。

 

デメリットはあっても、それらをクリアしていく方法はたくさんあるんですね。

 

だからこそ、自分に合わない職場で苦しい思いをしながら仕事をするより

なるべく早く転職してしまうことをおすすめします。

辛いと思う状況をずっと耐えていると、その状態に慣れてしまう事も多いと思いますが、辛いと思っているのであれば、

その状況は変えていく必要があるんですよね。私も前職では辛くても、「最初だけだろう。まだ大丈夫だ。」と思っていましたが、

実際に退職してみると、どれだけ自分がストレスを抱えて働いていたのか?という事がわかったんですよね。当時の写真と今の写真を比べると、

全く違う顔をしています。転職にはデメリットだってあると思います。だからこそ、デメリットを考えた上で転職をする必要はあると思います。

ただ、無理に我慢する必要はないと思っているのです。

では今日はこのあたりで。

関連記事:会社を辞めたい?おすすめ転職サービス

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佐藤まんぼう
職業:稼ぐニート(♀)。ごく小さなストレスでも与えてはいけない。ストレスに弱すぎて会社もバイトも辞めて稼げるニートになりました。