転職をしようと思っていても、実際に転職活動を始める人って実はそこまで多くなかったりするんですよね。
なぜか?というと、
転職するべきか?という基準がわからないという人が多いからなんですね。転職ってやはり人生において大きなイベントになってくると思うんですよ。
家族がいる人だったら簡単には転職する事を考えないだろうし、今の職場である程度の満足感があるのであれば、
あえて転職するべきか?なんて事を考えない人もいるでしょう。
自分の中で転職をするべきか?の基準を持っていた方がきっと良いと思うんですよね。
そこで、今回は転職するべきか?を考える基準について、退職経験を持つ元サラリーマンのまりもが書いていくよ。
上司が好きな人か?
これは転職するべきか?という事を考える時の1つの基準だと思っているんですよね。確かに、転職しても、
面倒な上司というものがいる可能性ってあるんですよ。どこへ転職してもその可能性がなくなるという事はありません。
しかし、現状で上司が嫌いなのであれば転職するべき条件に当てはまっていると思うんですよね。
上司って我慢するものだと思っていませんか?上司の言う事を聞いてヘコヘコしてそれで給料をもらっていませんか?
こういった状態に慣れて来てしまうと、どうしてもそこに対して疑問を持たなくなってしまうんですよね。「まあ、社会人だし仕方がない」と諦めてしまう。
でも、上司が好きな人ではないと、どうしても辛くなって来てしまうんですよ。そして、仕事がだんだんとストレスの対象でしかなくなってしまうのです。
上司って本当に重要なんですよね。イヤな上司も下で働く事の苦痛って相当なものがあるんですよ?皆さんもきっと経験した事があると思います。
私自身、前職で「通称:神経質先輩」が上司だった時には本当に大変でした。
「なんでそんな個人的な事まで神経質に絡んでくるんだろう?」といつも思っていました。
その上司と食事に行った時なんかは延々と自分のサラリーマン論を展開していたので、
「あと1回面倒な話をしてきたら、このピザ投げる」と決めていたくらい面倒な人だったんですけどね。美味しそうなマルゲリータだけど、顔面に全力で投げつけて、ボコボコにしてやろうかと思ってました。
やはりそういった嫌いな上司と一緒に働く辛さってどうしてもあります。
だからこそ、これも転職するべきか?という疑問の基準の1つになるんですよね。まあ、だからこそ私も前職を辞めているわけですし……。
月曜日が憂鬱ではないか?
これも転職するべきか?という事を考える時の1つの基準だと思います。
仕事があまり好きではないと月曜日が辛くなってきてしまうんですよね。地獄の月曜日。仕事で鬱になってしまった人とかも、
月曜日が1番辛くて、金曜日に近付くに連れて、だんだんと辛さがなくなっていくので耐える事が出来てしまうんですよね。
これ、私も同じでしたから。月曜日から水曜日くらいにかけての「まだ序盤か」という感じが凄かった……。
転職するべきか?という事を考える時には重要な指標になってくるんですよ。
自分では「まだ大丈夫」だと思っていても、月曜日が憂鬱なのであれば、転職を考えても良いんじゃないかな。
大丈夫だと思っていても「嫌だな、行きたくないな」と思っている証左こそ月曜日の憂鬱感なので、そういった感情があるのであれば、
転職するべき事もあるのです。私なんて、最後の方は会社に行く時に、「地獄に行ってきます」みたいなことを行ってましたから。
本当に地獄だった……。
周りに楽しそうに働いている人がいない
仕事は楽しいものではなく、生活をするためのお金をもらうためのものだと思っている人っていると思います。
しかし、私はそんな事はないと思っているんですよね。仕事が楽しいと思えるような仕事や職場ってありますし、私の周りでもそういった職場で働いている人はたくさんいるのです。
そして、「仕事が楽しい」と思いながら働いている人が周りにいた方が仕事の満足度って上がると思うのです。
転職をするべきか?という事を考える時には、今皆さんが働いている職場には「楽しそうに働いている人」はどの程度いるのか?を考えた方が良いのです。シンプルな質問ですよね。
もしも、楽しそうに働いている人が周りにいないのであれば、私は転職をするべきか?と迷い必要はないと思うのです。
どれだけ給料面で良い求人があっても、です。年収だけ良くても、人生の満足度は上がらないよ。
人は周りの人たちから影響を受けるものです。つまり、周りが楽しそうに働いていなかったら、皆さん自身も仕事を楽しむ事が出来なくなってしまうと思っているのです。
キャリア形成は個人が決めるものです。だからこそ、今の会社で頑張っていくという選択肢を選ぶのも1つの手でしょう。
しかし、転職するべきか?という事を考える時には、今の状況をきちんと見極める必要があるのです。
将来性のある業界なのか?
これは考える人が少ないポイントだと思いますが、転職をするべきか?という事を考える時に、実は重要になってくる指標だと思います。
皆さんはどのような業界で仕事をしていますか?銀行?不動産?メーカー?
実は業界によっても年収の天井というものは決まってきてしまう部分があると思うんですよね。
「儲かる業界」と「儲からない業界」というものは実際に存在していて、
例えば、一般的に旅行会社とかは給料が少ない業界の典型例だと言われていますよね。こういった業界で働いていると、ある程度の年齢になり、スキルがついてきても、
「あれ?年収はいまいち上がらないな」という感じになってきてしまう事があるのです。
転職するべきか?という時には、この会社はどうなのか?という会社単位で見てしまう事もあり、もちろんsおういった要素も大切ではあります。
しかしながら、それだけではなく「業界としてどうなのか?」という事を転職する時には考えた方が良いと思うんですよね。
私はサラリーマンとして働いてるわけではないので、友人たちの話を中立的な立場で聞いていると、「やっぱり業界によって給料って全然変わってくるものだな」と思う事が多いのです。
ボーナスだって同じ事です。
所属している業界が良くて、会社の業績も良いのであれば、より多くの金額を会社からもらう事が出来るのです。
関連記事:転職するのにおすすめの業界って何だろう?
その仕事は本当にやりたい仕事か?
これも転職するべきか?という事を考える時には必要な事だと思うんですよね。
やりたくない仕事をしている人ってたくさんいるんですよね。しかし、やりたくない仕事、自分の性格にあっていない仕事をしている時って、
「なにやってるのだろう?」という気持ちが出て来てしまうと思うんですよね。
そうなってくると、仕事自体がつまらないものになってしまいますし、会社にとっても本人にとっても良くないんですよね。
だったら、自分の本当に好きな事をやってみても良いと思うんですよね。
世の中には実はたくさんの面白い仕事があって、その中には自分にあった仕事というものがあるはずなんですよ。
今はリクナビネクストのグッドポイント診断等で自分の仕事上での性格や適性というものを判断する事が出来ます。
関連記事:仕事での強みと適職を「グッドポイント診断」で研究してみた。
こういったものを使って、自分が本当にやるべき仕事とは何か?という事を考えてみても良いのではないでしょうか?
好きな仕事をやっているのか?という事は転職するべきか?という事を考える時に重要な基準になるという事を忘れてはいけないのです。
同じ仕事なのに年収が低い
これも転職するべきか?という事を考える時に重要になってくると思うんですよね。
もちろんやりたい事をやっているという事が前提ではありますが、同じ仕事をやっているのに年収が低かったら嫌だと思うんですよね。
よく飲み会で「年収いくら?」みたいな話になると思うんですけど、そういった時に「あれ?なんで俺の給料はそんなに低いんだ?」と思ってしまう人だっていると思うんですよね。
年収が低いと結婚の時に迷ってしまう材料にもなってしまうので、MIIDAS(ミーダス) 等の転職時の想定年収を算出してくれるようなサービスを使って、
自分の適正な年収というものを算出してみれば、自分の給料が低いのか?という事がわかると思うのですが、
未だに使わない人は使わないんですよね。
転職するべきか?という事って悩むと思いますが、自分なりの基準で転職活動を始めてしまっても良いと思っています。
早い段階から転職活動を始めればゆったりと転職活動をする事が出来ます。
転職するべきか?なんて悩んでいるなら行動してしまった方が効率的なのです。
関連記事:転職がめんどくさいと思っている人って結構いると思う。