人生

泣きたいけど泣けない、は危険信号

悲しい出来事があった時、何かを見て強く感動した時、「泣く」ということをしていますか?

赤ちゃんの頃は泣くのが仕事だったのに、大人になるとそうそう泣く機会なんてないと思います。

泣きたいけど泣けない、という場面もたくさんあるでしょう。

 

泣きたいけど泣けないから我慢するようなこともあるでしょうし、本当に泣きたいし泣いてもいい状況にいるけど泣けない、ということもあるかもしれません。

現代社会では多くの人が泣くことを我慢しているように思います。

 

ただ、これは実はとても恐ろしいことなのです。

泣きたいけど泣けない状況が続くことがいかに危険なことなのか、今日はそんなことについて話してみたいと思います。

 

泣きたいけど泣けない文化

 

我慢が美徳、とされている日本社会では特に、泣きたいけど泣けないと思うことが多いと思います。皆さんも子供の時にきっと我慢するという事を教えられたと思うのです。

 

では、そもそもなぜ泣きたいけど泣けない、と私たちは無意識的に思ってしまうのでしょうか?

泣き虫は恥ずかしい

 

なぜだか日本には泣き虫が恥ずかしい、と思われる雰囲気があります。

 

確かに街中で泣いている人がいたら、どうしたのだろう、と色々な人が見てくるでしょうし、

そうやって注目されることによって、なんだか自分の悪口を言われているような気持ちになる人もいるでしょう。

 

日本にいると特に、周りの目を気にしがちになってしまいますよね。つまり、周りの目を常に気にしなければいけない状況だからこそ、

 

泣く事が出来ないわけですし、恥ずかしいと思ってしまうわけです。

 

しかし、ストレスを溜める男子、吐き出す女子でも書いたのですが、ストレスは吐き出していった方が良いと思っているんですよね。

男性でも女性でも泣きたい時には泣く事が大切だと思っているのです。

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泣き虫は弱い

 

泣き虫は弱い人の象徴だ、と思われているような風潮もあるかとお思います。

 

女性同士の人間関係なんかは特に陰湿なものが多いので、
泣いたら負けだ!と思っている人も多いでしょう。

 

いじめや理不尽な出来事に遭遇しても、その相手の前で泣くこと自体が降伏宣言のように感じられて悔しくて泣きたいけど泣けない、という場面もあると思います。

でも、本当はそんな事ないと思うんですけどね。泣く事は泣く事で大切だと思うのです。

 

心を強くする方法なんて学ばなくて良い。と思うんですよね。私は。泣きたいと思うのであれば、それは心の信号だと思うのです。

 

そういった気持ちを大切にしないと、いつか自分の本当の心がわからなくなっていってしまうと思いますし、

 

精神と感情の乖離があればあるほど、ストレスを感じるものなのです。

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泣くことはストレス解消

 

大人になればなるほど泣きたいけど泣けない状況が増えると思いますが、
実は泣くというその行為自体がストレス解消になる、ということを知っていますでしょうか?

 

感情が爆発して流れる涙のなかには

  • 脳から分泌されるホルモン、プロラクチン
  • 副腎皮質刺激ホルモン、ACTH
  • 副腎皮質ホルモン、コルチゾール

などといったストレス物質も含まれているんです。

 

つまり感情的な涙を流すことによって物理的に自分の体内に溜まっているストレス物質を体外へと排出することができるんですね。

 

泣きたいけど泣けない、という人は、感情的に泣くことが多い人に比べてストレスを溜め易い体質になってしまっている、ということなんです。

 

そしてストレスを溜め込みすぎてしまうことは大きな病気へとつながることもあります。

 

ストレスをためない生き方をしよう。でも書きましたが、ストレスのない生活をした方が良いと思っているんですよね。

 

私の友人でもストレスを抱えている人はよく体調を崩すわけなんですよね。それだけ、ストレスと身体というものは密接な関係にあるんですよね。

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感情がなくなっていくうつ病

 

泣きたいけど泣きたい、という状況がある人のなかには

ものすごく嬉しいと感じたり、ものすごく楽しいと感じる瞬間が少ない、という人もいると思います。

 

つまり泣きたくなるような気持ち以外にも
感情が大きく揺り動かされるような場面が全体を通して少ない、という人です。

 

それは実はうつ病の初期症状なのです。

うつ病はとても真面目で我慢強い人の方が発症しやすいとも言われています。

 

だから自分では「ちょっとした我慢」のつもりでいても、
とても精神と身体に負荷がかかっていて、自分がうつ病を自覚できる頃にはうつ病がとても重症になってしまっている、というケースも多いんですね。

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泣きたいけど泣けない、という状況が頻繁にある人は、精神や身体が自覚症状のないままに壊れてしまっている可能性があります。

 

少しでも思い当たる節があるなら病院できちんと受診して、

自分のストレスがどこにあるのか、どうしたら改善できるのか、ということを考えていきましょう。

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ストレスで発症する統合失調症

 

ストレスで発症する病気の中には統合失調症というものもあります。

 

これは過度なストレスを長期に渡って感じると発症する病気で精神分裂病とも言われていた、とても難しい病気です。

 

街中を歩いていても悪口を言われているような気がしたり、自殺願望が強くなってしまったり、家族にも疎外感を感じるようになったりして、

多くの場合、一人で生活することができなくなります。

 

幻聴や幻覚が聞こえたり見えたりする人も多いようです。

 

だるい日が続き、人混みに出ることが億劫になるので、なかなか一人での生活が思うように送れなくなるのです。

 

わが家の母はビョーキです」とかは実の母の統合失調症に悩まされた著者の奮闘記が漫画になってコミカルに描かれているエッセイです。

ポップに描かれていますが、本当に統合失調症になってしまった人やその家族のためになるような情報も描かれていて勉強になります。

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いまの自分を自覚しよう

 

泣きたいけど泣けない、というのは実は自分がストレスを溜めやすい体質であることの表れなんだ、ということを自覚してください。

 

そして泣きたいけど泣けないようなことが頻繁にある人は、実はすでにうつ病の初期症状であることもあります。

私もストレスで逆流性食道炎になったのですから。

ただ、うつ病も統合失調症もきちんと病院を受診すれば治すことのできる病気です。

 

うつ病だからといって何もできなくなるわけでもありません。

関連記事:鬱病でも出来る仕事ってありますよ。知らないだけでね。

 

自分が泣きたいと思った時にちゃんと感情を表に出すことができるのは、実はとても健康的なことなのです。

 

ぜひ、自分の感情を表に出して表現することで心身ともに健康的に生きていけるよう心がけてみてください。

では今日はこの辺りで。

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佐藤まんぼう
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職業:稼ぐニート(♀)。ごく小さなストレスでも与えてはいけない。ストレスに弱すぎて会社もバイトも辞めて稼げるニートになりました。