不動産投資という言葉が最近のホットワードになっているような気がするんですよね。将来の年金に対する不安や、
寿命が伸びた事による、より高額な老後資金の必要性等から不動投資を選択肢の1つとして考える人って多いのです。
しかし、不動産投資というものは長い間閉じられた世界だったと思うんですよね。
1部の富裕層のみが投資用の不動産を買う事が出来るような状態だったと思うのです。だからこそ、不動産投資の世界がわからないという人って実はとても多いのではないでしょうか?
そこで、今回は現役投資家の私が不動産投資の初心者におすすめする本を紹介していこうと思います。
似非投資家ではないよ。投資会社を持っている投資家です。夢のある本ばかりを紹介した方がウケは良いのかもしれないけどさ、
本当に役に立つ本だけを紹介したいのです。
不動産投資は地図から?
この本ですね。定価の値段的には少々高いのですが、それでも面白い本だと思います。
不動産投資って利回りを重視する事がもちろん大事なのですが、それだけじゃだめなんですよね。不動産投資をする時には、
地図を参考にしなくてはいけないのです。
皆さんは不動産投資をする時にどんな事を重視しますか?きっと価格だと思うんですよね。つまり利回りですね。
しかしながらその利回りというものは入居率が高くて初めて実現出来るものなんですよ。
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絵に描いた餅のような状態になってしまったら、ダメなんですよね。不動産投資をやっている人の中でも成功している人ってその地域の地図が頭に入っているんですよね。
どういった地域で、道路はどうなっていて、教育施設やスーパーはどうなっているのか?という事をきちんと理解しているのです。
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学生から不動産投資?
これも不動産投資を始めようと思っている初心者の方には是非とも読んで欲しい本なんですよね。
学生時代から不動産投資をやっている学生がどうやって資産を増やしていったのか?という事が書いてある事はもちろんの事、
収益還元法等の不動産価値の計算方法等も載っているので、不動産投資の根本を理解したいという人にはおすすめの本だと思うんですよね。
不動産投資を始める時っておそらくあまり知識がない状態で始めると思うんです。物件の価値判断はどこで行っているのだろう?
何を基準にしているのだろう?と思うと思うんですよね。
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そんな時にこの本がおすすめなんですよ。学生だからといって「なんだ学生から始めた大家か」と思っている人もいるかもしれませんが、
本の文章を見てもわかる通り、とても頭の良い方です。
私も学生の頃から不動産投資をしていますが、彼の方が確実に頭が良い……。役に立つ本ですよ。
不動産投資の手法って個人によって全然違うのですが、それでも最初は色んな人の不動産投資手法を学ぶ事が大切になってくると思うんですよね。
不動産投資を始めようと思っている人は読んでおいて損はないと思いますよ。
「これが不動産投資の必勝法」みたいなものはないのです。株でも同じですけどね。不動産でも必勝法はないのです。
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木造建築の基礎等を学ぶ
これは不動産投資の本というよりも木造建築の本なのですが、不動産投資を始める人におすすめ出来る本でもあるんですよね。
少しマニアックな本になってしまうのですが、例えばこの本の中では木造建築についてはもちろんの事、机の適切な高さや、
前面道路の測定の仕方等の「不動産会社であれば知っている常識」を学ぶ事が出来るのがこの本なんですよね。
だからこそ、不動産投資の初心者におすすめの本なのです。
不動産投資家って本当に色んな人がいるのですが、やはり成功している人はこういった物件の知識に関しても不動産会社並かそれ以上のものを持っている事が多いんですよね。
こういった知識を学ぶ時間がないという人は買わない方が良いと思いますが、隙間時間でもこういった不動産投資の本を使って学ぶ事が出来るのであれば、買ってみても良いと思います。
という事で、今回は不動産投資の初心者におすすめの本について書いてみました。
不動産投資をする時って誰でも不安だと思うんですよね。でも、最初はみんな知識が何もないところからスタートしているんですよ。
だからこそ、きちんと勉強すれば追いつける可能性があるという事なのです。
今回紹介したおすすめの不動産投資の本以外にもたくさんの良著があるので、随時更新していきたいと思います。
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