会社を辞めたい!と思ったはいいものの、実際どんな風に動くのが良いのだろうか?という事って結構悩むと思うんですよね。
私の友人もそうだったのでよく知っているのですが、地方に転勤になっている時に「転職したい!」と思っても、
地方なので、東京などへの転職は厳しいんですよね。だからこそ、辞めてから転職するという人が多いのですが、
本当に辞めてから転職するべきなのでしょうか?今回はそんな事について書いていきたいと思います。
辞めてから転職するだけの蓄えがあるのか?
まずはこれだと思うんですよね。辞めてから転職するという事はその間ってどうやってもお金がないわけなんですよ。
働いている時は普通に入って来ていた月数十万円の給料が一気になくなってしまうという事はかなり辛いものがあるはずです。
お金を持ってしまうと、生活レベルもあげようとするのが人間というものでして、1度生活レベルをあげると、下げる事ができないのも私たちなのです。
だからこそ、ある程度の蓄えがあるのか?という事を気にしておく必要が辞めてから転職する場合は必要だと思います。
特に男性は貯金をあまりしないものなんですよね。しかも転職する前ってストレスが溜まっている事が多いので、お金を多く使ってしまうのです。
ストレスが貯まれば、お金は貯まらない。そういった関係性にあるんです。
ただ、最近は辞めてからの転職も少しはやりやすくなったかな?と思っています。普通の生活をしようと思えば、クラウドソーシングサービスを使って、
日々のお金を稼げば良いですからね。
収入が全くなくなるという事を防げるようにはなってきたので、辞めてから転職するという事もやりやすくなってきたのではないでしょうか?
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辞めてからの次の転職までの期間が長引いたら?
こういったリスクを考える必要もあると思うんですよね。辞めてから転職すると、次の職場が決定していないという事はもちろんそうなのですが、
次の職場がいつ決まるのか?という事もわからないんですよね。
だからこそ、次の就職まで期間があいてしまうというリスクが辞めてからの転職はあると思っているのです。
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もちろん、東京に戻りたい!という希望があったりとかすると、あれなんですけど、
そうじゃなければ別に会社を辞めてからじゃなくても転職活動はしやすくなってると思うんですよね。
辞めてから転職活動をする理由って「会社に転職活動がバレるのが怖い」というものがあると思っているんです。
確かに、そうですよね。「あれ?これうちの社員じゃないか」なんて人事に見つかってしまったら面倒な事になってしまいますよね。
ただ、最近はそんな事も起こらなくなっているのです。
想定年収算出ツールで有名なMIIDAS(ミーダス) とかだったら、転職活動が会社にバレるなんて事もありません。
バレないような仕組み作りをしているんですね。
そういったサービスって最近はとても増えて来ているように思います。
次の転職までの時間が空いてしまうと、どうしても相手企業の印象は悪くなってしまうものでして、
だからこそ、辞めてから転職という方法を取る必要性はなくなってきているのです。最近はスカイプで面接をするなんてところもあるみたいですしね。
辞めてから転職をするとなると、「早めに次の職場を決めないと、ここの家賃すら払えない」と感じてしまい、結果的に今より悪い会社に就職してしまう事だってありますからね。
妥協してしまう事があるのです。
辞めてから転職すると親からのプレッシャーが強い
これは盲点だと思うのですが、辞めてから転職活動を始めると、親が厳しい家庭の場合、親が口出ししてくる場合があるんですよ。
私の友人でもそうなのですが、転職活動期間は朝早く起きる必要もないため、朝の情報番組を親と一緒に見るなんて経験をする人も多いんですよね。
そうなってくると、
「あんた、本当に転職活動してんの?どこに就職するの?」なんてプレッシャーをかけられる事もあるんですよね。
辞めてから転職をする事によるメリットもあるのですが、親がうるさい場合には、ストレスがかかって来てしまう事だってあるのです。
転職活動をしている時って定期的な収入がなかったりするのです、そうなってくると「実家で暮らす」という選択肢を選ぶ事が多いんですよね。
私の友人にも「転職期間中は実家暮らし」という人は多いですよ。ただ、それが仇となり、結果的に自分のストレスになってしまう事もあるので、気をつけた方が良いのです。
辞めてから転職をする事にもメリットはありますが、親が厳しい人の場合には、在職しながら転職活動をする方が精神的には楽だったりしますよ。
遠方だと面接で困る事は確かにある
ただ、そうは言っても、辞めてから転職をしないと、面接が受けられない会社というものも存在しているのは確かんなんですよね。
全ての企業がスカイプ面談とか、テレビ電話面談を実施してくれるのであれば、辞めてから転職をする必要はないのですが、
転職者に優しい企業だけではありません。数で言えば、「面接に来てください」と言ってくる企業の方が多いものなのですよ。柔軟な企業ばかりではないのです。
むしろ、「古いな〜」と思う企業に方が多いくらい。
私の友人は東京から地方に就職し、結局は就職した会社を辞めて、東京に帰って来たのですが、彼は辞めてから転職をしていました。
地方から東京の面接を受ける場合だと、負担が大きすぎると考えたのです。だからこそ、地方で働いている人とかは、辞めてから転職をする事もあるんじゃないかな。
もちろん、ネット上での面談回数の多い企業に自分が行きたいという事であれば、良いのですが、リアルな面接を受けたい人だって一定数いるはずですからね。
相手だって同じです。採用担当者も対面での面接をしてから採用したいと思う人もいるわけですから。
リアルな面接を重視する人は、辞めてから転職をするという選択肢を選んでみても良いですよね。
関連記事:転職するのにおすすめの業界って何だろう?
辞めてから転職する時の精神的負担
これもあると思うんですよね。辞めてから転職をすると、どうしても精神的に辛い状況があると思うのです。
特に転職をした事がない人だと、「辞めてからの転職」は精神的にもかなり厳しいです。
周りにも「え?いま、無職なの?」という反応をする人がたくさん湧いてきます。そういった周りからの声に耐えるくらいだったら、
「辞めてから転職」にこだわる必要はないので、本当に自分に合った企業を「在職中から」探していっても良いのかな?と思います。
辞めてから転職をする事によって得られるメリットももちろんあります。しかし、精神的にキツくなってしまう事の方が転職においては良くない事だと思うので、
自分が楽だと思う方を選んだ方が良いと思うのですよ。
最近は、リクナビネクスト運営のグッドポイント診断等で、自分の性格を客観的に判断し、適切な仕事に転職する事だって出来るようになりました。
私の場合は診断したら、「挑戦心」とか「独創性」等の結果が出たような・・・
関連記事:仕事での強みと適職を「グッドポイント診断」で研究してみた。
後はそうですね、リクルートエージェントとかだと転職を検討している段階から相談する事だって出来ますしね。
辞めてから転職をしない人には最適のサービスだと思います。在職中に「転職を考えているのですが、どこの業界が良いですかね?」なんて事も聞く事が出来るので、
在職中に転職活動をするという人には良いですよね。
辞めてから転職活動をせずに、在職しながら転職活動を進めている人だっているんですよね。
だからこそ、辛い仕事を我慢し続ける必要なんてないのです。
辞めてから転職活動をしなければいけない、という事ではないし、それぞれに合った方法を選択していけば良いだけなんですよ。