友人、仕事仲間、恋人、家族。
いろんな周りの人の愚痴ってよく耳にすると思うのですが「もう愚痴を聞きたくない」と思ったことはきっと誰にでもあると思います。
家族だと「愚痴を聞きたくないから」と言ってさっさと別れる、なんてことはなかなかできないと思いますが、
友人や仕事仲間、恋人に関しては、その人が愚痴が多い人で、これ以上愚痴を聞きたくないと感じているなら距離を取ってしまうことをおすすめします。
愚痴は聞いても意味がない
特に学生時代の友達なんかが社会人になると、集まった時に話題の中心はどうしても今の仕事がどんな感じなのか、ということになりがちだと思います。
そして仕事の愚痴が止まらない会になってしまったりもするでしょう。
しかし、愚痴は聞いても聞かなくても結局根本的にはなんの解決にもならないのです。
もちろん愚痴を聞いてあげることによって相手のストレスを多少なりとも軽減させてあげることはできるかもしれませんが、
こちらとしては聞きたくない愚痴をずっと聞かされてなんの得にもなりませんよね。
そしてたいてい愚痴というのは本当にそのストレスの根本的な原因になってる対象人物には言えないことであって、
言いやすい全く関係のない人にこぼれがちなものなのです。
例えば会社の上司とかですよね。
直して欲しいところがあっても、上司本人には言いづらいと思います。
でもそれを我慢して耐え続けるのもまたおかしな話で、愚痴をこぼしながら仕事を続けるならいっそ転職を検討した方が良いのです。
人間関係で仕事を辞めるなんて子供のすることだ、と思っている人がいるかもしれません。
でも結果的にそれで自分の仕事のパフォーマンスが落ちたり、モチベーションが下がるようならそれは仕事ができないことと同じです。
自分が心地よい環境で仕事ができるようにすればいいのです。
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上司に対しての愚痴をいつも言ってくる人がいたら、根本的な解決ができるようにそういったアドバイスをしてあげてください。
単純に愚痴を聞きたくないのに聞いてあげているだけでは生産性のない時間の積み重ねになってしまいます。
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愚痴を聞きたくないストレス
愚痴を聞きたくないのに聞いているとどんどん自分にとってストレスになってくると思います。
私も、仕事の愚痴ばかりを言ってくる社会人の友達や、旦那さんの愚痴を聞きたくないのに延々と主婦の方から聞くととてもストレスになります。
一緒になって愚痴を言うようなことがあれば女性としては人間関係も成り立つのでしょうけど、言う愚痴もない人にとっては一方的に聞きたくない愚痴を聞かされる時間になってしまいます。
そして女性同士は特に、聞いてくれるだけの人よりも一緒に愚痴を言ってくれる人の方が盛り上がりますから、なかなか愚痴ばかりの相手に合わせるのも難しいんですね。
この本では女性同士の複雑な人間関係について、どう対処したらいいのか、ということが詳しく書かれています。
女性の扱いに困っている男性の方におすすめです。
人間関係のストレスが溜まりすぎると、自分のプライベートにも影響してきますから、愚痴を聞きたくない、と思ったら愚痴ばかり言ってくる人との距離を少し置いてみる、というのは大事なことなんです。
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距離を置くのは可哀想?
愚痴は聞きたくないけど、愚痴を言ってくる友達や同僚に対して距離を置くのはなんだか可哀想だし人間として冷たいかもしれない、などと思っていませんか?
いい人って損する。という記事でも話しましたが、そうやって他人に合わせている時間に埋もれてしまって自分の時間がどんどんなくなっていることに気づいてください。
愚痴を聞いて欲しい人の多くは「あなたに愚痴を聞いて欲しい」のではなく「誰かに愚痴を聞いて欲しい」人なのです。
つまり愚痴を聞いてもらう相手は特定の誰かでなくてもいいんですね。
そう思うとそんな人のために自分の時間を使われてしまうのはもったいないと思いませんか?
距離をおくことがその人にとって可哀想なのではなく、
愚痴を聞きたくないのに聞いてあげてる自分の方が可哀想なんです。
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他人に自分の時間を渡しているようなもの
愚痴を聞きたくないのに聞くのは、実は他人に自分の時間を提供しているようなものなんですよ。
自分の大切な時間を他人の解決できない愚痴を聞くために使うのなんてもったいないと思いませんか?時間は1億円あっても、100億円あっても、買えるものではないのに。
だから、愚痴を聞きたくないと思ったらその人と距離を置いても良いのです。
自分の人生の時間を生きましょう。自分が生きたい人生を歩んでいきたいじゃないですか。
「なんか、自分のための時間がないままに人生が終わっちゃったな」なんて思いながら、死んでいきたくないはずです。
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では、今日はこのあたりで。