自分に向いてる仕事って何だろうか?そんな事について考えた事ってありますか?
昔から何かやりたい事があった人ならまだしも、学生を謳歌して社会人になってしまった人なんかだと、
自分に向いてる仕事ってわからないなんて事って普通に起こる事だと思うんですよね。
私たちは自分の事をよく理解しているつもりでも、実は理解出来ていないものなんですよ。
では、なぜ自分に向いてる仕事がわからないのか?というと、これって自分の強みがわかっていないからだと思うんですよね。
自分はどういう性格でどんな強みを持っているのか?どんな才能があるのか?という事をきちんと理解していると、自分に向いてる仕事がわからないという事は起こらなくなってくるものなのです。
私にも得意なことがあるし、苦手なことがある。人間だから当然だけど、「得意なことと苦手なこと」があるんですよ。
だからね、自分の強みを知る事が大切だと思うんだ。。
自分の強みの理解
自分に向いてる仕事がわからないという時ってどんな時なのか?というと、今の仕事に満足がいかずに、苦しんでいる時だと思うんですよね。
「この仕事、就いてみたけど実際には自分に向いていないかもしれない。楽しくないし。」という状態になっている人もいるんじゃないかな……。
そうやって、悩み、苦しんでいる時って実は自分の強みというものを理解出来ていない事が多いのです。
自分の強みというものを今一度考えてみましょう。
例えば、
- リーダーシップがある
- 丁寧な仕事が出来る
- 社交的
等ありますよね?
巷では「リーダーシップのある人がこれからは求められる!」といったような文句が謳われる事が多いのですが、
実際にはどうなのか?というと、
「それぞれの強みを活かした仕事をした方が良い」という現実があるんですよ。
「求められているものを体得する」のではなく、「自分の強みを活かせる仕事をする」ということが大切だと思う。
自分に向いてる仕事がわからないなら、まずは自分という人間を分析してみることが大切なんですよ。
今って、大手サイトを中心に自分の強み診断というものをやっていますよね。
例えば、リクナビネクストのグッドポイント診断とかだと、20分程度の質問に答えるだけで、自分の強みというものを詳細に教えてくれるんですね。
こういったものを使って自分の強みというものを理解する事が出来れば、自分に向いてる仕事がわからないという事は起きないと思うのですけどね。
私の場合は「独創性」とかが出ました。人によってたぶん全然違う結果になると思う。
人間ってさ、自分の強みを活かして仕事をしない限りはどうしても良いパフォーマンスを出す事が出来ないものなんですね。
自分が強いと思う事をやってこそ、人って他の人に勝つ事が出来るのです。
例えば、営業が得意な人が事務の仕事をしても良いパフォーマンスをあげる事が出来ませんよね?細かい仕事が向いてない人が細かい作業をしても、
細かい作業が得意な人には決して勝つ事が出来ないのです。
「言ってみれば、平泳ぎが得意な北島選手がクロールでオリンピックに出るようなもの」なのです。
自分に向いてる仕事なんてないという大人
自分に向いてる仕事がわからない!と親等にいうと、
「何を言ってるんだ。石の上にも3年というだろう?頑張りなさい。」と言われる事って多いのです。
この手の説教を言う親は未だにいるんですよね……。もはやモンスターペアレンツ……。
これって今乗っている石が「乗るべき石」だったとしたらという話なんですよね。
そうではなければ、辞めてしまっても良いと思っているのです。乗るべきではない石に3年も乗っていたところで、
お尻が痛くなるだけです。何の成果もでない。人間性も変わらない。
自分に向いてる仕事がわからないと感じているのであれば、
やはり適切な方法でそれを調べて、きちんと自分が他の人と闘って行く事が出来る分野にピボットした方が絶対に良いと思うんですよね。
昔ながらの考え方で、「自分に向いてない仕事かどうかわからない、頑張る!」ではなく、「自分に向いてる仕事をしよう!」
という風に変えていった方が良いんですよね。
確かに、昔はそれでも良かったのかもしれません。自分に向いてる仕事がわからないままにずっとなんとなく最初に決めた企業に勤めていれば、
定年までは安泰でした。
しかし、それは高度経済成長期の話でしょう?経済が縮小傾向にあり、技術の進歩が著しい今だと、この論理は通用しないんですよね。
自分に向いてる仕事がわからない状態で仕事を続けていても、他の人に勝つ事が出来ませんし、何よりも、
これからの技術進歩の波に飲まれて職を失ってしまう可能性だってあるのです。様々な職業はこれからの時代はAIによって代替されるようになりますから。
自分に向いている仕事というものをきちんと客観的・主観的、両方の軸から探していく事が大切なのです。
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自分に向いてる仕事を真剣に考えた事って実はない
自分に向いてる仕事って何だろうか?という事を考えているつもりでも、実際には考えずに生きてきている人ってたくさんいると思うのです。
実は多くの人が思考停止した状態じゃないかな。
それは別に悪い事ではありませんし、そういった生き方もあるとは思うのですが、どうせなら自分に向いてる仕事を探せた方が良いと思うんですよね。
だからこそ、もっともっと自分という人間を知る事が大切だと思っているのです。自分に向いてる仕事がわからない人って、
とりあえず就活をして、働いてみたけど何か違うから転職をして、そこでも「やっぱり違う」と思ってしまうという流れを経てきている人が多いと思うんですよね。
つまり、とりあえず経験してみて試し、改善していくという事を行なっていると思うのですが、実際にはこれだと何度も転職活動をしなければいけなくなってしまうものなんですよね。
だったら、一度自分がやりたい事は何なのか?という事をじっくり考えてみる事が大切だと思っているのです。
自分に向いてる仕事がわからない人ってたくさんいると思いますし、悩むものですよね。だからこそ、じっくりを考えて答えを出していった方が良いのです。
ストレス発散のために飲み会を開くのはわかりますが、それだけではなく、自分自身としっかり向き合う事だって大切な事だと思うんですよね。
自分という「個」と対話し、「どんな人間なの?」と問いかけてみた方が良いんじゃないかな。
向き合ってこそ、自分に向いてる仕事がはっきりとしてくると思っているのです。これだけで本当に全然違うものなんですよね。
関連記事:仕事での強みと適職を「グッドポイント診断」で研究してみた。
自分に向いてる仕事と強みが重なった時
自分に向いてる仕事がわからないという人って本当に自分の強みというものを真剣に考えているのでしょうか?
誰にでも強みってあるものなんですよ。「自分には強みがない」と思っている人でも何かしらの強みというものはあるはずなんです。
自分で気がついていないだけでね。
でも、だからこそ、自分に向いてる仕事がわからないという状態から強みを分析して自分に向いてる仕事と出会えた時には、
大きな力を発揮する事が出来るのです。
転職を失敗してしまう人はやり方を間違えている!でも書きましたが、今は多くの人が転職のやり方を間違えているんです。
自分に向いてる仕事がわからないという状態をそのままにしておかず、自分の強みを理解し、それにあった会社にはいったほうが良いのです。
自分に向いてる仕事がわからないまま「何となく営業にしようかな」と転職をする人がいるのですが、何となく選んでも、「営業が好きで好きでしょうがない」と思っている人には勝てないのです。
例えば、私は「上司から気に入られる優秀で真面目な人材」を欲している会社では昇進できないでしょう。
前職は音楽系の大手企業で働いていたのですが、その時にはもうね、上司と全然上手くいきませんでしたよ。
でもね、文章を書く事が好きなので、
「何かを伝える」という分野においては、他の人に勝てる気がしているのです。
自分に向いてる仕事がわからないから悩んでいるかもしれない。そして、その状態自体が「つらい」と思っているかもしれない。
でも、悩む事は悪い事じゃない。本当に自分に向いてる仕事をした方が良いのです。
「これをやっている時だけは全てを忘れられる」くらいに思える仕事をした方が良いよ。
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