仕事をやっていると、どうしても辛い時ってあるよね。
なんでこんな事をやっているんだろう?このままこの仕事を続けても意味があるのだろうか?そんな事を思ってしまう人だってたくさんいるんですよね。
私もサラリーマンとして働いていた時には仕事でうんざりする時というものが存在したんです。
「この時間が無駄過ぎる。」と常に思っていました。「見えない何か」と闘っていたような気もするしね。
今回は私が仕事でうんざりした瞬間について書いていきたいと思います。
ストレス発散にお付き合いください。
上司の愚痴を聞かされる飲み会
ああ、これは本当に面倒でしたね。
上司と飲み会に行くと、あまり良い事が起きないというのは世の常。やはり上司と飲み会にいくという事は疲れるものですね。
できるだけ避けていた私ですが、それでも断れない時だってあるわけよ。
あの日は、仕事帰りに、上司達と居酒屋にいったのです。場末感すらある宇都宮の居酒屋。
すると、ずっと「仕事の愚痴」だったんですね。
会社の体制が良くないとか、そんな話ばかり。
それが話題で本当に楽しいのだろうか?だったら辞めたら良いのに。
とよくうんざりしていたのです。
自分が仕事でうんざりしているという事は大抵の場合、上司も同じように別の件で仕事にうんざりしているものなんですよ。
そして、それを聞くのが「後輩の役目」になってしまうんですね。上司のサンドバックですよ。帰る頃にはゲッソリ。
飲み会って友達と楽しい話をしている時は飲み放題が短く感じるのですが、これが上司の愚痴を聞く飲み会だと、本当に長いんですよ。
誰だ、飲み放題なんて作ったの。あの時ばかりは恨んだよね、人類の叡智とも言える飲み放題システムを……。
しかも、うんざりしながらも楽しそうにしなければいけない、という点がサラリーマンとして働く上で辛い事だと思うんですよね。
どこのキャバ嬢だ……。
上司は上司でストレスの発散場所を探しているわけなんです。
そうなってくると、サンドバックである後輩・部下が一番良いんですよね。柔らか素材の極上サンドバック。
自分より年下の部下であれば、きちんと聞いてくれるだろうし、
仕事なのでうんざりした顔もしませんよね?
「そんなの家庭で済ませば良いのに。」と思っていたのですが、家庭でストレス発散って意外にも出来ないみたいなんですよね。
部下と違って奥さんは露骨にイヤな顔をしてきますから。
かわいそうに。
仕事でうんざりしているというよりも、これはサラリーマンだからこそという側面がありますが、きっと皆さんにも経験があるかと思います。
残業の強要
これもありましたね。仕事でうんざりですよ。
残業って自分の仕事が終わっていればしなくても良いじゃないですか。
帰って良いはずです。
でも、うちの会社はそんな事なかったんですよね。弊社、古い会社だったのですよ。会社の年齢も考え方もね。
残業をする事にこそ意味があるという思想を持った人がたくさんいたのです。
- ×「残業する人=頑張っている」
- ○「残業する人=仕事が遅いだけ」
これくらい小学生にもわかると思っていましたが、どうやら違ったみたいです。はい。
これは本当に仕事でうんざりした瞬間でしたね。
しかし、あれなんですよ。残業を強要するわりに、上司も別に何かしているわけではないのです。
自分より上の人がいないと、残業時間におしゃべりをしていたりするんですよね。なんですかそれ?
おかしいんですけど、こういう人って本当にいたんです。
残業をする事ってもちろん必要であれば、良いと思っています。しかし、残業をする事自体に意味があると思っている人が本当に多いという事が問題なんですよね。
自分の仕事は片付いているのに、残業をするなんて仕事でうんざりして当たり前ですよね。
もちろんこれは上司によると思いますよ。残業を強要しないような上司であれば、普通の時間に帰る事が出来ます。
また、これは会社にもよりますね。会社が残業を前提にしているようなブラックな会社だと、そもそも、勤務時間内に終わる事はないので、
その分、残業をする必要性が出てくるのです。
こうやって仕事にうんざりしているうちに、だんだんと疲弊してきて、鬱になってしまう人とかもいると思うんですけどね。
なぜか辞める人がいないのが現実なのです。
仕事でうんざりしても、なぜか日本人って頑張るんですよね。民族性なのかな。
全員参加必須、意味のない会議
私が所属していた会社では「会議をするぞ」と言われると、支店にいる営業職の社員の多くが集められていました。
しかし、実際には全員が必要なわけではないし、「会議中、1度も発言しない人」もたくさんいました。なぜなら自分には関係のない事について話すから。
「情報共有」の観点から会議に参加させていたのかもしれないけれど、こっちとしてはうんざりしてしまう。
情報共有なら、クラウドで済むはず。わざわざ集まって会議をして、全員の時間を消耗する必要なんてどこにもないわけ。
それでも、当時配属されていた支店長の方針だったから仕方がない。支店の営業社員全員が集まって、会議をして、何となく「仕事っぽい事」をして満足。
そんな感じの毎日でした。暇なのかなんなのか、会議が長くなってくると、子供の話や奥さんの話になってしまう。
「最近、子供がイヤイヤ期でさ」みたいな話をされても困る。上司の子供になんて何の興味もない。つまらない。時間の無駄。
そんな会議には参加したくないし、自分の仕事をこなしていきたい、と思っているから私にとってはただただ苦痛でした。
仕事でうんざりした瞬間でした。
確かに、会議は重要だとも思う。でも、必要以上に長い会議とか、必要以上に人を集めた会議には何の意味もないと思う。
上司のセクハラを見た時
これも仕事でうんざりした瞬間ですね。
仕事をしていると、どうしても「社内での飲み会」には参加しなくてはいけなくなってしまうんですよね。
だからこそ、参加するわけですが、まだまだ会社って男が中心になっている場合が多いんです。
つまり、飲み会で喜ばれるのって、女性なんですよね。女性が来るというだけで、男性社員の意気込みは変わるというものです。
上司の多くは「男は自分以外いらないよ」というのが本音。怖いですよね。学生から社会人になっても、下心は改善されないものです。
男の下心はいくつになっても存在する。会社組織であってもね。
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だからこそ私はここでうんざりしてしまいました。
私の上司は元から尊敬出来るような人ではなかったのですが、それだけでなく、女性にも汚いというところを見てしまって、
本当にうんざりしましたね。軽蔑。
女性社員に良い年のおじさんが群がってニヤニヤしているんです。
もちろん、女性の方もイヤだと思いますが、それでもなかなか上司には言えないものですよね。
「気持ち悪いです。」なんて言っている人を私は見た事がありません。
私の経験上、少しでも「この人尊敬出来ないな」と思った人って女癖が悪い人が多いんです。仕事と女癖って似たようなところがあるんですよ。
ちゃんと生きようね。
幼い頃に「こうはなりたくないな」と思っていた大人の代表のようで、見ていてつらくなってしまうのです。
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仕事でうんざりする瞬間があるなら転職しても良い
ここまで仕事でうんざりする瞬間について書いてきたのですが、要するにこれって会社に問題がある時もあると思うんですよね。
会社に問題があるからこそ、仕事にうんざりしてしまうのです。
だったら、転職するのもありなんじゃないかな?と思うわけです。
転職した時の想定年収を算出する事が出来るMIIDAS(ミーダス) とかでさ、予め転職後を想定して職を変えられる時代ですから。
そういったものを使っていけば、転職だってより効率的・スムーズに出来ると思うんです。
仕事でうんざりしている時って、本当に効率が悪くなってしまっているのです。
うんざりするような仕事を続ける意味って実はなかったりするんですよね。
私も前の会社を辞めてしまいました。我慢しようかな?とも思ったけど、私はそんなに大人にはなれませんでした。
やっぱりつらかった。情けない話だけど、弱かったのです。仕事でうんざりする毎日に耐える事ができなかった。
でも、今は幸せ。好きな事をやっているからね。「ああ、つらいなあ」と思っている時には周りが見えなくなってしまうもの。
自分の周りにある「いくつもの可能性」にまで目がいかないもの。ただ、その中に進むべき道が存在している事だってあるのです。
自分の意思が常に正しいとは限らないけど、正しい事も多いと思うのです。少なくとも、私は正しかった。