「仕事から逃げたい」と思う事ってあるよね。どうしようもなく逃げ出したくなる時ってあると思うんです。
道端のダンゴムシみたいに丸まって、どこかにコロコロと逃げ出したくなる時だってあるよ。このままコロコロしてたら逃げられねえかなあ、くらいに思ったりしません?笑
私だけでしょうか。笑
仕事って本当に大変なもの。毎日同じ時間にいって、上司に叱られて、行きたくもない飲み会にも付き合わされて、
挙げ句の果てには上司の愚痴まで聞かされるという、ストレスパレードですよ。ストレス感謝祭ですよ。
私はサラリーマン時代、毎日職場に通う事自体が辛かった。朝早くから電車に揺られて、「次は〜駅〜」みたいなアナウンスが流れる度にお腹がきゅーっと痛くなった。
でも、仕事って平日は毎日いかなければならないのが普通。辛い。
だから、逃げたい!と思っている人はたくさんいると思うのですが、実際に逃げたいという感情を実行する人って少なかったりする。
仕事から逃げたいと思っている人はたくさんいるのに、なぜか逃げない人が多いのですよ。
もちろん、逃げる事は周りに迷惑をかける行動なのかもしれない。仕事を投げ出すなんて良くない事なのかもしれない。
ただ、私は今の仕事が全てじゃないと思うんですよね。
仕事から逃げたい!と思っているのであれば、逃げてしまっても良いんです。
私は弱い人間なんです。だから逃げました。
仕事ってそもそも理不尽
皆さんは、当たり前のようにサラリーマンとして働いていますが、仕事って本当に理不尽な事だらけ。
上司の機嫌が悪い時にはきつく当たられてしまう事だってあるだろうし、そうなってくると、上司の機嫌をうかがうようになるんですよね。
「上司に怒られないようにするにはどうすれば良いかなあ」とか「どうすれば気に入られるのかな?」とか。今考えると、馬鹿馬鹿しい……。
私の上司なんて、上司が奥さんとうまくいっていない時には機嫌が悪くなってしまうような人で大変でした。
「うわ、昨日も何かあったんかな?どうすればうまくやっていけるかな?」と考えていた。職場に着いて、嫌いな上司が「おはようございます」と薄ら笑いを浮かべて挨拶をしてくるだけで吐き気がした。
「なんだこいつ、気持ち悪い」と思っていました。それくらい嫌いでした。相手の存在をこの場で消し去れるのであれば、そんな魔法があれば、すぐに使っていたと思う。
そんな事を考える毎日。
仕事って、心から「逃げたい」と思う場面が本当に多いのです。
また、クライアント側に関してもそうです。お客さんというのはどんな仕事にも存在するもの。八百屋さんだったら果物を買ってくれる人。
サイトの制作会社ならサイトを作って欲しい人。
お客さんから理不尽に怒られたり、暴力を振るわれてしまったなんて経験を持っている人もいるでしょう。
私の会社の人の中では「ビール瓶で殴られそうになった人」もいました。おそろしい……。
そうなってくると、仕事から逃げたいと思うのって実は当然の事のようにも感じるんですよね。
でも、多くの人は仕事から逃げたい!と思っても、逃げないんですよね。辛いのに。
なぜだろう。
こんなにも辛いのに、仕事から逃げない、いや、逃げられない、そんな人が多いのです。
私も最初から逃げられるタイプではなかったしね。臆病な自分を認めてあげるほど、弱い自分を認められるほど、強くはなかった。
なぜ仕事から逃げないのか?
仕事って逃げたいと思う時が多いのです。でも、多くの人が辞めない・逃げないんですよ。
じゃあなんでなの?ってところよね。仕事から逃げたい、と心から思っていても、辞めることができない
なぜか。
家族のため
仕事から逃げたいとは思うものの、生活費を稼いでいる大黒柱が自分だと
仕事がやめる事が出来ない。逃げたいと思っても、逃げる事が出来ない人がたくさんいるんですよ。
私の周りでも「仕事から逃げたいと思う時はあるけど、住宅ローンもあるし、家族のためにも辞める事はは出来ない」と言っている方が非常に多いのです。
35年ローンとか、最近だと45年ローンもあるんだとか。長過ぎない?45年後、私、生きていますかね……?
そもそも、ローンで買った住宅も自分の生活を快適にするために買っていると思うし、家族だって人生をより豊かにするためにいると思うのに、
なぜ自分だけが我慢するのか?と考えると不思議だと思うんですけどね。自分の身体と精神を犠牲にして家族を守る?
それで本当に幸せ?
幸せになるための資産に苦しめられていたりするんですよ。本末転倒ですよね。
家族だって、本当は「逃げても良いのに」と思っているかもしれないのに。
辞める事への恐怖
新卒として入った企業にずっと在籍している人なんかだと、こういう傾向が強いんですよ。
転職する事や、独立する事を「怖い」と思っている人って本当に多いのです。リスクだと思っているのです。
ほら?皆さんの周りでも「この仕事から逃げたい!」といっていても、実際に辞める人ってほとんどいませんよね?
つまり、みんな仕事から逃げたいと思っていても、結局は今のストレスよりも「逃げた後のストレス」の方が高いと判断して
辛い現状を受け入れてしまっているんですよね。
もちろんそれが悪い事だとは言いません。転職したり、独立したりする方が大変だという人ももちろんいますから。
そういう人たちにとっては今の会社にそのまま所属する事が一番良い選択肢かもしれません。
でも、本当に仕事から逃げたいと思っているなら、辞めても良いと思うんですよね。
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周りからの目線
これも仕事から逃げたいと思っても、逃げない原因でしょうね。
仕事を辞めるとなると、周りの人たちは絶対に心配します。「今の仕事辞めて大丈夫なの?次はどうするの?」
こうやって聞いてくるんですよね。
親や彼女、友達が心配してくるわけ。
どんどん不安を煽ってくるのです。
自分としても、転職や独立に自信があるわけではないため、一時的に無職になった時の周りの目線や声に耐える事が出来ないのです。
でもさ、これってどうなんだろう?と思うわけです。
確かに、周りの目線というものは多少なりとも気になりますよね?
「おいおい、あいつ無職なのかよ。前の会社にいた方が良かったんじゃないの?」と言われる事が怖くなってしまう。
でも、自分の人生なんて自分で決めるべきだし、周りのために生きているわけではありません。逃げたいと思ったら逃げてしまっても良いと思うんです。
そのまま逃げずに頑張ったら、つらさの山を越えて会社内での地位も上がって行くかもしれない。でも、耐える事が出来ずに鬱になってしまう人だっているんですよ。
置かれた場所で咲こうとして、死んでいってしまう人だっているわけ。
人間なんてそんなに強い存在ではないのだから、そもそも雑草のように置かれた場所で咲く事はできない。
逃げたいと思っているのに、周りの目線を気にして、潰れていってしまう人だっているのです。
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仕事から逃げても選択肢はたくさんある
もちろん、仕事から逃げたいという気持ちを抑えて頑張る人は格好良いのかもしれない。そして、我慢した事で幸せになったという人だっているでしょう。
私の知り合いでもそういう人はいる。「とりあえず3年はいなければいけない」と思って、死ぬ気で頑張ったから今がある!と言っていた。
本当に心からそう思っているのだと思う。「我慢したから今がある。逃げたいという気持ちを抑えて耐えてきたからこそ幸せになれた」と。
テレビに映る成功者のように語るのです。そういう成功者がいるのもたしかだよ。額がテッカテカで黒光りした人ね。あ〜はいはい、と。わかるわかる、と思う。
でもさ、我慢する事が出来ない人だっていると思うんですよ。仕事から逃げたいと思ったら、逃げた方が良い人だっているのです。
私だって同じ。私も仕事から逃げたいと思って逃げた。辛くて逃げた。それで良いんじゃないかな。
今って色んな選択肢がある。だからこそ、仕事から逃げたいと思ったら、逃げる事が出来るんです。
例えば、仕事から逃げたい!と思うものの、直近の生活費を払わなければいけないと思っているのであれば、
自分の好きな事に関してのブログを作って、それをA8.net とかでマネタイズしてしまえば良いと思うんですよね。
何か教える事が出来る能力を持っているのであれば、誰でも先生になる事が出来るウェブサービスストリートアカデミー を使えば良いのです。
仕事から逃げたいと思ったら、選択肢なんていくらでもあるんですよ。
また、仕事が逃げたいという人でも、他の職業ならやっていけるかもしれない!つまり、転職をしたいと思っている人だっていると思うんですよね。
そういう人って何が気になるのか?というと、年収、そして転職先がブラック企業かどうか?だと思うんです。
だったら適性年収を調べてくれるMIIDAS(ミーダス) を使って、労働市場における自分の価値というものを判断してみれば良いのです。
また、逃げたいけど、ブラックな仕事はしたくないという人だったらキャリコネ等の企業口コミサイトを使って、「実際に企業の中で働いている人の口コミ」を見てみれば良いのです。
仕事から逃げたいと思ったら選択肢なんていくらでもあります。逃げたいと思った時に逃げてしまえば良いんですよ。
人生なんて一度しかないのですから。
もっと好きなように生きた方が良い。仕事から逃げたいと思っているのに、身体も精神もボロボロになるまで働いて、得たものは何だろうか?
明日死ぬとしても、後悔しないように生きていたいじゃない?
2度はないたった1度の人生だから、心のコンパスが指す方へ進みたいじゃない?
何か間違っている?
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