会社で働いているサラリーマン、主婦、学生等他人と関わっていれば不満というものが絶対にでてきます。でも不満ばかりいっていても仕方なくないですか?
私はそう思います。そんな不満をどうすればなくすことが出来るのか?そんなことについて書いていきたいと思います。
違いを理解する
他人ってひととは違いますよね。そもそも生い立ちだって全然違うわけですから当然のことなんです。だからこそ、普段の他人の行動でどうしても許せない事って出て来てしまっているかと思います。
例えば、日本だと食器を洗う時ってどうしますか?基本的には水を流しながらお皿を洗っていきますよね?でも、海外ではこれが違うこともあります。
ポーランドだったかな?では水を桶に溜めて、その中で洗います。これは文化の違いですが、やはりこういったことでも違いが許せないために不満というものが出て来てしまうのです。
でも、他人は自分とは違う存在ですから自分の思い通りになんてなりません。自分が正しいと思っていることがそのひとにとって正しいとは限らないんですよ。
だから、そこに不満を持つことってとても非効率なんです。皆さんの友達を考えてください。どこか自分と似たところがあるひとと仲が良かったりしませんか?
それはどこかで自分と同じ部分を他人にも求めているからなんですよ。言ってみてしまえば人間は元々支配的な生物ということですね。
でもその同質性って必要なものではありません。
メディアでは大多数が違うと考えることを行うひとをたたきますが、あれは本当に良い例だと思います。その人の文化や業界も全く違う、理解しているかと言われればそういうわけでもないのに私たち人間は「同じ」であることにこだわってしまうんですね。
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なぜ不満なのかを考える
人が不満を抱く時の理由って実はとても曖昧だったりします。不満の中身は内容だと思っていたら、実はただそのひとが嫌いなだけだったなんてことはよくあることです。
だからいま一度なぜ自分が不満を感じているのかということを考えてみてください。
そう考えてみると実は一時の感情であるということもあります。
「なんであんなこといってしまったんだろう?」
「なんであんなことで不満を抱いていたんだろう?」
って思うことって多いです。冷静になってみることってとても大切です。
日本人は特に可哀想なひとが好きです。可哀想なバックグラウンドがあっただけでそのひとがさも良いひとかのような印象を持ってしまいがちです。
しかし、その反対に幸せそうなひとやお金を持っているひとに対しての風あたりはかなり強いものがあるんです。
つまり、これはよくあることなのですが自分の不満が実は妬みに依拠するものだということもあるんですよ。
あのひとはなんであんなに幸せそうなんだ!自分はこんなにも苦労しているのに!って思うわけです。
そういうことが原因であったと少しでも思うなら、不満を持つことはすぐにやめたほうがいいですね。
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まあいっかと開き直る
まあいっかの精神って大切だと思うんですよね。不満なんて探してしまえばいくらでも見つける事が出来ます。
会社の制度が悪いとか給料が低いとかそんなのですよ。
でも、実は良い所ってのを見ていなくはないですか?
例えば給料が低くても、定時に退社することができるとかね!
良いところと悪いところってのは絶対にあるんです。だから「まあいっか」ってのはとても大切です。
その時不満に思っていても時間がたってしまうとなぜか「まあいっか」ってなること多くないですか?私なんかその典型ですね。
ずっと考えていてもしょうがないし、そんなことに関してずっと思いを巡らせるくらいなら次を見ていたほうがいいですよね。
そしてこの「まあいっか」っていうのが良い方向にいくと自分自身もとても楽になれます。だってどうでもいいこと、重要ではないことに関してはなんでもよくなりますからね。
全てを完璧にしようと思うひともいるかと思いますが、別に全部完璧とかじゃなくても良いと思います。
というわけで今回は不満ということについて書いてみました。