今の中高年層の世代では大学を卒業して就活まで頑張って、
一流の大企業に就職することができたら人生安泰、というのが主流でしたね。
就職活動までが頑張り時で、それ以降は我慢さえすれば「安定した生活」を送ることができ、定年までの一定した給料が約束されていた時代です。
ちなみにアメリカでは「定年」という概念すらないらしい。へえ、って感じですよね。
でも今は社会のあり方が随分と変わってきました。
そんな中で「サラリーマンを辞めたい」と思っている人がたくさんいるでしょう。
その声に
- 「今時の若者は本当に弱い」
- 「みんな耐えてきたんだ」
というのが中高年です。
しかし景気が良い時代で、会社が給料を安定して供給してくれた世代にそんなこと言われたくないわけですよ。
今この時代で「サラリーマンを辞めたい」と思うことってまともな思考だと思います。
その理由を、今日は説明していきましょう。
他人に給料を握られているサラリーマン
会社に属するサラリーマンは会社に決められた給料で雇われています。
月に20万円の給料をもらっている人は、月に20日間程度は会社に自分の時間を提供する義務が発生してくるわけです。その代わり、交通費や給料を会社からもらう。
では会社の景気があまりよくないからと言って「今月から給料が変わりました」と言われたりしますね?
その時サラリーマンは「その給料では納得できません」と言うことができますか?
「その給料なら辞めます」くらい言えるサラリーマンがいますか?
そんなサラリーマンはいないでしょうね。実際にはいないのよ。
だってサラリーマンにとっての主な収入源は「勤めている会社」なのですから。ブログは副業としても最適だと思う。とかで、副業をオススメしていますが、実際に副業をしている人は多くない。
会社に依存しているのです。
そして多くの会社は会社の副業禁止規定に甘えて何もしない人は多いのかもしれないでも書きましたが、副業禁止でしょうから、サラリーマンは会社以外で稼ぐ手段がありません。
副業をやっている人だって少ないでしょうから、生活するためにはサラリーマンを続けるしかない。
そうすると会社にたてつくことは許されないんです。働くことができない中学生にとっての親みたいなものですよ、会社は。
もし独身でなく、養わなくてはいけない家族がいるなら余計にそうでしょう。
結局、「サラリーマンである」ということは「会社の言いなりにならなくてはいけない」という事と同義なのです。
「給料が低いな」と思ってもそれが自分の勤めている会社なら仕方ない、で割り切らないといけない。
もしくは転職活動をするか、のどっちかですね。
でも会社に不満があるならそこで耐える必要はないと思います。
だってその環境が自分にあっていないんですから。
景気の良い時代に生きてきた中高年は「置かれた場所で咲きなさい」と言うかもしれませんが、そんなの時代が違うので聞く必要はないんです。
サラリーマンを辞めたいと思うのは今は普通の事だと思うのです。
転職活動と聞くととても面倒くさそうで大変そうですが、
実はこういった面倒そうな分野には良い意味で時代が影響を与えていて昔よりも随分「スムーズな転職活動」ができるようになってます。
エージェント制を採用している最大手転職サービスリクルートエージェントを使えば、75%が非公開求人なので、自分が求める労働環境で働く事が出来るようになりますし、

実際、質と年収の両方を重視するのであれば、使ってみても良いサービスだと思うのです。
リクナビネクストのグッドポイント診断を使えば、簡単に自分の性格や仕事上の強みを診断し、自分に適した仕事を探す事が出来るんですよね。
辞めたい会社にいつまでもいる必要性はなくなってきていると思うのです。
関連記事:仕事での強みと適職を「グッドポイント診断」で研究してみた。
会社は倒産するかもしれない
会社に真面目に勤めていれば定年まで安定したお給料がもらえる?
そんなの古いです。
大手の企業がどんどんリストラに踏み切る時代です。
ロボットに仕事を奪われる日が迫っている中、これからの仕事とは?でも書きましたが、ロボットの導入でさらに人間の仕事は機械化されていき、これからは生産性は上がり続け、雇用の数は減っていく一方でしょう。
今自分がやっている仕事は「人間にしかできない仕事」でしょうか?
その仕事はあなたにしかできない仕事でしょうか?
それとも他の誰かでもできる仕事でしょうか?
結局は「代替可能な仕事なのか?」という事だと思うんです。綺麗事を言っても意味がない。それがロボットに代替されるような仕事ならリストラされる可能性が高い。
「自分にしかできない仕事」を持っていない人は常に仕事を奪われて失う可能性と隣り合わせで生きているということ。
今単純作業としてある仕事はどんどん機械にとられて会社がポンポン倒産していく時代になるでしょう。
大手Amazonだって少し前まではアルバイトがやっていた仕事を機械の仕事にかえてしまいましたよね。

商品の棚入れ・棚出しを自走ロボットによって自動。
出荷までの時間をさらに短縮させる。
ロボット一台買ってしまえばあとは時給が発生することはなく、ミスもなく、休むこともない。
こういったロボットが増えていけばロボット自体の単価も安くなっていくでしょう。
人間を雇うより感情のないロボットの方がよっぽど楽です。
「何この未来」という感じでしょう?
企業雇用がどんどんこちらへシフトしていくのは目に見えていますよね。
だからこそ、サラリーマンを辞めたいという感情を持つ事は悪い事ではないのです。これからは人材という意味での労働力は必要なくなり、
技術のある人だけが生き残るのです。
だからこそ、サラリーマンを辞めたいという発想自体は良いと思うんですよね。
関連記事:会社が倒産したよ
正直本当にいらない会社ってたくさんあるよね。
サラリーマンは頑張っても給料が上がらない
残念ながら成果報酬制ではない日本では、どんなに仕事を真面目に頑張っていてもそれに比例して給料がどんどん上がっていく、なんてことはありません。
もちろん、そういった企業もありますが、非常に限定的ですよね。あったとしても、「ブラック企業」だったりするし。
自分より絶対仕事をしていないのに「自分よりキャリアの長い先輩」が座ってるだけで自分より良い給料をもらっていませんか?
それが、「日本の会社の仕組み」なんです。
年功序列なんです。
年をとってる人がその分給料を多くもらう世界。
サラリーマンって本当に残酷です。サラリーマンを辞めたいと思う人がいるのもわかるんですよね。
どれだけ頑張っても、もらえる給料が変わらないのであれば、頑張ろう!なんて思う事はありませんよね。サラリーマンを辞めたいと思ってしまうのは当然の事でもあると思うのです。
関連記事:給料が上がらないと悩んでる人へ
サラリーマンは無駄ばかり
パッと挙げるだけでもこんなに無駄があるのがサラリーマンです。
正直削るところ削ればみんな残業しなくて済むと思う。
仕事が終わらなくて残業残業、とやっているとそれはそれで労基法からはみ出る残業時間になっちゃうからと怒られたりするらしいですね。
なんで会社のために仕事してやってるこっちが残業するなって怒られなくちゃいけないんだか。
もっと無駄なところを効率化していけば良いわけであって、何だか根本的に間違っているような気がしてしまうのですよ。
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サラリーマンを辞めたいなら今だ
サラリーマンを辞めたいならもう辞めませんか?と思うわけなんですよ。今って昔に比べたらサラリーマンを辞める人って増えて来たと思うんですよね。
皆さんの周りでも様々な働き方をしている人って増えて来たと思うんですよ。だからこそ、サラリーマンを辞めたいと思うのであれば、
辞めてしまえば良いのです。
他の方法で稼ぐ
今、ネットで稼げるように本当になってるんですよ。
- ネットってなんか怖い
- ネットはよく分からない
- ネットは怖い
こんなことを言ってる人がたくさんいるうちに、早くサラリーマンを辞めてネットで稼ぐ人になるべきです。
まだ不審がられているうちは競合も少ないですからね。
そんな今のうちにネットで稼ぐ先駆者になるべきなんです。
ちょっと出遅れてるくらいですよ。
やり方はいっぱいあります。
【ブログ】
パソコンのタイピングが早くて書くのが苦にならなければブログで稼げば良い。ブログって最近は稼げる分野になってきているのです。
私もブロガーとして生きています。ブログで生活できるようになったけど、道のりは簡単ではなかったよって話でブログについて書いているので読んでみてください。
チョコレートが好きならチョコレート専門のブログを書いてみれば良いと思いますし、カフェが好きなのであれば、そういったサイトを運営しても良いですよね。
サラリーマンを辞めたいと思っているのであれば、ブログで稼ぐという方法もあるのです。
関連記事:ブログで稼ぐ人っているけど、その仕組みって知ってる?
【クラウドソーシング】
ちょっとお試しで始めてみたいならクラウドワークスとかを使ってみても良いと思いますよ。皆さんはクラウドソーシングを使って仕事をした事がありますか?
クラウドワークス7時間で5700円稼いだ話で実際にクラウドワークスを使ってみた感想も書いています。
ライターとしての仕事や、プログラミングが出来るのであれば、システムの仕事等、本当に多岐に渡るのですが、そういった仕事を受託する事が出来るんですよね。
サラリーマンを辞めたいと思っているのであれば、まずはこういったものからやってみても良いのではないでしょうか?
関連記事:公務員こそ副業をした方が良いと思う。
【プログラミング】
プログラミングができる人ってこれから絶対に職にあぶれないですし、対人ストレスの少ない環境で働くことが可能です。
私の周りでもエンジニアでフリーランスとして活動している人って最近は多いんですよね。プログラミングが出来れば、システムの構築だって出来るわけですし、
ウェブサービスを作れば、それを運営して収益を得てみれば良いのです。方法なんていくらでもあるんです。
サラリーマンを辞めたいと思うのであれば、様々な角度から考えてみれば良いと思うんですよね。
フリーランスの良さ
サラリーマンを今やめることによってフリーランスなり、ネットで稼げるようになると良いことがたくさんあります。
家族との時間を大切にできる
ネット環境さえあれば仕事ができるのでどこにいても誰といても仕事ができるようになるんですね。
そうすると家族と一緒にいる時間でも仕事をできるんですね。
仕事に生きる人生を選択すると家族とすれ違いが生じてしまう。
最悪の場合離婚…
そんな時代ももう古いんですよ。
関連記事:日本の離婚率は「約34%」と高いのです。
サラリーマンを辞めたいと思いながらも家族のために続けていれば、結果的に離婚してしまうという事だって起きるんですよね。
だからこそ、サラリーマンを辞めたいと本当に思っているのであれば、方法を考えてみれば良いと思うのです。
しっかり寝れる
フリーランスは仕事を始めるのも終わらせるのも自分の裁量で決めることができます。
だからしっかり睡眠をとることができるんですね。
仕事で徹夜、なんてことはないわけです。
でもそこには収入がかかってますから。
やらなければやらないだけ稼げなくなるだけです。
自分の稼ぎたい金額がなんとなく頭にあるならその分くらい頑張れば良い。
わかりやすいですね。
しっかり睡眠をとることができると体調も崩しにくくなります。
そもそも満員電車や人混みに出かけて行く必要性もなくなりますから風邪をうつされるリスクも減ります。
関連記事:心に余裕を持つ方法
対人ストレスがない
ネットで稼ぐことにより対人ストレスはなくなります。
多くのサラリーマンが仕事を辞めたい理由の一つに対人関係のストレスを挙げるでしょう。
だからこそ、フリーランスって本当にオススメなんです。
もう上司とのつまらない飲み会に行く必要なんてないんですよ。
関連記事:上司と部下の関係って本当に面倒
サラリーマンを辞めたいと思っている人で対人的なストレスを抱えている人って実は多いんですよね。でも、それを我慢する必要性って今ないのです。
サラリーマンを辞めたいと思うのであれば、そのためにはどうすれば良いのか?という事を考えれば良いだけの話なのです。
サラリーマンとして働く事だけが正しいと思ってきた私たち
私たちは、サラリーマンとして働く事だけが正しい事である、と教えられてきたと思うんですよね。サラリーマンを辞めたいなんて思う事は悪い事で、
きちんと65歳まで働く事が正しい事であると思ってきたのです。しかしながら、サラリーマンとして働く事だけが全てではないないし、
サラリーマンを辞めたいと思うなら別に今の時代はどうとでもなるのですよ。
考え方って怖いもので、幼い頃から親とか先生に教えられてしまうものです。自分でも意識しない内に、どこかの知らない大人が持っている思想に感化されてしまっていたりとか、
サラリーマンだけが正しい働き方だ!なんて思われてしまうのです。でも、自分では「この考え方がおかしい」と気がつく事が出来ません。
なぜなら「教えられてきた記憶すら持っていないから」
気が付いた時には、先生とか親とか、知り合いとかサラリーマンばかりの環境の中で生活をしていて、気が付いたら、「良い大学を出て、良い会社で働く事だけが幸運への手がかりだ」と思ってしまっているのです。
でも、そんな事はないのですよ。サラリーマンを辞めたいと思う事自体は悪い事ではないし、サラリーマンを辞める事で見えるものだってたくさんあるのですよ。
関連記事:転職するのにおすすめの業界って何だろう?
サラリーマンを辞めたいなら思考せよ
サラリーマンを辞めたい、って思っているのって本当に普通のことだし当たり前だと思います。
むしろサラリーマンとして嬉々として働いている人の方が危ないんじゃないかと思う。
サラリーマンを辞めたい、と思えたなら次のステップです。
今までの自分を振り返ってどうやったら人と違う仕事ができるか、ロボットにとられない仕事ができるかを考えてみてください。
そして自分が大切にしたいものをちゃんと大切にしながら仕事をする、というライフスタイルを手に入れましょう。
動き始めるなら今です。