結婚って皆さんにとってどういうものでしょうか?
結婚したての頃、結婚する前って「理想的な夫婦になりたいな。」なんて思っていると思うんですよ。
皆さんの中には、いつの間にか「理想の夫婦像」というものが出来上がっているのです。
でも、理想的な夫婦になろうとすればするほど、実は離婚してしまうような気がするんですよね。
そう、理想的な夫婦になろうとするから離婚とするのです。
理想的な夫婦になるという幸せ病
皆さんの中には「こんな夫婦だったら世間一般でも理想的な夫婦だよなぁ。」なんて思っているひとが少なからずいるわけです。
女性であれば、美味しいご飯を作って家事をして、週末はエステなんかにも行きたい。
幼稚園に子供を送った後はママ友とランチ!といった一般的な夫婦像を思い浮かべたり、
男性あれば、サラリーマンとして高給をもらい、家事はそこそこやって、ボーナスで旅行に行く
そんな事をお互いが考えて、理想的な夫婦像に近付こうとするのです。
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しかし、これはが本当に幸せなのでしょうか?
確かに、上記のような生活をしていて、幸せな人だっていると思うんですよね。
周りからは「理想的な夫婦ね〜」なんて言われる事もあるでしょう。
ただ、注意しなければいけないのは、こういった幸せは他人から見た理想的な夫婦像であって、
自分の幸せとは直結しないという点なのです。
でも、
「こんな理想的な夫婦になれるなら幸せだよ!」と思う人もいると思うんですよね。
では、なぜ理想的な夫婦になろうとすると、離婚するのでしょう?
理想的な夫婦になれるほど、完璧ではない
確かに、理想的な夫婦になれるのであれば、それはそれで幸せだと思うのです。
そして、一時的には世間一般の人が羨むような理想的な夫婦になる事って可能だとおもうんですよね。
ただ、その理想的な夫婦を恒常的に続けられるのか?と問われたら、
何の不安もなく、首を縦に振る事が出来るのでしょうか?
きっと、多くの人が理想的な夫婦をいつまでも演じる事なんて出来ないんですよね。
例えば、家事や料理は一般的には女性が多く負担しますよね?
しかし、女性は本当にそういった作業が得意なのでしょうか?
実はそうも言えない現実があると思うのです。
確かに、女性からすると、
家事や料理くらい出来る良い女でいたい!と思っているでしょう。
そして、男性側も
家事や料理くらいはしてくれる女性が良いななんて思っていたりします。
でも、現実は違うのです。
例えば私は不動産関係の仕事にも関わっているので、よく話にあがるのですが、
「可愛くて、綺麗な人ほど部屋が汚い」
のです。
きっと男性からすると、「え?」って感じですよね。
女性はみんな部屋を綺麗にしているイメージを持っているのが男というものなのですが、
実際には違うのです。
女「今度うちに遊びに来る?あんま片付いてないけど…」(部屋を完璧なまでに綺麗にして、よし、クッションとかも可愛いの置こう!いや、アロマも…)
男「全然いいよ!気にしないから!」
という演出にハマり、
女性の部屋は綺麗だと信じ込んでいるだけなのです。
トイレも掃除してなければ、部屋も汚いなんて事はよくある話なのです。
こういった男女が結婚してから理想的な夫婦になろうと思うからこそ、辛くなってしまうんですよ。
女性にだって、綺麗にしたくない時はあるし、理想の妻でいれない事はある。
男性だって、男らしくいたくても出来ない時があるし、理想の夫でいれない事はある。
私たちにはそれぞれ理想的な夫婦像というものがあるかもしれません。
でも、本当の自分は何なのか?という事も同時に考えてみる必要があると思うんです。
理想的な夫婦なんて求めなくて良い
私たちは理想的な夫婦になろうなろう!と努めるものですが、
そんなことする必要はないのです。
理想の夫婦になろうと努力するということは、無理をしてしまうという事なんですよ。
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しかし、無理というものは、不思議なまでに蓄積されていくのです。
そして、いつかその無理は膨らみ過ぎた風船のように爆発してしまうのです。それは10年後かもしれない、20年後かもしれない、もしかしたら明日かもしれない。わからないけどね。
理想的な夫婦になりたい!という気持ちは良いのかもしれません。
でも、理想的な夫婦の形は人それぞれなんですよ。
家事をしない奥さんでも良いだろうし、いつまでも男らしくない旦那さんでも良いじゃないですか。
そういう時だってあるのです。
人の幸福というものは固定観念や比較から考えがちですが、実はそういった概念にとらわれてしまうと、どんどん虚しい関係性・苦しい関係性になってしまうのもまた、現実なのです。
皆さんにとって理想的な夫婦というものは何でしょう?
本当に大切な事は何でしょうか?
理想的な夫婦像を求めるあまり、相手に無理強いをしていませんか?
理想的な夫婦になるために、無理をしていませんか?
そんな事する必要はないのです。
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