人生に悩む君へ

大量消費社会で人が不幸になる

今の日本は「大量生産・大量消費社会」ですよね。

これはそこらへんのゴミを見ればすぐにわかります。

 

食べ物がたくさん捨てられてる。

まだ着ることができる洋服が捨てられてる。

まだ使える家電用品が捨てられてる。

まだ使える家具が捨てられてる。

 

こんなに物に溢れているけれど、日本の人の心は満たされていないように思います。

鬱になる人は年々増えているし、2011年のWHOの発表では日本の自殺率は世界で10位だとされています。

 

日本で戦争が起きているわけではない
十分すぎるほどの物資がある社会で、どうしてこんな結果がでてしまうのでしょうか。

 

今日は大量消費社会によって不幸になる人の心について話してみたいと思います。

 

思い出がなくなる

 

大量消費社会の中で感じることは日々の思い出がなくなってきているのではないかな、ということです。

 

例えばコンテンツ産業。

今、テレビ番組やアニメ、音楽、映画などはどんどん数が増えていき、それと反対にご長寿番組や誰もが知っている音楽、映画、というものが少なくなっていると思いませんか?

コンテンツ産業も大量生産・大量消費の傾向があるんです。

 

具体的にいうと、ここ2、3年でものすごくヒットしたテレビ番組、アニメ、音楽を挙げられるでしょうか?

どうでしょう、自分の中に思い出深く残っている作品ってどうも昔のものが多くないでしょうか?

 

学校や会社に行って「昨日のアレ(テレビ番組)見た?」という会話をすることって少なくなってきていませんか?

昔は学校に行ったら「あの番組見たよね?」という会話が絶対にあった。なのに、今では少なくなっている。

 

こういった大量生産大量消費されるコンテンツの中で私たちは圧倒的に思い出を奪われているような気がします。
思い出そうとしてもたくさんありすぎてどれがどれやら、みたいなことになってしまう。

 

だからハマれるものが少なくなってきたんです。
個人的にハマるものがあったとしてもそれがものすごい短期間で終了してしまうんです。

時代の流れが早くなったな、と常々感じる。

 

思い出がなくなることによって「毎日の価値」が薄れていき、不幸になる人が増えたのではないでしょうか。
思い出がない、ということは人との会話さえ奪っているのです。

そうしてコミュニケーションを奪われた今、私たちのもっとも活発なコミュニケーションの場はインターネットの中になってしまいました。

人と直接会わずに成立してしまうコミュニケーションが引き起こす事件が最近のニュースには増えたような気がします。

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お金と時間がなくなる

 

大量消費されるための大量生産はそれでも一つ一つ作るのにお金と時間が必要なはずなんです。

でも消費に追いつくために生産していかなくてはいけない社会では常に制作の現場ではお金と時間との戦いになってきました。

 

私もクリエイターとして仕事をしているのでここら辺はかなり悩みです。

お金と時間が限られた中での制作はやはり妥協の連続ですからね。

 

最近驚いたのはアニメの制作現場の話題でした。
制作が追いつかなくて放送延期をした番組が2016年の秋アニメで多発したんです。

確かにアニメも作品数が本当に増えていて、深夜はテレビをつければ必ずアニメをやっているような時代になりましたよね。

昔はアニメは子供が見るもので土日の朝や夕方の時間が主流だったのに、今はターゲット層がかなり変わってきています。

 

アニメーターの方の労働環境はかなり劣悪で、何日も家に帰れない、なんてことが当たり前。
それなのにかなりお給料が安い世界なんだそうです。

作り手側が守られていないというかなんというか。

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夢がなくなる

 

大量生産大量消費の現場は若者の中で特に感じる風潮です。

今可愛らしい女の子がみんな「アイドルになりたい」「声優になりたい」と言います。

 

どんな形であれ、そういった活動をしてアイドル、声優として活躍をしている人は私の知り合いの中でもたくさんいます。
でもそのほとんどがその活動では食べていけていないのが現状なんです。

 

成功してそういったお仕事だけで食べていける期間があったとしても、それがずっと続くわけではありません。
2、3年で仕事がなくなって引退していった人をたくさん見てきました。

本当にたくさんの人たちが消えていった。

 

そうしてその現場から離れた子達はもう何を目標にして生きていけばいいかわからないんです。

人気が出て「これからこれでやっていくんだ!」と思う頃に下の後輩たちが育ってきて「若い方がいい」「代わりはきく」といって推される子が変わっていきます。

 

その人でなければいけない仕事、というのが業界全体に少ないんです。

そしたらきっとみんな「自分はなんのために生きているんだろう?」というところに行き着きますよね。

 

大量消費社会の中で、孤独を感じてしまったり、自分自身の価値を見失ってしまうような人って本当はたくさんいるものなんですよ。

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大量消費社会の中、それでも生きていこうよ

 

今、自分の送る生活の中で、自分のことを大切にすることができているでしょうか?

毎日自分は幸せに生きていると言えるでしょうか?

 

大量生産大量消費の中で生きる私たちには

胸を張って幸せに生きる、ということがなんだか少し困難なことのように思えます。

 

でもそれは考え方次第だと思うんです。

 

今送っている生活の中で必要の無いものをそぎ落とし、

自分を大切にできる環境のなかへ自分を置いてあげること、

これがとても重要なことだと思います。

 

毎日がつまらないなら、会社に行きたくないなら、

そう思った瞬間から動き始めるべきです。

 

今一度、自分の幸せについて見つめ直して見てください。

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誰かが言うからそうしてしまっている、ってことありませんか?
周りを見て自分の行動を決めていませんか?

騙されないでください。

自分の生き方は自分で決める、それが一番幸せに生きられる方法なのです。

 

では今日はこのあたりで。

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佐藤まんぼう
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職業:稼ぐニート(♀)。ごく小さなストレスでも与えてはいけない。ストレスに弱すぎて会社もバイトも辞めて稼げるニートになりました。