twitterやfacebook、 instagramなどのsnsを日常的に使っている人は今の時代たくさんいるでしょう。
特に若年層に多いと思いますが、中高年でも、メールアドレスや電話番号は知らないけど、snsなら連絡がとれる、という友達がいる人は多いんじゃないでしょうか。
でも気軽にできるsnsだからこそ、今ものすごく危険だと思うんです。
最近の若者の知り合ったきっかけはなんとtwitterというのが多いそうです。
twitter上でやりとりをして、現実で実際に会うんですね。
もちろんそれが初対面です。
そういったsns上でのやりとりから発展した延長線上でストーカー被害に遭う、ということも。
今回はそんなsnsがストーカー被害を作り出してしまう原因とその対処法について考えてみたいと思います。
ストーカーが勘違いしてしまう原因
いつも一緒にいる気がする
スマホの普及で、私たちは日常的にインターネットに接続できるようになりました。
昔はインターネットと言えば、家に帰ってパソコンをつけて、回線に接続して…というとんでもない手順が必要だったのに、
今はスマホの画面を開いてアプリ画面をタッチするだけでインターネットに接続することができます。
そうして、snsの世界がちょっとしたセカンドライフを送る場になったになったんですね。
スマホを長時間いじれなかった時、
スマホを開いてラインとメールを確認したら次はtwitter、facebookのようなsns、という流れの人は多いでしょう。
もちろん真っ先にsnsをチェックする人もいるでしょうね。
そうするとsns上でいろんな人と常時交流することができるんですね。
体は現実世界にあっても、意識をsnsのフィールドで生かすことができるようになったんです。
だからsns上で友達がつぶやいていることを「TL(タイムライン)に居る」なんて表現をすることもありますよね。
「今日はTLが静かだなぁ」「TLが騒がしい」なんて表現もありますね。
誰もがもう、snsの架空的に存在する世界を意識して、イメージしているんです。
そしてそこに「居る」人もイメージできてしまっているんですね。
だからフォローしあっていたり、友達になっている人のことを会ってもいないのに身近に感じてしまえるようになったんです。
私もよく、sns上で絡みがあるのに現実で会うのが久しぶりの人に会うと
「久しぶりなはずなのに久しぶりな感じがしないなぁ」とお互いなることがあります。
この「会っている感覚になってしまう」というsns独特の感覚が、ストーカーの卵をストーカーにしてしまう原因の一つなんじゃないかと思います。
話しかけられてる気がする
snsはフォロワーや友達が多ければ多いほど発信する側は不特定多数の人に発信するような形になります。
でもsnsって基本的に不特定多数の人に発信するけれど、かなり具体的に相手が見えるような発信の仕方ができてしまうものなんですよね。
不特定多数の相手だけれども、それは「多くの人」ではなくたくさんいる「誰か」という個人なんです。
例えば挨拶。
アイドルなんかは特に朝「おはよう!今日も行ってきま〜す」みたいな呟きをtwitterでしていたり、
instagramだと写真がメインのsnsですから「今日のコーデ」みたいなのを写真でアップしたりしていますよね。
そうすると発信している側は不特定多数に発信しているつもりでも
受診する側はなんとなく「自分が話しかけられてる」というような気持ちになってしまいがちなんです。
この錯覚こそが、ストーカーを作ってしまう原因なんですね。
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簡単に人と繋がれる
snsは簡単に人とつながることができるものです。
同じ趣味を持っていたり、
同じものが好きだったり、
そんなことでボタン一つで友達になったりフォローしてフォロバ(フォローをし返すこと)して。
たったそれだけで「繋がってる」感じがしてしまうんですよね。
現実世界では「友達になる」ことや「繋がってる」ことは目に見えないものです。
その人との関係性って可視化できるものではないですよね。
でもsnsでは目で見ることができる形で人との繋がりが存在するんです。
だからフォロワーが多ければ「人気者」のように見えるし、
人と繋がってる安心感みたいなものを得やすいんですね。
snsストーカー対策
見られている意識を持ってsnsをやる
たとえ一般人だとしても、snsは誰でも見ることができるものです。
なので「どんな人に見られるかわからない」という意識持ってやることが大切だと思うんですね。
自分の顔の写真をアップしたり、
名前を公開したり。
それだけで個人って結構特定されてしまうものです。
「個人情報が」と厳しく言っている人ほど、snsでは個人情報だだ漏れだったりするんです。
受信専門でやる
発信をしない、というのも一つの手段ですね。
日常的な発信があると、その発信を見るたびにストーカー側が勘違いをしてしまうことがあります。
かといって、まったくsnsをやらない、というのも不便に感じる世の中になってきました。
メールアドレスや電話番号が変わってしまって連絡をとれなくなってしまった友達と連絡がとれたり、テレビを見なくても情報を入れることができたり、
snsは本当に日常に溶け込んできています。
なので、使いたい機能だけつかって、あとはロム専(書き込みはせず、見てるだけ)でいいのかなとも思います。
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被害にあわないように気をつけようね
インターネットやsnsが身近になった今、その使い方次第ではとんでもない事件に巻き込まれてしまうケースが本当に増えました。
今までよりももっと人と簡単に繋がれるようになった昨今では、
その使い方やモラルが問われる時代です。
ストーカー被害に遭わないように、
考えてsnsをするように心がけましょう。
snsのストーカーなんてどこにでもいるものなのですから。「ストーカーがいるんだ」ということを認識しながら利用する必要があるのですよ。
被害にあわないように、気をつけよう。
誰が見ているのかわからないのがsnsなのだから。
では今日はこのあたりで。
ストーカー殺人事件が後を絶たない。法律ができたのに、なぜ助けられなかったのか?
自身の赤裸々な体験をもとに、どうすれば殺されずにすむかを徹底的に伝授する。
大事なのは、殺されないこと! なぜ私は生きられたのか? 実体験にもとづく鮮烈なメッセージ。