新卒で会社に入って社会人になったものの、そこはブラック企業だったという事はあると思うんですよね。
でも、「自分が甘いだけだ」と最初は思ってしまい、辞める事がなかなか出来ない人っているんですよ。
ただ、そういった人も身体的、精神的には限界が来てしまいますからね。
最終的には仕事を辞める事になるわけです。
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確かに、仕事を辞めるその瞬間は良いんですよね。
「やっとこの辛い日々から解放される!」と思う事でしょう。
でも、これが2、3日もすると、話が違ってくるということは会社を辞めた人ならわかる事でしょう。
そこで、今回は仕事を辞めた人にありがちな事を書いていこうと思います。
なんとも形容出来ない無所属感
これはありますよね。
仕事を辞めたら自由だ!と思っていた人によくありがちなのですが、
人間って本来はどこかに属していたい生物なのです。
◯◯商事の◯◯です。と言えるという事は自分のプライドを形成しているものであり、それが安心感になっているところがあるのです。
しかし、いざ仕事・会社を辞めたとなると、これがなくなってしまうんですね。
「自分はどこの所属というわけでもないし、何かスキルを持っているわけでもない」
そう思っていくと、なんとも形容出来ないような無所属感に襲われると思うんですよね。
これはきっと会社にずっと所属している人にはわからないと思いますね。
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でも、これって実際にあるものなのです。
転職に成功したという人でも転職出来るまでの間の苦労は「大変厳しいもの」という感想をよく聞きます。
転職までの期間の生活費があるとしても、やはりこ精神的には辛いものがあるんですよね。
今まで所属していたものが、仕事を辞めた事によりなくなってしまうのですから。
仕事を辞めた後にその不安感から自殺してしまうという人もいるのではないでしょうか?
ただ、これもだんだんとなくなっていくものなんですよ。
時と忍耐ほど、強い戦士はいないとトルストイが言っているように、時って本当になんでも解決してくれるんですよ。
会社を辞めたけど、やっぱり不安だという人は、時が経つのを待ちましょう。
そうすれば安定してくると思いますよ。
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誰とも会いたくなくなる
これも仕事を辞めた時にありがちな事になってしまっていると思います。仕事を辞める事は悪い事ではありませんが、
誰か友人に会うと、「最近仕事はどう?」とか、久しぶりに会った友達だと「何の仕事をしているの?」と聞かれる事が多いと思います。
仕事をしている時にはそんな事を聞かれても、何も感じないと思いますが、仕事を辞めた時には仕事に関する質問はされたくない、と思うんですよね。
すると、自然と誰とも会いたくなくなってしまうと思っているのです。誰かに会いたい、という気持ちは仕事を辞めた時って強いと思うのですが、
その反面、何か聞かれるのも面倒だから会いたくない、と思ってしまうものなのです。私も仕事を辞めた事は後悔していませんが、
仕事の事に聞かれるのは疲れてしまうので、仕事を辞めた時には誰とも会わないように大阪の方まで逃げていた事もありました。
東京にいると、誰かに会ってしまいそうで、それが嫌だったのです。誰しも仕事を辞めた時には、誰とも話したくない、と思ってしまう瞬間があると思うんですよね。
1人で考えたくなる時もあるのです。
朝起きれなくなる
サラリーマンとして働いていた時には朝の6時には起きて会社に毎日通っていたはずなのに、仕事を辞めたら途端に早起きが出来なくなってしまった
なんて人は多いのではないでしょうか?
人間って強制力がないと、よほどのストイックさがない限りは怠惰になってしまうんですね。
いつまで寝ていても怒られないような環境にいるのであれば、いつまで経っても起きる事は出来ないのです。
逆にあれですよね。
会社に入っているとき、「なんで起きれたんだろう?」って感じですよね。
朝6時起きて、8時には家を出て、21時に帰ってくるなんて生活リズムの人も多かったのではないでしょうか?
実際にこういう生活をしていた人でも、仕事を辞めた途端に怠惰になってしまうという事はある話なのです。
でも、そのままじゃだめなんですよね。
転職をする人は転職活動をするために、情報収集をした方が良いし、面接の練習だってした方が良いんです。
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お金に細かくなる
これもありますよね。
仕事を辞めたとなると、お金を捻出する事が出来なくなってしまいますから、無駄なところにお金を使わないようにするのが普通の人間なのです。
サラリーマンとして働いていた時ってどうでしたか?
結構後先考えずに使っていませんでしたか?
「もうすぐボーナスがあるから」というサラリーマンの言い訳をしてキャバクラにいったりとか、飲み会で女の子に奢ったりとかしている人って多いと思うんですよね。
でも、これも会社を辞めた人だと変わるんですよね。
会社を辞める前は豪快に使っていた人も仕事を辞めたとなれば途端に使わなくなってしまうのです。
つまり、これってどういうことなのか?というと、
「自分の所属している会社には自信があったけど、自分で稼ぐ自信はない」
という事なんですね。
自分の会社が潰れるないと思っている人はいつまでも給料が入ってくると思っているので、使いたい放題にお金を使うんですよ。
でも、仕事を辞めた後でお金を使わなくてなったのであれば、それは自分に自信がないという事に他ならないのです。
社会人になったら急にお金を使いだす人っていませんでしたか?
ああいう人って、実は自分に自信がない事が多いんですよね。会社に所属しているからこその安心感というものに浸っている事がほとんどなのです。
皆さんにもそういう事あると思いますよ。
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私は会社を辞めたけど、それで良かったと思っている
ここまで仕事を辞めた時にありがちな事というものを書いてみましたが、いかがでしたか?
仕事を辞めた後の感じって本人にしかわからない事がたくさんあるんですよね。
きっと会社にずっといる人は自分が会社を辞めた時の事なんて考えてもいないでしょう。
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でも、実際にそういう事だって起こると思うんです。
もしも、仕事を辞めた!なんて事になったら、もう1度この記事を読みにきてください。
きっとわかると思いますよ。
仕事を辞めた事を後悔しそうになる事もあると思いますが、しっかりと考え行動する事によって、後悔する事ってなくなっていくと思うんですよね。
仕事を辞めた事を批判してくる人だっていると思いますし、仕事を辞めるという行為自体に賛成する事が出来ない人もいると思います。
だからこそ、頑張ってみれば良いと思うんですよね。次の職場に行くために転職活動をするのも良いだろうし、
起業しても良いと思いますが、後悔しないように頑張ってみれば良いと思うのです。
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