少し前にした仕事が大成功したんですが、
それを見ていた同業関係者にとんでもない嫌味を言われたんですよ。
それで思ったんです。
どうして他人の成功をこの人は喜べないんだろう?
どうして賞賛せず、粗探しをしてきて嫌味を言うんだろう?
嫌味を言う人のその心理について、少し考えてみたいと思います。
嫌味を言う人は不幸な人
人に嫌味を言う人って不幸な人なんです。
自分が不幸だから、他人の幸せを素直に喜ぶことができないんですね。
自分が不幸な人は自分の周りの人も不幸じゃないと落ち着かないんです。
みんなが不幸の中で生きていればいいと考えてしまう。
だから本当は嫌味を言う人って可哀想な人なんです。
だって幸せに生きている人は、他人の幸せも一緒に喜ぶことができる人ですからね。
世界一国民の幸福度指数が高いと言われているブータンでは「自分の幸せは自分が決める」という考えが根付いています。
そんなブータンでは国民の97パーセントが「自分が幸せに生きている」と言うんだとか。

「自分が幸せに生きていれば、他人も幸せにしてあげたくなる。」
という気持ちが国民の多くにあるそうです。
本当にそうですよね。
自分が幸せであるかどうかが、他人に優しくできるかどうか、ということに直結するのではないかな、と思っています。
こういった海外に足を運んでみることで、自分の幸せの価値基準を変えることもできるかもしれませんね。
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嫌味を言う人は人と人を比べる人
嫌味を言う人って人の価値基準を人と比べて考えてしまう人なんです。
自分は誰と比べてこうだから幸せだ、不幸だ、と考えてしまうんですね。
そうやって比べてばかりの人生だから不幸になっていくんだろうなと思うんですが。
人よりも優れていないと幸せではない、という考え方は自分を不幸にする考え方なんです。
人なんてそれぞれ違って当たり前じゃないですか。
なのに優劣をつけて比べる。
その行為自体間違っているんです。
大切なのは、自分が自分に対して自信を持てるような生き方をしているかどうか、というところなんじゃないかと思うんです。
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嫌味を言う人はお金がない人
嫌味を言う人は大抵お金がない人です。
お金がないからといって必ずしも性格が悪くなるとは言いませんが、
本当にお金持ちの人っておおらかな人が多いです。
気持ちの余裕が違いますからね。
時間の流れ方もゆっくりしているし、他人にそこまで興味がなくなるんだと思います。
だからこそ、幸せの価値基準がお金の人が多いこと自体が怖いことだな、と思うんですが。
嫌味を言う人は自信がない人
嫌味を言う人は自分に自信がない人なんです。
自分に自信がないからこそ、他の誰かの粗探しをして自分より貶めることで自分が上に立とうとするんですね。
自分に自信がない人の多くは家庭環境に問題があった人が多いです。
多くの成功体験の中で育っていると自分に自信がある人に育ちますが、
褒めてもらえない環境で育ってしまった人は自信のない人に育ってしまうことが多いんですね。
成功体験は人に自信をもたらし、その自信は新しいことへチャレンジする力になります。
嫌味を言う人がいて、その人と仕事の関係などでどうしても付き合って行かなくてはいけない時は
もしかすると、まずその人を褒めてあげる、ということがその人を変えるきっかけになるかもしれません。
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嫌味を言う人はプライドが高い
人の嫌味を言う人は他人を素直に認めることができない人です。
それはなぜかというと、自己顕示欲が強いからなんですね。
自分より優れている人が尊敬の対象なのではなく、自分の地位を脅かす脅威、と捉えてしまうんです。
プライドなんてあっても何の役にもたちません。
もちろん自分に自信をもつのは大切なことだと思いますが、
それによって人に敵対心を持ったり、
人に不快感を与えるようなものは持ってても意味がないのです。
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嫌味を言う人ってやっぱり嫌よね
いかがだったでしょうか?
嫌味を言う人ってどこにいってもいますよね。
嫌いな人、腹たつ人はどうしても生きているとたくさん出会ってしまうものです。
でもそういう人って実はかわいそうな人なことが多いんです。
嫌な人は幸せに生きられていない人ですから。幸せではないのですよ、そういう人は。
そんな人と一緒にいると自分の運気が下がってしまいます。
自分の人生を楽しくするにはまず、楽しい人と一緒にいるようにしましょう。
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では、今日はこのあたりで。
嫌味ばかり言う上司、すぐに文句をつける部下、いつもケンカ腰の同僚…ムカつく相手はどこにでもいます。しかし、彼らと戦うことは、決して最善の方法ではありません。戦わず、それでもなお勝つ、というやり方があるのです。いつも言われっぱなしのあなたへ、やり返さず、逃げ出さず、堂々と笑顔で対抗する“返し技”をお教えします。