投資家のお金論

サラリーマン大家が成功しない理由

不動産投資ブームというものがいま来ていますよね。

不動産投資連合隊とか、建美家とかで物件を調べて買っているという人もいるのではないでしょうか?

それくらい不動産投資が身近になって来ていると思うんです。

 

そんな中、今増えているのがサラリーマン大家だと思うんですよね。

サラリーマンって大企業に勤めていれば属性が良いので、融資も通りやすいんです。

 

だからこそ、「よし!不動産投資をするぞ!」となって不動産投資を始めるサラリーマンが結構いるんですね。

 

でも、サラリーマンが大家になって本当に成功するのでしょうか?

そんな事を不動産投資法人を設立し投資をしている私から言わせてもらうと、なかなか厳しいのではないかと思うのです。

 

では、なぜサラリーマン大家は成功しないのでしょうか?そんな事について書いていきたいと思います。

 

 

サラリーマン大家には時間がない

 

これですよね。

サラリーマン大家にはそもそも時間がないんですよ。

確かに、不動産投資は「不労所得」のイメージが強く、何もしなくてもお金がはいってくるものだと思われていますよね。

 

そういった面があるのは確かだし、それが不動産投資の良いところだと思うのですが、

だからといって、全く時間をかけてなく良いのか?というと、そういうわけでもないんです。

 

 

仲介の会社(客付業者)に連絡を取り、繁忙期に向けて、「どんな事をすれば良いのか?」という戦略を話して

不動産会社と一体になって、やっていく必要があるんですね。

 

外壁工事はするのか?どんな素材を使うのか?サイディング?モルタル?

クロスに関しても同じ。ワンポイントクロスを入れて可愛く仕上げるのか?それとも、管理会社に任せて真っ白な普通のクロスを一面に使うのか?

関連記事:営業マンを制するものは不動産投資を制する

 

サラリーマンで大家をやっていると、どうしても時間がありません。

土日休みのサラリーマンだったら休日である土日に業者とやりとりをする事になりますよね?

 

ただ、そのコミュニケーションボリュームで本当に足りているのでしょうか?

サラリーマン大家の物件はその不動産屋が「推したい」と思う物件になっているのでしょうか?客付業者が入居促進する「強化物件」になっていますか?

関連記事:不動産投資で部屋を満室にするちょっとしたコツ

 

やっぱりコミュニケーションが少ないと、営業マンはどうしてもその物件を忘れてしまいがちなんですよね。

まあいいか!」となるものです。私も「まりもさん、最近いらっしゃらなかったので、少し物件紹介を忘れていました」なんて嫌味を言われた事だってある。

 

こうなってしまうと、やはりどうしても入居者が決まらないというのが現実でしょう。

これは仕方のない事なんですよ。

 

だからこそ、私は不動産投資をするのであれば、サラリーマン大家ではなく、専業、もしくはフリーランス・自営業が良いと思っているんです。

 

時間の都合だって自分で付ける事が出来ますし、勉強の時間だって取る事が出来るんです。

 

別に儲からなくても良いのであれば、サラリーマン大家も良いと思うんですけど、

そうでないのであれば、思い切って専業になってみるのもありかもしれません。

 

株で考えればわかると思うんですけど、株の世界も本当にプロたちが高いパフォーマンスをあげるために、必死に頑張っているじゃないですか。

 

今は、人工知能による運用をするウェルスナビ とかも出てきていますしね。その中で闘う必要があるのです。

 

それだけ厳しい世界なんです。

 

そして、これは不動産投資にも言える事で、サラリーマン大家は確かにいますが、

本当に儲かっているのは、専業なんですよね。

結局のところ、時間がないサラリーマンが不動産投資で成功する事って中々難しいと思うんです。

関連記事:人工知能による資産運用「ウェルスナビ」を徹底解説。

 

 

不動産会社が魅力を感じない

 

そもそも、今の不動産業界っておかしいはおかしいんですよね。

なぜなら入居者が出てくるのかどうか?という事は、

地方だと得に「営業の人の采配による」からなんです。

 

つまり、営業担当がサラリーマン大家に魅力を感じる事がなければ、入居付けもしてくれなかったりするんですよ。

「あの人は好きじゃないから入居付しなくて良いか」という事が本当に多い。

 

営業担当ってどこに魅力を感じるのか?というと、もちろん大家さんの魅力もありますが、

その人がどんな事をやっているのか?という事なんです。

 

それは、例えば不動産投資でも良いんです。

関連記事:不動産投資は歴史から読み解く

 

不動投資で成功している大家さんというだけでも魅力にはなりますし、例えば、IT系の企業の社長さんとなれば、営業の人ももっとやる気になるんですね。

 

とにかく大家さんに魅力があるのか?という事が意外と重要になってくるんですよ。

 

 

しかし、サラリーマン大家って自分たち不動産営業マンと全く同じ層にいると考えているんですね。

つまり、言ってしまえば「気に入らない」のです。

自分と同じサラリーマンなのに

なんでこいつの収入を上げなきゃならないんだよ!となるものなんですね。

 

悲しい事かもしれませんが、それくらいサラリーマンで大家をするという事は難しい事になっています。

ただ、中には人間的に魅力のある人もいます。

 

したがって、そういう人であれば、サラリーマン大家でも成功するでしょう。

でも、現実にはサラリーマン大家だと厳しい側面もあるんですよ。不動産業界は本当にアナログで古い。だからこそ、人間関係が重要になってきてしまうのです。

 

尊敬できるような人なのか?」という点だけで入居率が変わってきてしまうのです。満室になるかどうか?が決まってしまうのです。

関連記事:ウェルスナビにはリスクもある、成績公開。

 

 

必死にならないからこそ、勉強しない

 

 

でも、最終的にはこれなんですよね。

サラリーマン大家って最初にも言いましたが、どうしても時間がありません。そうなってくると、勉強する事が出来ないんですよね。

 

すると、どうなるのか?というと、

 

不動産に関する知識が生まれないんですね。

これだと、適切な土地に買う事は出来ませんし、後で困る事だって多いんです。

 

例えば、買おうと思っている物件の前面道路が「2項道路」だとしましょう。

つまり、セットバックが必要な物件ですね。

関連記事:不動産投資の初心者がやるべきこと

 

でも、これも知らないような人だと、

 

「ここに新築を建てて…」と単純に考えてしまうんですよね。

 

 

セットバックが必要という事は知っていたとしても不動産の知識がなければ、

 

まあ、そんなに気にしなくても良いと思いますよ。」なんて営業マンの口車に踊らされてしまうんですね。悪質な場合には再建築不可の物件を買わされる事もあるんじゃない?

 

専業の不動産投資家って不動産の知識を得るために必死になって勉強しているんですよね。

 

サラリーマンが不動産投資以外の仕事をしている時に不動産について学んでいるんです。

そう考えると、サラリーマン大家ってやっぱり成功する確率が低いんですよね。

クロス単価や素材について明確な知識を持っていたり、外壁工事の見積もりにおいて「ここが高いな」とわかる人の方が得をする、有利になるのが不動産投資の世界なのです。

 

これから不動産投資市場はますます難しくなってくるでしょう。

 

その時に生き残るのはどのタイプの投資家なのでしょうか?

関連記事:不良資産はどうすれば良いのか?を投資家が語る。

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水瀬まりも
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月間30万人が読む「テトラエトラ」というメディアブログ運営/4つの会社の経営者、役員(人材会社、広告代理店、映像、不動産)/大学生の頃に父を亡くしビジネスの世界へ/前向きに生きることができる言葉を綴っていくよ。「ぼくのとらべる。」というYouTube旅チャンネルもやってるよ。