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広告代理店はなぜブラック企業になりやすいのか?電通事件の自殺から考える。

電通の社員の自殺報道がありましたよね?

あの事件以前も「広告代理店ってブラックなところが多いよね。」って話にはなっていたと思います。

でも、実際、大学生はそこまで広告代理店が辛いと思っていないんですよね。

 

辛いという概念ってその人の経験の中でしか想像が出来ないのです。

だから、社会人になった事がない学生にとっては、どの程度辛いのか?という事が想像出来ないんですね。

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結果的にブラック広告代理店ってブラック企業が多いのに、新卒に人気の企業にランクインしてくるんですよね。

確かに、電通に入る事って本当に難しいと思います。コネならまだしも、普通の就職試験で入る人なんて本当に一握りでしょう。

 

でも、それで自殺してしまっては、なんかあれですよね。

残念でなりません。

生きてこそ、なんぼだと思うのです。

 

では、そもそも広告代理店はなぜブラック企業になりやすいのか?という事について今回は書いていこうと思います。

 

 

広告代理店はクライアントありきの世界

 

広告代理店ってクライアントがあってのものなんですよね。

だからこそ、広告代理店で働く以上はクライアントのために全ての力を注ぐのです。

 

広告の代理というとどこかお洒落な感じもしますが、実際はクライアントのために睡眠時間を削り頑張るしか道が残されていない過酷な環境なんですよね。

クライアントが右と言えば右だし、左と言えば左に向かうという状態なのです。

 

また、クライアントって広告を出す時期を急いでるなんて事が結構あるんですね。

「◯◯日までに仕上げて欲しい!」なんて無茶な事を言われるのなんて当たり前です。

もちろん、期日は無茶な内容ですよ。

 

それではブラック企業になってもおかしくないんですよね。

 

もう、構造的にそうなってしまっているのです。

 

早く帰れば良いじゃないか!って思う人もいると思うのです。

でも、例えば、テレビだったら「いついつまでには提出資料をまとめなければいけない」等の制約があるんですよね。

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そうなってくると、後回しにする事が出来ないのです。

後回しに出来ない仕事の集合が広告代理店なので、結果的にやらざるを得なくなり、それがブラック企業の基礎を作っているのです。

 

広告代理店って確かに、企業の利益に大きく関わる、いわば一心同体の存在なんですね。

だからこそ、身体を壊してまでも、クライアントのために動かなければいけないのです。

クライアントの利益が一番大切であり、自分の身体とか精神といったものは会社にとっては、あまり重要なものではないのです。

 

ただ、私からすると、ホントにこういう状況って悲しいなって思うんです。

私自身広告の仕事もしているのでわかるんですよ。

クライアントが無理をいってくるという事も、それで広告代理店の人が苦しんでいるという事も。

 

自殺したり、鬱になってからでは遅いんですよ。

さっさと辞めるべきです。

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コンサル化する広告代理店

 

広告代理店に勤めた経験がある人ならわかると思うんですけど、

問い合わせ内容って実はそこまで明確ではなかったりするんですよね。

 

「テレビCMを出してみたいんだけど、どうすれば良い?」というアバウトな聞き方をしてくる人から

「テレビCMをやるから、何を売れば売れるのか教えてくれ」という人までいるんですね。

 

困ったものです。笑

 

この事からもわかる通り、広告代理店はコンサル的な役割もあると思っているんです。

どうやって売っていったら世の中に広まっていくのか?どういうコンセプトでやっていったら良いのか?という事をクライアントと一緒に考えていくのです。

 

でも、そんな事をしていたら、身体がもたないとは思いませんか?

だって、たいていは一つのクライアントだけでなく、複数のクライアントを担当しているのですから。

 

明らかに自分一人では抱えきれない量の案件をこなさなければいけないのが、広告代理店なんですよ。

 

また、コンサル的な側面がある以上は考えなければいけません。

 

どのようにしたら売上が最大化するのか?クライアントの利益を上げる事が出来るのだろうか?

 

そんな事を考えなくてはいけないのです。

でも、考える時間って仕事の時間には入ってこないんですよ。

そうすると、家で考えたりとか、移動時間で考えたりとか、とにかく時間がないんですね。

 

ブラック企業にならざるを得ないような状況なんですよ。

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広告代理店自体が体育会系

 

これもありますね。

確かに構造的な問題はたくさんあります。

ここまででも、広告代理店がなぜブラック企業になってしまうのか?という構造的な問題についてはご理解いただけたと思います。

 

しかし、最後は人なんですよね。

 

広告代理店って中で働いている人たちが本当に体育会系なんですよ。

売上至上主義だし、売上をあげない者は使えないものだし、精神論で語ってくるし、

 

ホントに大変なんですね。

だからこそ、広告代理店の体育会系の気質に合わない人は絶対に入らない方が良いです。

 

こういった気質も時代と共に変わると思いきや、やはり業態の形式上簡単には変わらないんですよね。

 

こういう気質が少しでもなくなれば、広告代理店がブラックでなくなるという日も来るのでしょうかね。

 

皆さん、広告代理店が辛かったらさっさと辞めてしまいましょう。

関連記事:転職を失敗してしまう人はやり方を間違えている!

 

ブラック企業を辞めたくなったら辞める事が出来るような時代になっているのです。わざわざブラック企業で働いて消耗する理由なんて今はないんですよ。

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こういったサービスを有効に使っていく事によって、ブラックな広告代理店で働く事を避けて生きていく事が出来るのです。

 

ブラック企業で我慢する必要なんてないんですよ。

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水瀬まりも
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