生きているとどうしても嫌いな人、苦手な人って出てきますよね?
そんな嫌いな人とどんな付き合い方をすればいいのか、どういう風に接するべきなのか、悩む人も多いと思います。
でも、嫌いな人ってあなたの大事な時間を割いて考えてあげるべき人じゃないと思うんです。
その気にしている時間、無駄じゃないですか?
嫌いな人がいないなんて嘘

たまに「嫌いな人なんていないよ〜」という人を見かけることがあるんですけどね。
あれって絶対嘘だと思うんです。
もちろん無意識的なものもあるとは思うんですが。
嫌いな人がいない、と言っているひとは
- 我慢して八方美人をしている人
- 嫌い=無関心な人
このどちらかだと思うんですね。誰にだって嫌いな人はいますよ。そんなに人間は綺麗な存在ではないと思うから。
我慢して八方美人をしている人
日常の人間関係にストレスを感じながらも「嫌いな人なんていない」と言っている人はどんどん自分を見失って行ってしまう人です。
接する相手によって自分が大きく変わってしまう人ですね。
そうすると一体どれが本当の自分なのかわからなくなってしまう時が来ると思うんですよ。上司に無視されない努力なんてしなくて良いし、辛いなら逃げても良いんだ。でも書いていますが、
自分を押し殺して相手とコミュニケーションを取る必要はないのです。
関連記事:誰にも認められない人生だったとしても、それで良いじゃんと笑おうよ。
嫌い=無関心な人
これが目指したいところです。
そう、「嫌いな人を気にしなくなる人」です。
嫌いってそもそもその人のことを考えてしまう時間があるからこそ「うわ〜!やだやだ!」っていう負の感情が生まれるんです。
嫌いな人のことを気にしなくなるとその人のことを考えなくなるんです。
無関心こそが一番その人へエネルギーを使わないですむ状態。
私たちブロガーも「アンチ」と呼ばれる存在から批判されることがあるのですが、無関心こそが彼らへの最も有効な対処なんです。
ではどうしても嫌いな人のことを考えてしまう人へ、どう考えたら嫌いな人のことを気にしないで生きていけるか、その考え方をいくつかご紹介します。
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嫌いな人との付き合い方

嫌いな人は大体自分を嫌ってる
これって結構真理だと思うんです。
自分が苦手だな、「この人嫌いだな」と思っている人への態度って、やっぱりどこかしらの違和感が出てしまうもの。気づかないうちにね。
でも「向こうだって自分のことを嫌ってるし」、と思えたら自分がその人のことを嫌っていること自体も別に悪いことをしているわけじゃないような気がしてきませんか?
逆に「嫌いな人に好かれているような気がする…」と感じる人は八方美人癖のついている人です。
それをやっているとどんどん自分を見失っていきますよ。
まずは自分が嫌いな人に自分が「嫌いだ」ということをなんとなく気づいてもらうところから始めてみてください。
自分が相手を嫌っていることを主張することは悪いことじゃないんです。
関連記事:嫌いな上司が誕生する理由を教えよう。
嫌いな人とは多くを語らない
みなさん嫌いな人のことを思い浮かべた時、その人のどういうところが嫌いか、ってすぐに答えられますか?
それって突き詰めてみると結局のところ意見が合わない、ってところだと思うんですね。
しかもあなたが一番大切にしている考えが合わない。
だからこそものすごくその人のことが嫌いなんだと思います。
そうするとその嫌いな人と喋れば喋るほど溝がどんどん深まっていくんですよ。
そして自分の大切にしている考え方についてはなるべく語らないことをおすすめします。
また「嫌いだなぁ」って思っちゃうポイントが増えるだけですから。
たとえば私なんかは
将来的にもずっと自分の好きなことで稼いで生きていきたいし、それが今の世の中では可能だと思っているんです。
でもその話をすると嫌いな人、特に40代以上の男性は
「女は結婚しちゃえばいいもんな〜リスクがなくていいよな〜」
みたいな話をしてきます。
だからこういう話は、好きな人にしかしません。
腹立つ回答が返ってくるだけだということを知っているから。
自分が好きな人にだけ好いてもらえればそれだけで幸せだと思うんです。
関連記事:自分に向いてる仕事がわからないのは強みを知らないから。
大事なのは共感してくれる人

きっと一番大切にするべきなのは自分に共感してくれる人、賛同してくれる人だと思うんですよ。
そういう人と一緒にいると自分の中で生まれた「やってみたい!」という気持ちが動きやすくなるんですね。
例えば新しいことにチャレンジしたいと思っても、
周りに嫌いな人、あなたに否定的な人が多いと
「それはリスクがありすぎるからやめなよ」という邪魔にしかならないおせっかいな言葉ばかりが降り注いでくるんですね。
そうすると、まだ自分でさえ自分の新しいアイデアを信用しきれていないうちは多くの人がその新しいアイデアを諦めてしまう方向に行ってしまうんです。
でもこれが、周りに好きな人、本当にあなたを応援してくれる人たちがたくさんいると
「失敗した時はその時また一緒に考えてあげるから、大いにやってみたらいいよ!」
と言ってくれる声が多くなるわけです。幸せな状態ですよね。
自信があまりないことでも、誰かが共感してくれることで自信がつくことってありますよね?
むしろ自分にとっては恥ずかしいと思っていることも、他人からするといいこと、なんてことは往々にしてあることだと思うんです。
だから自分が気づいてない自分の魅力を引き出すためにも、自分の周りにいる嫌いな人ではなく、好きな人のことを大切にしてください。
嫌いな人のことを考えている時間は好きな人のことを考える時間にシフトしていきましょう。
その好きな人に嫌いな人のことを話してみるのもいいかもしれません。
自分の好きな人はきっとあなたの「嫌い!」と思った気持ちに共感してくれるはずです。
関連記事:自分が嫌いな人?原因と解決法。
嫌いな人には近づかなくて良いのです

嫌いな人って自分にとってデメリット製造機でしかないと思うんです。
だから 近づかない・語らない・考えない これが一番。
道端に落ちている吐瀉物とか、汚物とかを見つけたら、避けて通りますよね。そんな感じで良いんですよ。
「うわっ!気持ち悪い!」と思って逃げれば良い。
もし「嫌いな人だな〜」と思っているなら、嫌だな、と思うだけじゃなく、どうしたらその人との関係性を今よりもっと希薄にしていけるか、ということを考えていきましょう。
ドライに考えれば良い。それで良いのです。
人間関係に悩んでいる人にはぜひ一度アドラー心理学入門―よりよい人間関係のためにを読んでほしいです。
職場での人間関係とかで悩んでいる人とかも結構多いと思いますが、嫌いな人と仲良くなる必要なんて本当はないんですよね。
だって、嫌いなものは嫌いなのですから。
「残念ですが、あなたの人生はあと1時間しかありません」と言われたらどうしますか?それでも嫌いな人との関係を改善していこうと思いますか?
思いませんよね。好きな人と一緒にいたいはず。私だってそうです。残り少ない時間の中で大切な人と一緒にいたい。
嫌いな人とは一緒にいなくて良い。好きな人と一緒にいようよ。ね?
では今日はこのあたりで。
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