ゆとり世代と呼ばれる世代の若者たちがいま世の中に出て来ていますよね?
新卒として会社にはいって、バブル世代の上司と折り合いがつかないなんて事もあるわけなんですよ。
ただ、上司からしたら、ゆとり世代の新入社員をどのように扱ったら良いのか?がわからない人もたくさんいると思うんですよね。
上司はもちろんゆとり世代を批判しますけど、それって同時に
「どうすれば仲良く出来るのか?」という歩み寄りだったりもするんです。
というわけで、今回はゆとり世代の新入社員とうまくやっていく時に覚えておいた方が良いことを書いてみますよ。
無駄な飲み会には誘わないで欲しいのがゆとり
昔って会社の人と飲みにいく事が当たり前でしたよね?
親睦とかなんとかいって、毎回飲みにいくという事が盛んでした。
でも、いまのゆとり世代の新入社員って全く違う価値観を持っているんですね。
ゆとり世代の新入社員って
「飲み会は仲の良い友達といくもの」だと思っているんですよ。
だから、会社の業務時間が終わってから、なかば強制的に飲み会なんかに行きたくないんですよね。
しかも、飲み会にいったらいったらで別に話が合うわけでもないので、困ってしまうんですよ。
昔の野球の話をされても困るし、アニメの話をされても困るし、話が合わないのが普通のことじゃないですか。だからといって、仕事の話もしたくないしね。
また、最近とある広告代理店の中堅社員さんとお話したんですけど、
その方が
「最近の若い子って全然飲まないし、タバコも吸わないよね。」って言っていたんですね。
その時に思いました。
「いや、上司と飲むのが嫌なだけでみんな結構飲んでるし、タバコも吸っていますよ!」って。笑
これ本当なんですね。
ゆとり世代の新入社員ってあんまり自分という存在を主張しないんです。
会社内でいかに平均的な存在になるのか?という事が本人たちにとっては大切なんですね。
だから、飲んで暴れた姿なんて見られたくもないし、タバコを吸っている姿を見られて印象が悪くなってしまうのもイヤなんですよ。いじられるのも面倒。
みんな同期とかだけだと、全然性格が違いますよ。
上司が誘ってくる飲み会ってなかなか断れないじゃないですか。だって、利害関係がありますからね。
飲み会の場だって「評価の場」じゃないですか。振る舞い方によって、昇進にも響いてくるのです。
だから、新入社員にとっては疲れてしまうだけなんです。
飲んで仲良くなって、一緒に楽しく仕事をするって価値観はゆとり世代の新入社員にとってはもう過去の概念になってしまっているんですよ。
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論理的に説教してください
ゆとりの新入社員ってどこか頭が固いというか
理不尽な事がとにかく苦手だと思うんですよね。
昭和的な考え方だと
「新入社員は上司の言う事をきちんと聞いてやっていればいいんだ!」って感じだったと思います。
でも、こういった考え方って今の子たちには全く通用しないものになっているんですね。
感情的に理不尽に怒られても
「なんでですか?」
ってゆとりは思ってしまうものなんです。
そんな時に皆さんはどう答えますか?
上司の言う事だから?会社だから?
そんなことをもしも思っているようだったら離職率がどんどん上がっていくと思いますよ。
理不尽な事が嫌いなのが、ゆとりの特徴だと思うんですね。
職場の理不尽に怒らず おだやかに働く技術という本まで出ているくらいですからね。
悩んでいる人は多いんですよ。
若いからって何も知らないと思っていませんか?そんな事ありません。
むしろ、未だにガラケー使って会社に来て朝からハミガキしているおじさんの方が何も知らないでしょう。
そう思ってしまっているのが、ゆとり世代の新入社員なんですよ。
いまって新卒を取りのにもとても苦労するような時代になってしまいましたよね。
だから、離職率って出来るだけ下げたいものです。そのためには理不尽な理論で新卒を責めない事が大切なんですよ。
関連記事:会社で怒鳴られる環境で働いて楽しいのかな?と思う。
対等な目線で話す
ゆとり世代って別にプライドが高いわけではないんですけど、
とにかく上から目線でモノを言われるのが苦手なんですよね。
一昔前までは
「上司なんだから上から目線は当たり前」という価値観が普通だったと思うんです。
どの会社でもこういった昭和的な価値観って共有されてきたし、強要されてきたと思います。
でも、いまって「おじさんだから凄い!」なんて思ってくれないんですよね。
「だから何?」って感じなんですよ。
確かに、昔ながらの人間だと、こういった態度のゆとり世代に対してイライラしてしまうこともあるでしょう。
態度が大きく、プライドの高い世代に見えてしまうでしょう。
ただ、ゆとり世代の新入社員は別に悪いと思ってそういった感情を持っているわけではないんです。
いつの時代も若者って叩かれますよね?そういった風潮が嫌いなだけなんですよ。少しだけ尖っているだけなんです。
だからこそ、対等な目線で話をしてあげると、凄くなつきますよ。
そして、上司の悪口とかも陰で言わなくてなります。
そしたら会社全体としても良いですよね?その方が効率的なわけです。
対等な目線で話す事って年齢のいっている社員にはかなり難しい事ですよね。
自分の中のプライドとかが邪魔してしまいますから。
でも、もっと広い心と余裕を持つ事によって、会社全体がうまくいくのであれば
必要な事だと思いませんか?
上司泣かせのゆとり世代戦力化作戦―「6つの凡事徹底」で、困った部下が変わる!
これとか
あたりを読んでみるとよりゆとり世代の心理がわかってくると思います。
是非!