起業と経営

サラリーマンに戻りたくないという気持ちは頑張る動機でもある。

さーて、おはようございます。今は朝の7時。私、サラリーマン時代はね、もう朝の5時くらいには起床して、1番早く会社に到着していましたよ。

 

ええ。まるでサラリーマンの鑑のような人間でしょ?エヘヘ。(自分で言っていて笑えてきた)

当時の私でございます。in 横浜。笑

まあでも、結局は退職して、今は自営業のポンポンで頑張っているというまりもでございます。おはようございます。(2度目)

はい。そんな私ですが、よく「ずっと頑張っているのすごい」とか言われるんですね。でもですね、私からすると「えっと?みんなの方がすごいと思うんだけど?」なんて思ったりする。

 

ただ、もしも私が「頑張っている」のであれば、その原動力の1つに「サラリーマンには戻りたくない」という気持ちがあるのだと思う。この気持ちが強くてね、結構頑張れているような気がするよ。

そんなまりもの超個人的なお話をしようかと思います、はい。

 

なんでこの船に乗ってしまったんだ感があったサラリーマン時代

 

私がサラリーマンになってからすぐに思ったのは「うわ、俺ってば、なんて船に乗ってしまったんだ……」でした。

ワンピースで言えば、コビーみたいな。「アルビダの船に乗っちゃったよ!?」みたいな。わからないか……。

まあ良いんです、わからない人はここでスキップしてくれ。でね、まあサラリーマンになる前までは一応良い感じの給与と良い感じの待遇の大企業だったんで、「ああ、良いルートやな」くらいに思っていたんですね。

 

でも。

でもよ。

何だろうな。そもそも私は大学生の時から自分で仕事をしていたんですよね。だから「お金を稼ぐ=成果報酬」だと思っていたんです。

でも、仕事が始まってみると、月々に全く変わらない給料。頑張ったからといって何かが変わるわけでもなく、上司は一向に面倒な奴のまま。

 

だからね、つらかったんですよ。笑

貿易のジョナサンに会社の昼休みによく行って、「ああ、俺何やってんだろ……」と自己嫌悪に陥っていた記憶がある。だって、めっちゃ嫌だったんだもん。

ちゃんと働いている人たちからすると、「仕事ってそういうもんでしょ?」みたいな諦めのお言葉をいただくと思う。笑

でも、私からしたら「ふぇ〜?仕事って人生の8割くらいの時間を使っているわけであって、そこを妥協したくはないぞ?」とか思っちゃうんです。

 

誰に何と言われようと、この気持ちは変わらない。今でも、「好きなことを仕事にした方が良いよね」と思っている。だから、なんでこの船に乗ってしまったのかな?と思っていました。

サラリーマンに戻りたくないという気持ちはね、この時の「あああ、やっちまった……なんて船に乗っちまったんだ……」という強く悲しい感情というか、恐怖体験アンビリバボーから来ていると思う。

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自営業からサラリーマンに戻る人も多いんよ

 

みんなの周りにも「起業したい」とか言っている人がいると思う。でも、そういう人の99%は起業しないし、したとしても、サラリーマンに戻る人が多いわけよ。

いやあ、無理だよね。だって、サラリーマンだったら自動で給料が出てくるんだもん。そこから起業家になるなんて怖くてできなかったりすると思う。

10年後の自分」とかびっくりするくらい曇っていて見えないもん。見通しなんて立たないのが自営業でございまする。笑

 

実際、自営業の世界ってのは厳しい。みんな意識していないと思うけど、サラリーマンの時ってのはまあ会社に助けてもらっている。

例えば、社会保険料。これは会社が半分支払ってくれている。実は年々政府は社会保険料を上げていっている。よく「消費税増税反対!」なんて言うけど、みんなもっと「社会保険料増反対!」と言うべきだと思う。

 

自営業になり、厚生年金を払うのであれば、それは自分の稼ぎの中から払うことになる。そう考えると、大きな負担になってくる。

典型的なサラリーマンだと、「20万円稼げば良いんでしょ」くらいに思っている。何なら「会社員の手取り20万円」と「バイトの手取り20万円」の違いがわからない人なんかもいたりする。これは重症。

結局、思った以上に負担が大きい上に、稼ぐことの難しさに狼狽して、再びサラリーマンの世界へ戻る人が多いのよ。批判しているわけじゃなくて、そういう人がいるよって話。

起業したら社長になってずっとお金持ち!」みたいに思っているお花畑的な人もいるだろうけど、現実は違うぜ、と。

私だって、すっごく高い料理を食べている時期もあれば、

アジフライだけで過ごしていた時代もありますもん。

自営業からサラリーマンに戻る人も現実的には多いよ。みんな起業する時には夢いっぱいだから報告する。「俺、明日から起業家になります!!!」と。

でも、サラリーマンに戻る時には格好がつかないから、ひっそりと戻っていくのよ。だから、みんな「」ではなく「」の部分だけを見ることになっちゃうのよねぇ。

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あそこには戻りたくないという謎の活力

 

いやぁ、本当に私はクズ人間でして、風邪なのに会社に行ったりとかもできないし、上司に媚を売り続けるみたいなこともできないし。笑

まあサラリーマンに向いていない性格なんですよ。こういうことをぜーんぶこなしちゃう人っているじゃんか?みんなの職場にもいるでしょ?

 

ああああ、ああいう奴が会社で昇進していくんだろうな〜」って人。笑

どこか顔も可愛げがあって、お酒なんか注いじゃったりして、たまに上司をいじったり。でも、基本はMっ気がある男子的なw

なんだこの出世像。

私、ブログ界の社会不適合者(みんなか……)はですね、もう戻りたくはないわけですよ。

サラリーマン社会が完全に自分の身体に合っているのであれば、それで良いと思う。出世してどーぞお金持ちになってくれ。そんでもって私に投げ銭でもしてくれ……。笑

でも、私の場合は本当に「こ、ここは監獄か?」と思っちゃうくらい苦手な場所だったので、もう戻りたくはないのです。

 

それがね、結構活力というか、原動力にもなっている気がする。人間ってさ、恐怖心があると結構頑張れたりするじゃないですか。

例えば、「頑張れば100万円くれるよ」と言われても頑張るけど、「頑張らないと100万円消えちゃうよ」と言われた方が頑張るじゃん?いや、人間ってそういうもんよ???

 

人によってはサラリーマンという働き方が合っている人立っていると思うし、そういう人はそのまま働いた方が幸せだと思うよ。

でも、残念ながら私はそうじゃなかったからなぁ。今後もね、場末の自営業者として、頑張っていく所存でございます。さて、もう朝の出勤するような時間ですが、今日も頑張っていきましょうね。

まりもは今日も健全に10時間睡眠をかましてしまいました。ではではまりもでした。

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まりも
まりもだよ(o'ー'o)ワーキングホリデービザでウィーン在住(2022年〜)の29歳。中高6年間男子校で生活。海外をふらふらしながらなんだかんだ生きています。応援は「アマゾン欲しいものリスト」からお願いします。