経営者として働いていたりすると、よく「サラリーマンってクソじゃん」みたいなことを言っちゃったりするわけですよ。私じゃないよ?
でも、そう言うタイプの人もいるんですよね。私はブログだけで食べているわけではないので、「専業ブロガー」というわけでもないのだけど、専業ブロガーの中には「いやあ、サラリーマンなんてクソクソ!無理だわw」みたいな馬鹿の仕方をする人がいるわけですよ。

まあね、そりゃブロガー目線からすれば、「ああ、これで煽ってファンを増やそうとしているんだな」と思うけれど、一般の人は「は!?ふざけてんじゃねえぞ!ぶっ殺すぞ!」みたいなことを思ってしまったりする。
どっちも存在して良いじゃない?と思っちゃう
そもそもさ、なんでそんなに両者に善悪をつけないといけないのだろう?なんてまりもは思う。笑
私は経営者だけど、別にサラリーマンをやっている人はサラリーマンで良いと思うんですよ。何なら、私はサラリーマンの経験もあってですね……。
新卒として入社して少しの間だけサラリーマンをやっていたんですね。「ああ、この上司死……火山が偶然噴火してその隕石が偶然頭に当たって死んでくれないかな〜」なんて考えていた陰キャサラリーマンタイプでした。笑
だから、サラリーマンを続けられる人はすごいと思うし、実際優秀な人とかだってめちゃくちゃいるわけですよ。
私の知人にトップティアとして有名な「金男(英語で読んでね♡)・サックス」というところで働いている人がいるけども、
その人なんてまあ頭は良い上にメンタルがバキバキで1日の睡眠時間が4時間とかそこらへんで高給もらっていますから。そこらの経営者よりも高給だったりする上にメンタルも強いよね。
でも、だからといって経営者を否定するわけではない。たとえどれだけ小さな店の小さな会社の経営者であろうと、自分で仕事を取って、社員に給料を払って頑張っているという部分はすごい。
1人雇用して、400万円くらいの人件費がかかるとしよう。そうすると、その分以上の金額を会社として稼ぐ必要がありますからね。
小さな八百屋さんでも、パン屋さんでも、すごいと思う。だからね、どっちも存在して良いじゃないか、と思うのよ。
「サラリーマンなんて馬鹿じゃねえの?」と思う必要はないし、「経営者なんて馬鹿がなるものだ」なんて思う必要はないのですよ。
どちらかに寄っていた方がブログ的には面白いのかもしれない。でも、別にさ、「どっちでも良いじゃん」と正直なところ思ってしまったりもする。
まあ、私はどこかの層を煽ってお金を稼ぐ的なことをしているブロガーではないってのもあるけどね。笑
どちらも相互的に関わっている存在だよね?と
いや、そもそもだけどさ、経営者は従業員の人がいないと成り立たないわけですよ。サラリーマンの人たちが一生懸命働いてくれているから、会社が存在する。
経営者として成功しちゃうと、急に「俺の力で成し遂げたんやで☆〜(ゝ。∂)」となっちゃう。でも、会社の規模が数億円、数十億円くらいになってくると、社員なしにはやっていけない。
フリーランスの人なんかは、「いや、俺はがちで1人でやってんだよw」と思っているかもしれないけれど、取引先がいなかったら話にならないじゃない?
取引先でサラリーマンの人たちが働いているから、仕事があるわけですよ。freeeみたいなフリーランスの便利なサービスだって、サラリーマンの人がいるから成り立っているサービス。
結局ね、「自分だけでお金を作り出している人」なんてのはいないのよ。
反対にさ、サラリーマンの人たちにとっても経営者は必要よ。だって、「勇気を出して経営する人」がいなければ、そもそも雇用は生まれないわけですから。
雇用を創出してくれたのは経営者の人たちだもん。まあ、正確に言えば起業家の人たちですね。この人たちが「おっしゃ!やったる!」と思って、一念発起したからこそ新しい雇用が生まれるからね。そう考えると、お互いに尊敬するところはあるような気がするのよ。
自分の主義として「サラリーマン」を選択するのは全然良いと思う。けれど、「経営者ってなんかね……」と一概に決めてしまうのはちょっと悲しいなとも思う。
世間的には「サラリーマンvs経営者」的な対立構造になっている。でも、そこまで対立するものでもないんじゃないのかな?と思うのですよ。
本当はそれぞれに相手を必要としていると思うのになあ。
それぞれの選択を認めようぜ
それぞれ自分が「これだ」と思う道に行けば良いと思うんよね。私も自分で仕事をしているタイプの人間です。だから、少しは「経営者側の方が面白いぞぉ?」と思う部分はある。
でも、それは私、まりもにとっての正解ですよね?他の人たちの正解ではない。例えば、私の友達によーしょーくんっていうめっちゃくちゃ優しくて、彼女に「何でもない日の花束」を送っちゃう人がいるんですよ。

これですね。新宿の歌舞伎町の花屋さんで買っているよーしょーくんです。彼なんかはサラリーマンにすごく向いているんですよね。
職場の上司とかと仲良くやっていけるタイプで、仕事もできる。でもって、イケメン。笑
だから、経営者にならずともサラリーマンとして成功するタイプなのですよ。みんながみんな経営者になれば良いわけではなくて、サラリーマンが向いている人だっているわけですよ。
「あんまり自分で考えたくないし、リスクは怖いな」みたいな人もサラリーマンをやっていた方が幸せな場合があるしね。
サラリーマンを馬鹿にする人たちは「俺はリスクを取って人生やってんだ!あいつらはよぉ!くそダセェんだよ」とか思っていたりする。でも、個人の選択をそれぞれが尊重できるようになったら、もっと優しい世界になるんじゃねえの?と私は思っちゃう。
どうです?もっとさ、他の人が選んだ道を認め合いたいよね。笑
そんな世界の方が楽しいじゃんか。そう思いませんか?
ではでは、まりもでした。
関連記事:私はサラリーマンなんてつまらない、と思ったけどそうじゃない人もいるよ。