人生に悩む君へ

人間味のない人が増えていく最近のご時世。

人間味のない人が増えてしまったなあ、と感じるのは私だけでしょうか。何だろうね。別にこう……懐古主義的にというか、昔の方がよかったとだけ言いたいわけじゃないんですよ。

昔の方がよかったよね?ルネサンスを〜!」みたいな高尚な考え方を持っているわけでもない。でも、なんかね、最近はちょっとだけみんなの中に人間味のなさを感じていたりもする。

食事をして、この地球で生きている。人間同士で会話して、生きている。

 

それなのに、なんかどこかで孤独で繋がりがなくて、寂しい世の中になっているような気もするんだよ。

なぜだろう。この時代をちょっと考えてみる。

 

技術の発展が私たちを自由にしてくれたけど

 

技術の発展ってすごいよね。私たちのことを自由にしてくれたような気がする。私が小学生の頃なんて携帯電話だったからね?

着メロ」ってのがあってさ、誰から電話が来ると、着メロというまあチープな感じの音が流れるのよね。それを聞くと、「うおおお!すっげええええ!」なんてなっていたのが私の子供時代です。笑

まだその頃は携帯電話なんて持っている人は少なかった気がする。その当時から今の2チャンネルみたいなものはあって、魔法のiランドみたいなのもあったかな。今の人たちにはわからないよなあw

 

でも、まあそういうものがどんどん出来上がって行った時代だったのですよ。最近だとスマホが普通にあってさ、clubhouseなんかもできちゃったよね。笑

もうすごい時代ですよ、これ。私たちの生活を便利にしてくれたと思うし、コミュニケーションも取れるようになったような気がしていました。

 

一時期なんて私、「LINEで話しているからもう会うのはいいや」くらいに思っていたんですね。

でもさ、私が喋っているのはスマホであって、人間ではないような気もしたんだよ。笑

 

ふと気が付くと洗脳されている自分に気が付く。テクノロジーを「使っている」と思っていたけれど、私は「使われている」側であって、何というかその……虚しさもそこにはあるよな?と思った。

テクノロジーはこれからも発展していって欲しい。けど、テクノロジーの発展と共に人間味のない人が増えたのはちょっと悲しいことのように思う。

もうさ、別に会わなくても良くね?スマホで良くね?」と。

最近だとさ、ゲームにまで「e-sports」なんて現実っぽい名前がついてしまったものだから、ゲームをしていても、どこかの誰かとずっと一緒にいるような感覚になっている。

でも、これは私の古い考え方ではあるけれど、みんなの目の前にあるのはテレビであって、パソコンであって、スマホでしかなかったりする。

 

人間が作ったものは人間の生活を便利にしてくれたけど、それは同時に人間味をも奪ってしまった。そんな気がするよ。

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せっかく元気なのに何かもったいない気がする

 

まあこのブログの読者って基本的に若いわけですよ。だいたい10代とか20代の人が基本的には多くて、その次に30代の人が多いのかな?

そういう年齢構成です。笑

女性の方が多くて6割くらいは女性です。ええ。まあそんなことは良いのだけど、要するにこのブログを読んでいる人の多くは「まだ全然元気」ということですよね。

だいたい人間なんて70代までは割と元気だったりするからさ、70代までは若造ですよ。

 

でね、まあせっかくそんな元気な身体があるのに、スマホだったりゲームだったりばかりに熱中するのってちょっとだけ寂しくないかな?と思う。いや、私もゲームは好きだし、スマホも好きですよ。

けど、ずっとやっている人もいるじゃないですか。それはなんかこう……「それ、老後の楽しみにとっておいても良くね?」くらいに思ったりする。私の意見ですけどね。

 

人間味のない人が増えてしまったのは、私たちがテクノロジーによってあまりにも便利でハッピーな世の中になってしまったからだと思う。

私の子供時代はとりあえず公園に行って、友達を誘ってみないと面白いことなんて起こらなかったし、近所のおじさんにめちゃくちゃ怒られるという珍事も起こらなかったのよね。笑

でも、実はそういう「泥臭い人間行動」みたいなのって本当は人間にとって1番楽しいことじゃないかな?と思ったりもする。

 

目の前にある「便利っぽいもの」とか「楽しいもの」ってのは元気じゃない時にでもできるものだったりする。新しいものが出たらどんどん消費していくものでもある。

そう考えたらさ、なんかこう……「人間だからできること」とか「今だからできるもの」に注力した方が良いんじゃないのかな?なんて思ったりするわけですよ。

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草村で遊ぶ少年でいられたらな

 

やっぱりさ、私も君もどこかのあなたも、人間として生まれてきたわけですよ。そう考えるとさ、なんか最後の最後まで人間として生きて、人間として笑いながら死んでいきたいなあ、なんて思っちゃう。

便利なもの。綺麗なもの。楽しいもの。そんなものは今の世の中に溢れている。でも、泥臭い人間同士の争いとか、人間同士の助け合いとか、そういうものの色は褪せたように思う。

 

でも、それは「現代」というフィルターを通して見るからそう見えるだけであって、本当は1番大切なものなんじゃないのかなあ?と思うのです。

高層ビルの間をフェラーリで走るより、テスラで走るより、誰かと一緒に草村で遊んだ方が楽しいような気がするのよね。

 

技術は素敵よ。私なんて、プログラミングもやっていたからね。「技術大好き♡」みたいな人間でもあったりする。就活の時なんて、エンジニアとしての就活もしていたし。笑

リブセンスとかセブンイレブンの子会社とか受けたなあ。

でも、そんな私でも、やっぱり「人間味のない人間になるのは嫌だなあ」と思うのです。

と言いながらも、 テクノロジーを使って音楽を聞いているまりもなんですけどね。うんうんw

人間味のある人間として泥臭く生きていきたいなあ。

みんなはどうですか?人間として、人間っぽく、人間らしく生きている?

関連記事:本当は人間って強いし、本当は弱いし。で、そのバランスの中で何とか生きてるんよ。

ABOUT ME
まりも
まりもだよ(o'ー'o)ワーキングホリデービザでウィーン在住(2022年〜)の29歳。中高6年間男子校で生活。海外をふらふらしながらなんだかんだ生きています。応援は「アマゾン欲しいものリスト」からお願いします。