1人で旅をしたり、1人でご飯を食べたり、1人で走ったり。私は経営者です。だからやたらと1人が多いような気がする。
まあ世の経営者たちともちょっと違うかもしれないけどね。「未来!ビジョン!」みたいな感じで今はやっているわけでもないし。うん。笑
まあそんなことは良い。まりもです。笑
えっとね、僕らなんですけど、たぶん存在証明をするために生きているわけですよ。それをね、1人の時間に考えちゃったのよ。
「どうして頑張るのかな?」とか「どうして挑戦するのかな?」なんて考えたのよ。そしたらね、私だけじゃなくて、きっと全員が「存在証明」をしているような気がした。
そんな哲学的でもないのだけど、ちょっと形而上学チックな感じのことをつらつらと放電してみる。
僕らは何をもってして「自分」なのか歴史からすればわからない
私たちはそばに知っている人がいるから認識されるわけですよ。例えば、私、まりもはテトラエトラとかぼくのとらべる。で「あ、この人はまりもだ!」とわかってくれているからまりもなわけです。
でも、どうだろう。50年先、100年先、1000年先のことを考えてみよう。
人間の寿命なんてせいぜい100年とかまあ伸びても120年とかでしょう?そうなってくると、まあ未来の世界には私のことを知っている人は誰もいないわけですよ。
そうなった時に「私がいた」という存在証明、あるいは今私がいるという存在証明すらどうやってすれば良いのだろうか?と思いません?どうだろう。
「ぼく」はまりもです。でも、「あなたが知っているまりも」であるから存在できるわけであって、誰にとっても知らない存在になってしまったら、私たちは存在が証明されない。
例えば、「織田信長」と実際に会って話をしたことがある人はいない。けれど、歴史上有名になった。だから「記録として残っている」のです。
ある意味、織田信長の功績全てが「存在証明」になる。
例えば「Mr.Childrenの桜井和寿」さんだったとしよう。彼が存在していた、いるという証明は「彼の作品があるから」だったりする。
彼の「今の友達や家族、ファン」はいるけれど、その人たちもいつか死ぬ。そうなったら存在を証明してくれるのは「その人の功績」でしかなかったりするわけですよ。
長い歴史からすると、私たちの存在証明なんてのは簡単にはできないのです。そう考えるとね、私たちはずっと自分の存在証明をするために生きているという側面があるのかな?なんて思ったりするよ。
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でも、別に華麗な存在証明なんていらないよね?
ただ、その中で思ったのは「別に華麗な存在証明なんていらないよね?」ということです。
織田信長のように、桶狭間の戦いなんてしなくてもちょっとした本を出すだけで良い。それだけで「あの人はいたよね?」という証明になる。
ちなみに私の祖父も本を出版しているのだけど、全然売れなくても国会図書館には1冊置いてある。そう、本っていうのは結構わかりやすい存在証明になるのよね。特に日本においては。
別に売れる歌手にならなくても良い。売れるブロガーにならなくても良い。でも、少しでも歴史に残る「端役」くらいにはなっておきたいでしょう?

これ、東京の虎ノ門ヒルズの像なんですけど、こんなのが作れるくらいの人間になる必要なんてないんです。もっとシンプルで小さなものでも良い。
そうすれば、私たちの存在証明は果たされるのだから。
今の時代だったらさ、「その時代で大きなこと」なんてしなくても良い。Twitterでちょっと有名になったりとか、インスタグラムで有名になったりとかでも良いよね。
華麗な存在証明を誰もが求める。そうじゃないと私たちの命そのものが最初から「なかったもの」みたいになっちゃうから。それを怖がって、頑張って頑張って存在証明をしようとするわけですよ……。
でも、でもさ、華麗な存在証明なんてのはいらなくて、本当に小さな本でも、小さなブログでも良いから「世の中に存在を証明をする」という行為自体が面白くて、ハッピーなことだと思うんです。
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そうか、そんな人もこの世界にいたんだ
いつか私も死んじゃうのよ。あ〜、馬鹿みたいだけど、この事実ばかりは変えられないのよねえ。
でも、ほら、後の世界を生きる人たちが「あ、まりもって人がこの世界にいたんだ」と少しでも思ってくれたら嬉しいじゃないですか。
そんなことを思いながら、私は日々、少しだけ頑張っているような気がする。みんながSNSで発信するのも、ブログを始めるのも、仕事で頑張るのも、きっと全ては「存在証明」なんだよ。
「俺、ここにいるよ?」という叫びのような気がする。
他人を傷つけたりして有名になるのは違うと思うけど、何かを頑張ってみて「ここにいたよ!ここにいるよ!」ってのを証明していくのって楽しいことだな、と思いました。
みんなそれぞれこの世界のどこかで頑張って生きていると思うと、なんかワクワクしちゃうね。僕だけですか?笑
そんな人もこの世界にいたんだ、と言われるくらいに、陰口を叩かれるくらいに頑張って生きていきましょう!笑
何の話だ、これ。朝からすみませんね。こんなブログ。ではでは、まりもでした。
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