起業と経営

コロナと経営者の不安についてちょっと書く。

いやあ、最近ちょっと世の中の雰囲気が少しだけ変わったきたような気がします。今、この記事はルノアールで書いているわけですけど、

今この記事を書いている時刻はだいたい15時くらい。ルノアールはちょっと前まではガラガラだったんですよ……。

でも、それが今やルノアールはめちゃくちゃ混雑するようになりました。なんだこの差は……と思うのだけど、コロナが落ち着いてきたからでしょうね。

 

最近はコロナの陽性者も少なくなってきて、ちょっとずつみんなのマインドが「外にでてみようかな」に変わってきたように思う。良いことです。

ただ、こういうコロナの状況においては経営の不安を抱える人も多いんじゃないかな?と思うのよ。そこらへんをね、実際に会社をやっている私が書いていこうと思う。

どこまで続くのかわからない不安がある

 

いやあ、経営者からすると未来予測ができなくて本当に大変だと思う。みんなさ、「自粛」と言うけれど、じゃあ旅行業界の人はどうやって生き残って行ったら良いのだろうか?

その明確な答えを持っている人って実は少ないと思う。旅行業界だけではない。みんな旅行に行かないから、電車も使わなくなる。収益性が落ちて剰余金がどんどん削られていく。

資本金にまで手を出す時が近づいているかもしれない。こんな状態をずっと続けていられるのであれば良いよ。

でもさ、社会はみんなが動くからこそお金が回るのであって、お金が回らなくなってしまったら、途端に企業は立ち行かなくなる。

 

世の中的には「飲食店経営者の苦しみ」みたいに報道しているのだけど、飲食店経営者が苦しいということはその従業員も苦しくなるということです。賃金カットだったら、解雇だったりしなければいけなくなるでしょうね。

これがどこまで続くのかわからないままに経営していくのってすごく大変なことなんですよ……。企業の舵取りなんてすぐに右、左と変えられるわけじゃない。

 

例えば、飲食店にシェフを派遣する会社を経営していたとしよう。今は2月。最近の雰囲気的には「もうそろそろコロナは改善していって、自粛ムードも消えるのではないか?」と思ったりはする。

 

ただ、ここが難しいですよね。政府が「やっぱりもう1ヶ月緊急事態宣言続けますよ」と言ってしまったらシェフは必要なくなってしまう。

でも、派遣する側としては最初に派遣するシェフを雇用してから、派遣先に常駐させるわけですよ。そうなってくると、企業側は予め未来を予測する必要がある。

 

それか、そのシェフの常駐先がない間の賃金を支払うだけの金銭的な余裕が必要です。けど、今のこの状況で体力のある会社なんて少ないじゃないですか。

もちろん業種によっては潤っていたりはするんですけどね。

そうなってくると、結局「どうなるのかわからないから事業を広げるのはやめよう……」という選択肢をしかとることができなくなってしまうのですよ。

このコロナの状況がどこまで続くのかわからない。そんな状況だったら、経営者が不安を抱えるのは仕方がないことだと思うのよね。

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人が動かないと何もできないし、頑張ることもできない

 

そもそもさ、自粛ムードみたいになってしまったら、人は動かないわけですよ。そうなってくると、必然的にお客さんは減少しますよね。

例えば、不動産仲介会社だったとしましょう。賃貸ね。例年であれば、転勤がたくさんあって、9月の時期なんかはプチ繁忙期になる。けど、今年は違う。

企業の転勤はほとんどなくなってしまった。

そうなると、仲介手数料が会社に入ってこなくなってしまう。不動産会社というのは「9月、3月」という大きな繁忙期に売上が偏っているわけです。

 

そうなってくると、「じゃあ明日から何でもして良いよ」と言われたところでどうにもならないんですよね。しかもね?

お客さんが来ないから訪問するわ」みたいなこともできなくなっている。ドブ板営業(この言葉知ってる?笑)みたいなこともできなくなっているということですよ。

 

そんな状況だとさ、「頑張るのもダメだし、お客さんは来なくて当たり前」みたいになっちゃうのよね。

経営者ってのはさ、そもそも「ああ、不安だ、どうしよう」というタイプじゃなくて、「頑張ろう!どうにかしよう!」的な人が多いです。

ガッツがある人がたくさんいる。でも、そのガッツを今は使えない状態ですよね……。だって、人々が動かないから。

どうすることもできないのですよ。

そんな状況だと、じゃあみんなならどうする?と。テレビでは「コロナでも上手にやっている会社」なんてのが取り上げられる。

で、みんなは思うわけよ。「同じように頑張れば良いじゃん!この会社もやっているんだから」と。いやいや、そんな簡単にね、変えられないものなんですよ。

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こういう事態になっても生き残れる仕組み作りが必要だ

 

結局のところ、今回みたいなことはまたどこかで起こると思うんです。こういった感染症だけじゃなくて、リーマンショックでも同じだけど、景気が悪くなって、経営が厳しくなることってあるんですよ。

私の父親もリーマンショックの時は大変そうでした。笑

あ、リーマンブラザーズが破綻したのね」じゃ済まないからね。銀行だってお金を貸してくれなくなる。

こういう時に生き残ることができるのって、私の経験上ですけど「不動産の所有している企業」なんですよね。

賃貸用の不動産をどれだけ持っているのか?で生き残れるのかどうか?が変わってくると個人的には思う。

これ三菱地所が所有している物件ですよ。賃貸として貸しだしているのです。いやあ、すごいよね。だから安定しているのですよ。賃貸収入だけで年間4000億円弱は稼いでいるでしょ?笑

本業で稼ぐのも大切ですよ。でも、例えば、テレビ局のTBSなんかもね不動産賃貸収入による利益が大きいわけですよ。TBSの利益の4割は「不動産事業」ですから。

放送事業だけで稼いでいるわけではないのよね。こういう「不景気の時にも下がらない、下げ止まる収入」をどれだけ作るのか?」ということが、こういうコロナの時期には大切だと思う。

 

コロナは経営者にとって大変だけれど、でも、これを良い機会だと思って経営基盤を整えるってのもありじゃないですかね。

コロナみたいなことはこれから先も起こります。そんな時、どうやって生き残りますか。

結局ね、経営者は生き残らないと意味がないわけです。だからね、本業を伸ばすのも大事だけど、それ以外に「どうすればこの会社と社員を守れるのか?」を考えてみても良いと思う。

ではでは、まりもでした。

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まりもだよ(o'ー'o)「ぼくのとらべる。」というYouTube旅チャンネルやったりブログ書いたり。のんびりびりびり。チョコとヨーグルトが好きです。