人生に悩む君へ

死ぬまで一兵卒でいたい。

この言葉、誰が言っていたのかな。忘れちゃったけど、結構好きな言葉なんですよね。死ぬまで一兵卒。

一兵卒って意味がわからない人もいると思うんですけど、まあ簡単に言えば「ただの普通の兵隊さんですよ」ということですね。

別に上官でも何でもない平民の兵隊。歳を重ねたり、成功したりすると、誰もが上に行ってしまう。でも、私はずっとずっと兵隊のままでいたいな、と。

 

死ぬまで一兵卒。この言葉を背負って生きていきたい。だって、その方が楽しいじゃんね?

 

立場が変わり、上に行く人たち

 

アラサーになってくると、支店長になったりとか、まあ普通に偉くなる人たちも出てくるわけですよ。支店長ならまだしも、もうパートナー契約をしちゃうようなコンサルの人とかね。

まあ、私は全然エリートでも何でもないのだけど、周りには結構すごい人たちがいる。私なんかよりずっとずっとすごいのよ。

 

でも、立場が変わっていき、どんどん上に行くにつれて、なんと言いますか……「俺はもう第一線の兵隊じゃねえから」的な雰囲気が出てきてしまうのですよ。

あれ、なんですかね。面倒なことは全部後輩にやらせたりとかして、自分は上から何もしない。年末になってもトイレ掃除すらしなくて、なるべく汚いことは下の人にやらせてしまう。

 

自分が苦しむようなことはしない。そんな人たちが多くなってくるわけですよ。でも、私はなんか嫌なんですよね……。わかるよ。楽だもん、一兵卒じゃない方が。

 

もっと上の方にふんぞり返っていれば、誰かがテキトーにやってくれて、仕事が進んでいってお金が入る。その仕組みはわかる。けど、それで何が楽しいのだろうか、と。

 

私は好きで仕事をしています。ブログでもYouTubeでもその他のことでもそうだけど、すごく楽しいからやっているんですよね。だから、ずっと前線にいる一兵卒でいたいんですよ。

わかる人いませんかね。どうでしょうか。みんな上官になりたいのかなあ。笑

わからないけれど、私の場合は死ぬまで一兵卒で、ずっとずっと一兵卒のまま「生(なま)」を体験したいのです。

 

上官になれば、自分でやらなくても良い。それが楽で良い。それもわかるよ。でも、私の場合はお金だけが欲しいとかでもなくて、その……第一線で楽しいことをやっているから楽しいわけであって、はい。笑

一兵卒で良いのですよ。

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何でも守りに入るのが嫌だ

 

大人になってくると、何でもかんでも守りをかためるようになってくる。そりゃ奥さんがいたりとか、子供がいたりする人にとっては仕方がないっちゃないよね。

奥さんだって、「安定が欲しい」と思うのは当然だと思うから。でも、私の場合、何でもかんでも守りに入るのが嫌なんですよね。

 

立場も偉くなって、お金も使えるようになったとしよう。でも、それでも、守りに入るのは違うような気がする。評論家っぽくなっちゃってさ、仕事論だけは語る。

 

お前のこういう考え方は甘いぞ。もっと頑張れ。」と言いながら、休みの日にはお酒ばっかり。そういう感じにはなりたくないな、と私はいつも思っています。

どっかにいるふんぞり返って仕事をしないおっさんにはなりたくないもんな!笑

まあ、そんなおっさんって結構優しかったりするから好きなんですけどね。笑

みんなよりもたくさん働いて、たくさん楽しいことをやって。そうやって生きていった方が私の性に合っているのです。

よくさ、テレビとかで「え?この年齢でこんなことやらされてるの?」みたいな人っているでしょ?出川さんとかもそうかな。笑

 

私はああいう人の方が楽しいし、面白いな、と思う。スタジオで座って意見だけを言うのは身分的には高くて良いのかもしれないけれど、経験にはならないと思う。

もしもそれが好きなら良いのだけど、私は1人のただの普通の兵隊さんでいたいし、自分の身体をもって体験したい、と思っています。だからね、私は死ぬまでずっと一兵卒ですよ。

 

いつまでできるのかわからないけどね。できるところまでは。

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色々なものが変わっていく中でも

 

生きていると、色々変わっていくわけですよ。私の状況なんて本当によく変わる。父親のことでも変わったし、就活でも変わったし、仕事を辞めてからも変わったし。

まあ本当にちょっとのことで人間の状況とか状態なんて変わるものなんですよね。でも、そんな中でも、私は一兵卒でいたいな、と思う。

 

死ぬまで一兵卒。そんな言葉を使うと、さも「悲しいままでいる」みたいな聞こえ方になっちゃうけど、そうじゃないよ。

死ぬまで一兵卒ってのはさ、やっぱり死ぬまでずっと前線で戦っているということであって、それは仕事を楽しむ側にいるということなんですよ。

 

今ね、「大変だなあ」と思って働いている人も、それは自分が一兵卒として頑張っているからです。誰かに求められて、その場所にいるというだけでも、めちゃくちゃ幸せなことだと思うよ。

 

誰かに求められる限り、私も死ぬまで一兵卒でいたいな、と思います。ずっとずっと。

ただ席に座っているだけの人間になりたくないもん。疲れた後のコーラとか、ピザとか、そういうものを楽しみにしていられる人の方がきっと人生得してるぜ???笑

うむ。

 

ではでは、まりもでした。

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ABOUT ME
まりも
まりもだよ(o'ー'o)ワーキングホリデービザでウィーン在住(2022年〜)の29歳。中高6年間男子校で生活。海外をふらふらしながらなんだかんだ生きています。応援は「アマゾン欲しいものリスト」からお願いします。