人生に悩む君へ

何かへの怒りを抱えるこの時代よ。

この時代は不思議です。コロナです。自粛です。不要不急の外出はしないでくださいね。そう。そうやって私たちは縛られている。何この時代。何この世間の雰囲気。

もう嫌になっちゃうよなあ。笑

100年後、1000年後には確実に教科書に載っているであろうこの時代のコロナという出来事。コロナという特異な状況。

この時代において、みんなが何かに怒りを感じ、震えている。何に怯え、何に怒りを覚え、何を考えているのだろうか。

そんなことを最近思うようになりました。さて、ここからが本番です。

 

何かに怒る民衆

 

私たちは歴史的に考えても、何かに常に怒っている。国内に不満があれば、外国人のせいにする。「あいつらが悪いんだ」と。

これは日本人だけではない。ドイツでも、イギリスでもやはり問題視されてしまう。私たちは誰か敵を見つけて、怒らなければいけないらしい。

このコロナの時代においても、私たちは怒っている。それは政府かもしれない。それは自粛要請にも関わらず開店していたパチンコ店かもしれない。

それは人それぞれ違うのだけど、やはり2020年、みなが怒り、そしてその怒りの矛先を「誰かしら」にぶつけようとしていた。

 

誰も悪くないよね?」が本当のところです。だってそうでしょう?誰かのせいで病気が流行したわけではないし、誰か1人のせいでコロナが出てきたわけじゃない。だから、誰も責められるべきではない。

 

韓国で宗教団体の人が土下座して謝罪していたけれど、あれだってさ、あの人がいなかったところでコロナは世界に広がっていたわけであって、そういう意味で言うと「わかりやすい批判対象だった」ということに過ぎない。

少しSNSを開けば不満ばかり。「もううんざり」とか「あいつの対応は間違っている」とか。そんな言葉がインターネット上に並ぶ。

みんな何かに怒っていて、怒っていることで自分を保っているような、そんな感じがするよね。

怒っているけれど、泣いていて、言葉を発するけど、本当は1番静かでいたくて。そんな不思議な時代のような気がする。

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季節感のない1年間という期間だった

 

いやあ、振り返ってみると、今年ってなんでこうも季節感がないのかな?と思ったんですよね。だってそうでしょう?

私も3月くらいの時には大して何も思っていなかった。コロナなんて夏になれば終わると思っていたし、正直そこまで騒ぐべきものではないと思っていました。

2019年の12月とかなんて、普通にニューヨークのブロードウェイでアラジンみていました。そんな日常がずっと続くと思ったし、普通に海外に行けるようになると思っていました。

でも、気がつけばもう12月になってしまって、コロナで世界は変わってしまった。いや、世界が変わったわけではないのだけど、世界の雰囲気や秩序みたいなものが変わってしまった。

 

夏でもまるで冬みたいにマスクをして、風邪対策をして過ごす。冬も当然マスクをして、そこまで旅行もせず過ごす。そうなってくると、季節感は自ずと消えていきますよ。

機内でもマスクが必須になったもんね。怖いよね。前まではさ、A380のエミレーツに搭乗したりしたら、豪華すぎる「エミレーツ航空のビジネスクラス」に乗ってみた。で書いたけど、バーでおしゃべりなんてしていた人もいたんにね。笑

変わっちまったぜぇ。

仕事をしているけれど、何となくそれも停滞している。新卒さんの面接なんかも簡略化されていって、募集する人数だって制限がかけられる。日系エアラインなんてそもそも今季の採用をしないところだってある。

いやあ、本当に変わったよね。変わったのに、やたらと季節感がなくて、みんなは何かに怒っていて。

 

銀座とか新橋を歩いているサラリーマンをみていると、「どよよん〜」という雰囲気がどうしてもある。リストラされるかもしれない恐怖感からなのか、何なのか、それはわからない。

よくわからないけど、停滞している時代で、みんなどこか暗い目をしていて、寂しさとか孤独みたいなものを少し感じる。

この1年間って何だったんだろうか。そんな感想を誰もが持っているんじゃないかな、と思う。でも、うん。

誰もが何かへの怒りを抱える時代だけど、そんな時代においてもさ、光がないわけじゃないんよね。

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ずっとこのままじゃないからさ

 

暗いニュースばかり見ていると、精神的に参っちゃうよなあ。笑

朝なんてさ、「あ〜!だるぽよ〜!」くらいにみんなが思っているのに、そんな朝に「昨日は……全国で過去最多の感染者が報告されました……」みたいなこと言われたらめちゃめちゃ萎えるよ。

みんなが何かよくわからないものに怒るのも、何かこう檻の中に閉じ込められた感覚に陥ってしまうのも当然だよ。

 

でも、でもね?

ずっとこのままではないわけですよ。暗いニュース、暗い顔をした人たち。景気の悪さ。こういう現実を見ると、「ああ、ずっとこのままなのかな」くらいに思うよね。

けど、この状況がずっとずっと続くわけではないわけです。働き方とか生活の形とか、そういうものは少しだけ変わるかもしれない。

 

でも、今までみたいな「普通の生活」が消えてしまうわけじゃない。世界はさ、基本的には何も変わっていなくてさ、また普通の生活に戻れる日が絶対にやってきますから。

 

今我慢している人たちもね、これだけはわかって欲しい。「ずっとじゃないよ」ということを。

リストラされたってさ、また働けば良いじゃんか。借金があってもさ、また返していけば良いじゃんか。え?そうそう。私もなんですけどね、これ。笑

 

ずっとこのままなわけじゃないからさ、むしろ今このみんなが何かへの怒りを抱える時代を楽しんじゃいましょうよ。

こんな不思議な時代ないよ、今後。笑

もう2度とないビッグイベントだと思って、何とか生きていくしかありません。ずっとじゃないもん。こんな時期だからこそ家を掃除したりとか、ちょっとでかけてみたりとか、仕事について考えてみたりとか。

普段はやらないようなことをやってみたら良いんじゃないですかね。ええ。そう思います。

はい。まあ、みんな元気でね。笑

ではでは、まりもでした。

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ABOUT ME
まりも
まりもだよ(o'ー'o)ワーキングホリデービザでウィーン在住(2022年〜)の29歳。中高6年間男子校で生活。海外をふらふらしながらなんだかんだ生きています。応援は「アマゾン欲しいものリスト」からお願いします。