太陽を見て、月を見て、私は自分の命を実感する。地球に住んでいるということを忘れて当たり前のようにこの世界を生きているじゃないですか。
私だってそう。生まれた時から今まで、まあテキトーに生きてきた。「地球よありがとう!」なんて思わないままに生きてきた。
でもさ、最近はこの地球を感じれば感じるほどに嬉しくなってきて、楽しくなってきて、「ああ、生きているんだ」と思うわけです。
どうですか。地球人のみなさん。私も地球人ですけど、どうです?最近は「生」を感じて生きていますか。
旅をしていると空を見ることが多くなる
私は年間を通して、本当に色々な場所に行っているような気がする。私のことを「ぼくのとらべる。」で知った人は「この人って動画のためだけに旅してんだな」と思っているかもしれないけれど、
そんなことはなくて、ドバイとかイタリアとかウィーンとか海外に行ったり。今年に関しては松山とか鳥取とか函館とか。

色々な場所を巡っているわけです。で、その時にやたらと空を見るんですよ。

東京に住んでいる私からすると、地方の都市はどこも空気が澄んでいて、不思議と空も綺麗なような気がする。外国の空もまた違う感じがして好き。
いつも忙しくて精神的な余裕がないからなのか、地方都市とか海外に行くと空を見てしまうのですよ。太陽が怖いくらいに光っていて眩しい。
太陽が照らしてくれているから、草木が育っていって、人間の身体からも「ビタミンD」が分泌される。
そんな地球という星を「不思議だなあ」と思いながらよく歩いています。
旅をしているとね、自然と太陽を見たり、月を見たり、地球を感じるのです。忙しい毎日を送っているとついついパソコン画面ばかりを見てしまう。
でも、自然も良いよね。生きている、と感じるもんね。
関連記事:どこかで生まれ変わって、そんで誰かと生きているのかな?なんて想像したり。
帰れなくなった夜、星を見て地球を感じる
私の移動は基本的にずっと電車になります。だからね、20時とかになって電車が全然来ないみたいなこともあるわけですよ。
これが結構大変で、今の時期みたいな冬だとつらいんですよ。「ええええ、これ電車来るよね?大丈夫だよね?来なかったら寒い中で野宿!?ええええええっっっ!」なんて思ったりする。
でも、ふと空を見上げてみたりすると、星がめちゃくちゃ綺麗なんですよね……。カメラでは映らないかもしれないけれど、星がまあ綺麗。
特に函館に行った時の「トラピスト寺院」周辺は綺麗だったな。綺麗な星が並んでいて、「あれ?宇宙にいたっけ?」なんて思ったもんね。

帰れないことに対しては恐怖を感じるし、何なら「超めんど〜じゃん」と思うよ。そりゃ人間だからね。
死んじゃったら嫌だもん。そりゃ危機感くらい持つよ。笑
でも、それと同時に「ああ、地球なんだ」と感じる。星を見ていると、大きな「月」が見えていて、月は地球の衛星だからこんなに大きく見えるわけであって…..月があるからこそこんなに明るくなっているのであって。
そんなことを考えていたら、何か不思議な気持ちになるよね。
帰れなくなった夜は最悪の夜でもあるのだけど、それと同時に最高の夜にもなる。元々、人間なんて外で生活していたわけであって、ある意味では自然ですよね。
星を見て、「ああ……」と感じるあの瞬間が好きです。
関連記事:世界が真っ暗になった時、地球は笑う。
生まれてきてこの星で生きてきて
旅先で酔っぱらった時に見上げる夜空なんかも最高に良かったりするよね。「あああああ!この星で生まれたんだ〜!!!」と思う。

冬だと寒いのだけど、その寒さを忘れてしまうほどに、自分の「生」を感じる。そして、喜びを感じる。
嬉しいよね?生まれてきてさ、たくさんの人に出会って、美味しいものを食べて、苦しいことも誰かの死もたくさんあったけれど、総じてそれを含めて命であって、地球であって……。
そういうもの全てが愛おしく感じてきました。そんな私です。このブログを読んでいる人たちもきっと地球人で、今この時代を生きている人たちで。
そう考えると、何だかワクワクしてきますよね。
みんなは最近どうですかね。楽しい毎日を送っていますか?それとも最悪なバッドデイを送っていますか……?
まあ、どっちでも良いけどさ、とりあえずこの星で生きていて、同じ時代で息を吸っている人がここにもいるよ、という話だけはしておきますね、はい。
どこの誰が読んでいるのかわからないけどさ、「ああ、ここにも同じように生きている人がいるんだ」と思えたら、少しだけ楽しい世界になりませんか。
私はブログというメディアの中で記事を書いているだけの人だけれども、それでも何か「あ、ここに行けばいるよね」という人になれていたら良いよな、と思う。
太陽を見て、月を見て、ああ、生きているんだ、と今日も私は思いました。