競争が苦手です。世の中には人と競争することによって、普段の自分よりも高い能力を発揮することができる、という人もいます。というか資本主義社会はそうやって成長してきたのだから、きっとこれは正しいんでしょう。
でも個人として考えたときに、人と比べられて点数やランクをつけられるって結構気持ちとしてはしんどいですよね。
いろいろな要素が複雑に組み合わさって個人として成り立っているのに、ある一面を切り取って競争させられて、点数が低い人は「ダメ」というレッテルを貼られる。
なんだか社会にはそういうものがあふれているような気がします。
私が以前働いていた場所ではそういうのがより顕著でした。
選ばれる人と選ばれない人の差が激しい。選ばれない人はまるで「ダメな人」と言われているような気がしてしまう場所。
だから私は仕事を辞めて、今はブログを書いて、決して儲けている金額は多くないけど、つつましくも幸せに暮らしています笑
私と同じように競争が苦手、という人は、そもそもその市場で働くということを考え直してみる必要があると思うんですよ。
ブルーオーシャンを探せ
供給過多になりすぎている市場をレッドオーシャン、その逆をブルーオーシャン、と表現することがあります。
競合が多すぎて価格競争が起こっていたり、差別化のために努力をしなくてはいけないのがレッドオーシャン市場ということですね。
反対に自由気ままに航海できるのがブルーオーシャン、といったところでしょうか。
どうしたって競合他社が多くなる業界だと競争ってなくなりません。仕事をしていても「相見積もりをとってますから」とわざと言われたり、値踏みをされるような目線を受けることでものすごく嫌な気持ちになることってあるんですよね笑
私は「あなただからぜひお願いしたい」っていう頼まれ方をしてもらえるような働き方がしたいな〜って思うんです。
甘い考え方だ、と笑う人もいるかもしれません。もちろんそのためには「ぜひあなたに!」って言ってもらえるだけの売り物を作らなきゃいけないと思います。
だってそうじゃないとやっぱり「この人にぜひ頼みたい」とは思ってもらえないもんね笑
そうやって人の目に止まりやすい位置に行くためにも、ブルーオーシャンを探すことって大事だと思うんですよ。
他に比べるような対象の人がいないからこそ、その人に頼む理由が出てくるわけだから、「他の人がしていないようなこと」ができれば、競争の中で仕事をしなくてもよくなるはずなんです。
だから競争が苦手で、そういう働き方をしたくない、っていう人ほどブルーオーシャンを探さなきゃいけないなと思うんです。
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ブルーオーシャンの作り方
これはホリエモンこと堀江貴文さんが以前著書の中でお話されていたことですが、肩書きを掛け合わせることで希少価値が上がっていく、という話がありました。
ブログは本当にそれがやりやすいんですよね。
例えば
- CA×ブロガー
- ゲーム×ブロガー
- ラーメン×ブロガー
とか。
これを3つ掛け合わせることができれば、ほぼ同じことをやっている人はいない、と言う話もされていました。
今はYouTuberとかも同じことが言えると思います。
自分とは全く違う仕事や趣味を持っている人の情報ってやっぱり楽しいもので、そういうものを掘り下げて情報発信していく、というだけで価値があると思うんですよ。
もし競争が苦手で、何か別の働きかたはないか?競争しなくても働いていける方法はないか?と悩んでいるなら、
ぜひ自分ができるブルーオーシャン作りを考えてみてください。
すぐに思いつけるものではないかもしれないけど、「この話なら永遠にしてられる!」みたいな、熱量を持って取り組めるものを起点に考えてみると、何か新しいアイデアが生まれるかもしれません。
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自分を大事に働いていきたい
競争するのが当たり前、誰だって我慢してお金を稼いでる、と思っていた時期が私にもありました。
仕事自体は自分が望んだ仕事だったので、とても楽しくやれていたのですが、やっぱりどの仕事にも悩みはつきもので、私は人間関係がうまく行かず、いっときは人間不信みたいな状況になってしまっていました。
誰だって不満を抱きつつ仕事しているものだと思ってしばらく我慢していたけど、体調にも支障をきたすようになり、思い切って仕事を辞めました。
仕事を辞める前は本当に恐ろしかったけど、今はなんてことはない、こんなもんかって感じです笑
結局生きるために働いているわけだから、仕事でストレスを感じて体を壊したりするなんて本末転倒だし、だったら自由に幸せに働いて、多少生活水準は落とさなきゃいけなくても心は楽、っていう方が幸福度は高いんじゃないかなと私は思うんですよね。
競争が苦手な人は競争をしない働き方を模索してみてもいいと思います。
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では今日はこのあたりで。