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鳥取の三徳山、投入堂をわらじで登った。絶対に舐めて行ったらダメ。

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今回は鳥取にある日本一危険な国宝「投入堂(なげいれどう)」を訪れてきました!

日本一危険な、という枕詞がついてる通り、まじで危険。「険しめの登山」くらいに考えてる人は絶対に行かないでください。普通に死にます。

https://www.youtube.com/watch?v=ZqZ51apSgh4

動画で見たいという人はまりもさんのYouTubeでも公開しているのでぜひ。ただ、投入堂自体には到達できなかったのであしからず。

ちなみに投入堂とは、推定「平安時代後期」に作られた建築物。柱で床を支えている「懸造」と呼ばれる建築方法で作られている。

バスに乗って三徳山へ

土がかぶっている三徳山参道入口のバス停

今回は鳥取駅に宿泊をしていたので、JR倉吉駅まで電車で行き、そこから路線バスに乗って三徳山参道入口(山道ではなく、参道なんです)というバス停で下車しました。ここまではまぁ特になんの不安もありません。

普通に落石が起こりそうな場所にあります笑

…と思ってたんだけど、バス停降りたところからちょっと歩いたところに「落石注意」の文字。

やはり土砂崩れが起こってしまう

バスで来た道は最近土砂崩れがあったようで、工事中…

めちゃめちゃ怖い!!!!生命の危機を感じる!!!!

…とりあえずお寺に入っていきます。

写真では伝わりにくいですが、急な階段です

いや〜もうこの階段からして急でしんどいんだよなぁ。まるで三徳山三仏寺の洗礼を受けているかのよう。

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受付で言われた衝撃的なこと

お寺自体についたのが14時半くらいだったのかな。

そしたら受付で「16時半には閉山になります、降りてこなかったら警察に連絡して捜索隊がでますので〜〜〜!あ、昨日も2組捜索出てますので結構簡単に捜索でますよ」

とのこと。

え!?!?!?捜索ライトすぎない!?!?!?!

まんぼう

絶対捜索されたくない〜〜〜

と思いました。

ということでタイムリミット付きの入山でした。この時は「捜索とは言ってもまぁね」くらいの気持ちだったんですけど、登ってみたら捜索がでるのも納得。

そもそも三徳山って2人以上じゃないと入れないようになってます。1人で滑落しても誰にも気づいてもらえないからね。その時点で結構やばいよね。

男性の服装が完全にお坊さんスタイルですよね

こういう格好で登ってくださいよ、という服装のイラストがありました。ガチ登山です。てか登山じゃなくて修行です。

これが怖いです。(ちゃんとマスクをつけているw)

普通に修行のための場所として使われているようで、三徳山の受付にいたお姉さんにも「観光じゃなくて修行なんでねぇ」という話をされました。

何度も言いたい、舐めたらアカン。

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軍手もわらじも押し売りされないから危ない

絶対に買った方が良い草履

現地でわらぞうり、軍手を購入して登ったのですが、どちらも押し売りはされないんですよね。

それどころか「靴チェックしますね〜」って言われて「うん!大丈夫ですね〜どうぞ〜」って感じで結構チェックが甘いんです。

もちろんヒールとか滑りやすそうな靴だったらNGでわらじ強制購入コースになるんでしょうけど、運動靴の場合は結構なんでもOKっていう感じだった。

軍手は指先にプチプチのゴムがついていないのが100円で、ついているのが150円。わらじは900円なのでちょっと高いようにも感じましたが、最近はわら不足らしく、実はあんまり売りたくないのが本音らしいです。

まんぼう

いや、売ってください〜

前情報を仕入れていたので今回は見つけてすぐに購入しましたが、どちらも別に押し売りされないどころか「欲しいなら買ってもいいよ」くらいの雰囲気。

でもこれすごい全然違ったんですよ!

気の根っことか鎖を登っていかなきゃいけないので軍手は必須。そしてわらじも、「こんなに違うの!?」っていうくらい滑りませんでした。

昔の人の技術というか、発想ってすごい!!!

裸足で履くからか、わらじと足の接着面も滑らないし、わらじの編み込み部がうまいこと地面や土にひっかかるのか、全然滑らない!

履いて行った運動靴が結構安物だったので、そっちで登ってたら登れなかっただろうな、と思いました。わらじ、効果あり。本当におすすめ。

自分の命を救ってくれた感すらあり、わらじは大切に持って帰りましたよ笑

これはまだ登り始める前の時

怖すぎて三佛寺の拝観だけ、という人もいるでしょうね。

下からも見えるらしいですが、わかりませんでした

登山しないで御堂だけ見て帰る、という人もいます。

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山に入ってすぐにめげる

いくつもの難所が存在します

実は入山してすぐにカズラ坂という難所があります。ここは木の根を掴みながら登っていくところなんですけど、体感としてはほぼ垂直に登っていく感じw

もう写真を撮る余裕もありませんでした笑

後から受付のお姉さんに聞いた話ですが、そこで断念してしまう人も結構多いらしく、本当に「登山」だと思ってると全然違うものなので注意です。

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観光客はいない

何組もすれ違った人たちがいましたが、観光客っぽい人はいませんでした。

ガチ登山風の服装をしている熟年夫婦か、マッチョなお兄さん同士か、みたいな笑

たまに女性の親子もいたけど、ネイチャー系というか、かなりガチ系でしたね〜

キャッキャキラキラしてる人はいないし、カップルでデートに…みたいな場所でも当然ありません。

命を預けてもいいと思える人と一緒に行ってください笑

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【悲報】険しすぎて道だと思えず投入堂がわからない

見渡す限り、ただの山であり森であり……

1時間ほどかけて登り、クサリ坂も無事達成。(クサリ坂もほぼ垂直に登る感じです。腕の力で全体重支えることになるので、筋トレしてない人は厳しいと思う)

かなり良い景色でした。

重要文化財である文殊堂(ここで足だけ空中に出している写真を撮る人がいるらしい)

こちらが三徳山の写真でよく見る文殊堂ですね。

ここで70代くらいのご夫婦に出会ったのですが、ご夫婦は……

70代夫婦

いやぁ、ここまでの方が怖いですよ!あと少しで投入堂です!

とおっしゃっていた。しかし・・・

ここからが悲報なのですが、この先に行こうとしたら普通に道がありませんでした。全然道じゃなかった。崖だった。

道がどこにあるのか?もわからない

どうやら投入堂にたどり着くにはそこを突破しなきゃいけなかったみたいなんですが、時間も時間で下山しなきゃいけなかったし、何度も言うけど道じゃなかった。

道じゃなかったんですよ本当に!!!!!

一歩踏み外したら「」って感じで、実は投入堂までたどり着けませんでしたw

本当に人生で1番「死に近い場所」だったかもしれませんw

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下山が一番危ないらしいよ

下山の時も飛び降りかと思うレベルで大変

はい。

帰りは下山ルートがあって、また少し登ってきたところとルートが違うところがあるのですが、下山道って書かれているのに道じゃない感じがします。(まあ道程の中に道なんて1つもなかったような気がしますが)

写真じゃ伝わりにくいけど、これ下山道って言われているところ道じゃないからね。崖だからね。

完全に道じゃない、ただの岩の上(危険なので気をつけましょう)

これも道っぽくないでしょ?網がなかったら死んでます。そんな場所。

とにかく相当怖い思いをしました。安易に観光しにいかないで下さい。冷やかす場所じゃありません。

まんぼう

普通に死んでしまう可能性すらありますから

でもこれに登って降りたんだ、だと思ったらかなり自信にはなりましたし、筋肉量も増えてましたけどね笑

めちゃめちゃ怖かった〜〜〜〜〜!!!!

安易な気持ちで行かないように!!!!!笑

ちなみに、投入堂に登る前に「【日本最大級の砂丘】鳥取砂丘に行ってみたら、想像以上にすごかった!」でも紹介した鳥取砂丘を爆走していたという事実も最後にお伝えします。

まんぼう

私の体力ってすごい〜

では今日はこのあたりで。

ABOUT ME
佐藤まんぼう
職業:稼ぐニート(♀)。ごく小さなストレスでも与えてはいけない。ストレスに弱すぎて会社もバイトも辞めて稼げるニートになりました。