恋愛と私

孤独を知らなければ、本当に誰かを愛することさえしてはいけない。

1人で街を歩くことがある。1人で歌舞伎町やら銀座やら、歩いていると、私はつくづく思う「孤独だよなあ」と。

 

サラリーマンとして働いている多くの人たちの場合、孤独を感じることは少ないかもしれない。まあもちろん、大なり小なり誰でも孤独は感じるものだけど、

私の場合は1人で行動することが圧倒的に多い。

旅でも、出張でも基本的には1人です。取引先に出会うことはあるけれど、移動の時は1人だし、地方都市のホテルにいる時にはホテルで1人、窓際で雪の降る街を見下ろしている。

こういうのも全部1人ですよ。笑

これは釧路ですね。

まあ、職業柄、「孤独」が多いわけです。でもね、そういう孤独を誰もが味わう必要があるような気がしています。孤独を知らなければ、きっと私たちは誰かを愛することさえできない。

 

孤独は人に優しくするヒントをくれる

 

できれば孤独じゃない方が良い。できれば1人じゃない方が良い。そんなことは当たり前の話だし、1人じゃない方が楽しい。そりゃそうだ。

 

でも、孤独は人に優しくするヒントをくれるものでもあるんですよ。孤独を感じることで、私たちは自分と向き合うことになる。

誰かと一緒にいると、自分と向き合うことにはならない。誰かと一緒だから、それだけで安心する。負の感情だって生まれない。

 

けれど、1人になってみると、孤独を感じ、弱い自分、苦しい自分に出会う。そうするとね、自然と他の誰かの気持ちや内面もわかるようになるわけですよ。

 

孤独というものは、人に優しくするヒントをくれるものです。孤独であるだけでは人は変わらない。でも、孤独であることで、そのうちわかるようになる。人の弱さや悲しさ、苦しみ、いや、慈しみさえも。

 

だからね、誰かを愛する時には1度、大きな孤独を味わった方が良い。1度、どん底まで落ちた方が良い。いや、それは言いすぎてしまった。

 

でもまあ、多少の孤独は必要です。孤独であることで、孤独を知っていることで、自分を知って、自分以外のことも知ることができるようになるのです。不思議なものですよね。

 

人間は不器用です。こういう方法でしか他人の苦しみなんて理解できないものなんですよ。

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1人でいられるから2人でいられる

 

1人でいられない人が2人でいると生きていける?それは違うと思うんですよ、私。1人でいられるからこそ、2人でいられるんじゃないかな?

 

孤独を受け入れることができない人は、自分以外の誰かがいないと生きていけない。自分のそばに誰もいなくなったら、何もできない。そうなってくると、そういう恋愛とかって依存的な恋愛になってしまうと思う。

 

誰かに依存し続けてなければ、真人間でいられれないような感覚。

そういう感覚の人にはたしかに人が必要なのかもしれないけど、誰かとずっと一緒にいることはできないと思うんですよね。

 

1人でも全然生きていける。孤独な夜も知っていて、1人で泣いたこともあって、何なら「死んじゃいたいな」と思ったことだってあったり。

でも、そんな人の方がね、実は本当に誰かのことを好きでいられるような気がするし、誰かと一緒にいられるような気がするよ。

 

孤独な状況ってのは、誰も好んで選ぶようなものではない。私だって嫌いです。1人よりも2人の方が安心するし、色々楽しいことだってある。

けど。けど……

 

それをわかった上で、孤独も味わう必要があるんじゃないかな、って。誰も助けてくれないし、誰にも会えないし、誰にもわかってもらえない。

 

この世界では自分だけが孤立した存在で、自分の所在すらも曖昧になってしまう。そんな状態を経験することが本当は必要なんじゃないの?と私は思う。

 

孤独は好きじゃないけどね。でも、1人でいられる人が2人でいられる人だと思うから。1人でいられない人は2人でいられない人なんだよ。長い目で見ればね。

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本当の孤独は「もう会えない誰か」のおかげで

 

私の場合、お父さんが早くに死んでしまったから、その時に随分と鍛えられたようなが気がする。肉親が死んでしまうとね、やっぱり孤独を感じるものですね。

 

ドラマで「死んじゃった」系の番組をみていて、「あ、そうか、人が死んじゃうのってこんな感じか」と思っていました。でも、全然違ったよね。

父親が突然亡くなったという人に伝えたい事という記事でも書いているので詳しいことはそっちの記事を読んでみてちょ。

まあ私はそんな父親のおかげで計らずも孤独と向き合ったわけです。父親が死んだ後の母親なんて頼りにならないものです。

周りの人たちは?というと……「あなたが頑張って母親を支えていきなさい」としか言わない。まあ、つまり男性のみなさん。

みなさんはね、父親が早くに死んだりなんかすると、途端につらくなるし、孤独になりますよ、という悲報でございます。笑

でも、本当の孤独はそういう「もう会えない誰か」のおかげで体験するものだと思う。もちろん良いことではないし、できるなら大好きな人たちには全員この地球で生き残って欲しい。笑

 

もう、宗教だか、神様だか、関係なく大好きな人たちだけずっと生き残って欲しいよね。でも、それは無理。

 

無理なんだけど、もう会えない人たちのおかげで人の痛みを知って、自分の弱さを知って、自分の脆さを知って、孤独を感じて。

そのおかげで今はそばにいる人を真っ直ぐ好きでいられるような気がします。人生、色々ありますけど、まああれですね。

意味のないことはないですね。みんなもね、いつか「もう会えない誰か」に出会うことがあると思う。

 

そんな時はここに戻ってきてよ。で、動画にコメントでも残してください。笑

そしたら、私、いますから。

孤独は嫌いだけど、孤独がなかったら、もっと誰かを傷つけて、真っ直ぐに誰かを愛せなかったのだろうな、と今は思う。

 

ああ、月日が流れるのは早いものですねえ。

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まりも
まりもだよ(o'ー'o)「ぼくのとらべる。」というYouTube旅チャンネルやったりブログ書いたり。のんびりびりびり。チョコとヨーグルトが好きです。