自分のためだけに頑張ることができないんですよね、私。そういう人って実は多いんじゃないかな、と思う。
結局、人間なんてものはさ、共同体の中で生きていて、誰か他の人間がいるから頑張っているようなところがあると思うのですよ。
例えば、この地球にあなたしかいなかったら、あなたは何を頑張りますか?頑張らないでしょう?
色々な人がいて、頑張っていたり、悲しんでいたり、そういう人たちが一緒にこの世界に住んでいるから頑張れるわけです。で、その中の「あの人」のためにとか、「あの人たち」のためにとか、そういうモチベーションで頑張っている人が多いんじゃないかな、って。
自分の欲望なんてものはすぐに満たされる
例えば、「良いご飯を食べたい」とか「可愛い人を抱きたい」みたいな願望があったとするじゃないですか。自分の欲望を満たすために頑張って働く。
お金を稼いで、綺麗な子と一緒に高級レストランに行って、食欲も性欲も満たす。これね、実はそんなに難しいことじゃない。
私がチャラいとかそういうことじゃなくて、ある程度の期間とか、ある程度のお金があれば、誰でも満たせてしまうことなのですよ。
「これを買いたい」みたいな欲望とか「これが欲しい」という物欲というものは1度でも買ってしまうと、もうなくなってしまう。
みんなにも経験があると思うんだけど、買う時には「こんなもの買えるんだ!」というワクワク感があるのに、買ってしまって1ヶ月もすると、何でもないもののように思える。
人間の欲望なんてものはね、実は簡単に満たされてしまうのですよ。自分のために頑張ったところで、簡単に満たされてしまって、まあつまらない。
満たされていない人は、自分が欲望を満たせるほどの努力をしていないだけです。それだけの話。それをすれば誰でも満たせるもん。笑
だからね、結局は「自分がこうなりたい」みたいな力って実は弱いのです。私が自分のために頑張れないのは、自分の欲望にそこまで興味がないからってのもあるけれど、
自分の欲望なんてものは簡単に満たせてしまうからってのもあると思う。自分のためだけに頑張って、自分のためだけにお金を使う。
こんなに虚しいことはないよ。
関連記事:「大丈夫、何とかなるさ」と思わせるオレンジ色になりたい。
誰かのためになら私はきっとどこまでも走れる
私はね、自分のためだけに頑張れないのですよ。自分がお金持ちになるためだけとか、自分が良い人と出会うためだけとか、そういうものにはきっと興味があまりない。
いや、人間ですから、欲望はあるのだけど、自分の欲望のためだけに頑張れないんですよね……。
自分の欲望ってものはさ、「自分が我慢すれば満たせてしまうもの」じゃないですか。笑
でも、誰かを幸せにしたりするのはさ、「もうこれくらいで良いでしょ?」という終わりがない。だから、頑張れるんじゃないかな、と思う。
自分の幸せも悲しみも、きっとそれはコントロールすることができるものだと思うから。だから、そこに対してあまり興味が持てないというのはあるかもしれませんね。
自分のためだけに頑張ることはできないし、自分のためだけにお金を稼いだり、何かを発信するってのはできないことだと思う。
私も例えばYouTubeで自分の旅を発信しているのだけど、これだってさ、自分の自慢だけのためだとしたら、相当大変な作業なんですよ。
だって、旅行に行って、視線が集まる中で撮影をして、それを編集して……。そう考えると、結構大変なんですよね。
だからね、これも「この動画をみて誰かが元気になってくれたらな」とかね、そんなことを思いながらやっています。
人間はね、やっぱり誰かのために頑張ることはできるけど、自分のためだけに頑張ることはできないのよね……。死ぬ気で頑張れるのは、他の誰かがいる時だけだったりするよ。
関連記事:帰る場所があるから限界まで頑張れるんだな、と思ったんだ。
死ぬ時に思い出すのは自分以外の誰かに残したもの
ああ、もう死んでしまう。
そんな時、私たちは何を思い出すのだろうか?そう考えたらね、やっぱりそれは自分が持っている豪華な家とか、高い車とか、腕時計とか、そんなものじゃなくて、
それは自分以外の誰かに残したものだと思うんですよね。自分ではない誰かのために残したものが、最後死ぬ時に1番大事なものになっているんじゃないかな、と思う。
自分のためだけに頑張れるという人はね、まだ何も手にしていないからだと思う。高い洋服を買ったりとか、まあそういうものを一通りしてみたら、たぶんすぐに飽きるよ。
やったことがないから、「気持ち良いだろう」と想像してしまう。ほら、初体験の時もさ、「どんな体験が待っているんだ!?おい!?」と思ったじゃないですか?
でも、蓋を開けてみると、「ああ、こういう感じなんだ」というね。その感覚に似ているかもしれません。笑
とんだ下ネタでした。すみません。
まあでもそういうことなんですよ。人間が最後の最後思い出すのは、きっと自分のことじゃなくて、自分以外の誰かのことなんですよ。
自分1人で完結してしまうような人生を最後の瞬間に「誇らしいな」とは思わない。少なくとも私は絶対にそう思う。
誰に必要とされているのかなんてわからないけど、私はいつも、やっぱり誰かのために頑張っていたいな、と思うよ。心から、そう思います。
だから今日も明日もプラスをお届けしますね。笑
さてさて、今日は8月24日。どんな1日を過ごしていますでしょうか。私は明後日からちょっくら次の街へ行ってきます。チャンネル登録しておいてよね。
ではでは、まりもでした。
関連記事:批判される人間になりたいわけじゃないけど、どうせ生きるなら一生懸命生きたいじゃん