人生に悩む君へ

殺せるものなら殺してみろよ、と思いながら生きていた時があったんだよ。

いやあ、人間ってね意外とゴキブリみたいなものでさ、結構生きているものなんですよ。私もね、まあ借金はめちゃくちゃあって、当初は数億円単位で借金がありました。

父親が死んじゃっでね。でも、それをすぐに返済できるわけじゃない。精神的にはつらい日々が続くよね。

それでも私は生き続けたわけですよ。あの頃、私は「殺せるものなら殺してみろよ」という気持ちで生きていたような気がする。

 

本当に心も身体も死んでいて、周りに対しても尖りまくっていた時代だったと思う。地元の友達と会った時、尖りまくった私に地元の女友達が、

そんな感じだと嫌われるよ」と言ってきた。それに対して、私が言ったのは「お前に嫌われるとかどーでも良いわ!」だったんですよね。まあ、本当に絵に描いたような嫌な奴でしょ?笑

でもね、そんな私でも、人からゴミ扱いされていた私でも、こうやって生きているのよ。だから、私と同じようにクソみたいな人生を送っているみんなも生きてよね?という話。

自分の命は誰にも取れない

 

借金はあるし、友達にも当たるものだから友達だっていなくなっていく。こういう悪い時ってさ、周りの人も離れていくものなんですよ。

よく、起業家とかが自伝を書くじゃないですか。「30歳で400億円の負債を抱えた僕が、もう一度、起業を決意した理由」という本が大好きなんですけど、この本だけじゃなくて、

だいたいの失敗した人の本には、「失敗した途端人が離れていった」と書いてあるわけですよ。本当にその通りなんですね、これ。笑

 

本当に人って離れていくものなんです。もちろん、離れていかない人もいるけどね。私の周りにもいましたし、その人たちには今でも感謝しています。

でも、まあそういう状態だったわけですよ。周りから人がいなくなっていって、お金もなくなって、仕事だって忙しい。365日、ずっと借金を返済しているような感覚で、よく覚えていない。

悩む」という言葉があるけれど、悩めるのは時間がある人であって、私のように鬼のように忙しかった人間は悩めない。悩む時間があったら眠る必要がありました。だからね、結構大変だった。

 

ただ、それでも、私の命を誰かがとることってできないんですよね。殺人とか自殺であれば別だけど、私が「つらい」と思ったとしても、誰も殺せない。自分で命を終わらせない限りはね。

 

だからね、そういう意味では便利な身体だな、と思うよ。どれだけつらくても、自分で自分を殺さない限りは死神がお迎えに来ようとも死にはしないのだから。

 

ああ、命に感謝ですよね。そんな感じで私はこれまで生きてきたというわけです。周りの人との苦労話を比較したくはないけど、割と大変な目にはあっているから耐性はあるよ。

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誰かに感謝される生き方や尊敬される生き方なんてしなくて良い

 

私はね、とりあえず生きていれば良いと思っています。だって、私は綺麗なことばかりをして生きてきたわけじゃないし、綺麗な世界だけで生きてきたわけじゃないと思うからさ。

経営者の世界なんて、本当に汚かったりする。まあ汚いと言っても、お金が関わることだから仕方がないことでもあるんですけどね。笑

 

よく、「誰かに感謝される生き方をしたい」とか「尊敬されたい」みたいな人っているじゃないですか。

でも、私は「別にそんな貴い生き方をしなくても良いんじゃないの?」と思う。私は殺せるものなら殺してみろよ、くらいの気持ちで生きていました。

 

どんな生き方をしていても、やっぱり生きていた方が良いわけであって、生きていれば楽しいことも経験することができる。好きになれる人と出会えるかもしれないし。100億円の超スーパービッグな宝くじが当たる可能性だってある。

そう思ったら、やっぱり生きていた方が幸福なんですよ。どんな形であってもね。綺麗な生き方なんてしなくて良いし、本当は誰も望んでいない。

 

それに、「尊敬する」なんて言ってくるその他多くの人は、きっと尊敬されるべき生き方をしていないのだから、自分だって同じく尊敬されるような生き方なんてしなくて良いのですよ。

自由に、楽しく生きていればそれでオールオッケーなわけ。

そうでしょう?

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傷付いたり、泣いたりという人生最高の遊び

 

傷付いたり、泣いたりすることがやっぱり男でもあるのよね。女性だから泣くと思っている人も多いかもしれないけど、親が死んだりしたら男だって普通に泣くぞ。笑

本当にね、竹内豊でも泣いていると思うよ。どんなダンディでスマートな男性も泣くし、つらい感情を抱えたりすることはある。

 

私は大変だった当時、まあ色々あって「人って簡単に裏切ってくるんだ」みたいなことを思った時期もありました。世の中には悪い人もたくさんいて、騙してくるような人も実はたくさんいた。

 

当然のことなのだけど、でも、基本的には性善説で生きていきたいからさ、私は。だから、傷付いたり、悲しむことは当然あったよね。

そういう時って、なぜかこう、生きる気力みたいなものがなくなってくるわけですよ。奪われる感覚って言うのかな。

でもね、「じゃあ殺せるものなら殺してみろよ」という気持ちでもってね、そこを乗り切ってきた。

傷付いたり、悲しくなったり。そういう感情って生きている時には抱えられないものなのよね。死んでしまったら、何の感情も抱えない。

 

自分が人生というステージの上に立っているからこそ、感じられる感覚であってさ、そう思ったらなんか「苦しみも良いよね」と思うようになったのです。

殺せるものなら殺してみろよ、と思いながら、何とか生きてみるのも悪くないよ。

傷付いたり、泣いたり、悲しんだり。そういう全ての感情はね、生きている時に感じられる貴重な体験です。死んでから、「ああ、あの時のつらさもう1度味わいてえなあ」と思っても味わえないんだもん。笑

だったらさ、この人生で最高に苦しんで、最後は散っていくのが華じゃないですかね。

何だか話が物騒な感じになってきてしまいました。今日はちょっと思想が強すぎましたかね。ええ。

 

まあね、そんなこんなでもうこんな時期ですけど、みんな元気にやってね。

ではではまりもでした。

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まりも
まりもだよ(o'ー'o)ワーキングホリデービザでウィーン在住(2022年〜)の29歳。中高6年間男子校で生活。海外をふらふらしながらなんだかんだ生きています。応援は「アマゾン欲しいものリスト」からお願いします。