三重県の四日市コンビナートで工場夜景を撮ってきました!!!
SNSやパンフレットなんかで見てみても四日市コンビナートの夜景は本当に素晴らしく掲載されていて、せっかく三重県にきたしこれは見なきゃ!と思って行ってみたわけです。
YouTubeの方もあるので、動画で観たい人はこちらもどうぞ。
四日市ぜんそく予備知識
小学校の時に授業で「四日市ぜんそく」という言葉を習いましたよね〜
- 熊本県の水俣病
- 新潟水俣病
- 富山県神通川流域のイタイイタイ病
と並んで覚えたのが四日市ぜんそくでした。
ウィキペディアでは以下のような説明が書かれています。
日本初の本格的な石油化学コンビナートである四日市コンビナートが建設された事によって、1960年代に四日市市は急速に工業化された。工場の生産活動で大量の亜硫酸ガス(硫酸ミスト)が大気中に排出された。地元三重県の三重大学医学部公衆衛生学教室に所属していた吉田克巳教授などの医学者や環境学者は、原因不明の喘息などの疾患の原因について学術調査をした。
公害患者が発生した塩浜地区が、四日市コンビナートの亜硫酸ガス排出源の風下の位置であり、地理的に亜硫酸ガスの着地点でもあることから、亜硫酸ガスの濃度が高い塩浜地区で喘息発作が多発したので、四日市ぜんそくは亜硫酸ガス(二酸化硫黄)や二酸化窒素や二酸化炭素の増加が原因であるとした。
四日市コンビナートの工場夜景が見える場所
四日市コンビナートの工場夜景が見える場所はいくつかあって、ネットでも複数紹介されています。
後ほど紹介する「うみてらす」では職員の方がマップをくださいました!(おじちゃん優しかった…ありがとう…)
参加人数が少ないと船が出ないこともあるそうですが、工場夜景を見るためのクルーズなどもあるそうです。
今回はこのクルーズはやっていない日だったので徒歩で見に行くことに。(免許持ってない)
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塩浜行ったら全然見えなかった!
ネットで調べて塩浜駅から行ける「昭和四日市石油」という会社の住所が出てきたんですよ!
ご丁寧に会社の電話番号まで載ってて!!!
だから会社の近くから綺麗に見えるのかなーと思って塩浜駅行ってみたんですね。
指定してあった会社近くまで行ったけど全然見えない。
あと駅降りたらもうすでに辺りが臭い!!!プラスチック燃えたみたいなアカン臭いする!!!!
土砂降りの雨の中、もう少し先に行けば綺麗な夜景が見えるのかと思って歩いてみた結果がこれ。
オィイイ!!!
全然見えないじゃないか!!!!!!!
あとで確認してみたら、指定の会社よりも全然奥の港の方まで行かないとダメだったっぽくて、ちょっと不親切すぎて泣きました。
あの記事書いた人絶対現地行ってないやろ…
車がある方は良いと思うんですけど、徒歩勢にはかなり厳しい戦いです。
やっぱり一番メジャーなうみてらすがおすすめでした。
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うみてらすへ
はい、ということで一番メジャーな四日市コンビナートの工場夜景が見られるスポット、四日市港ポートビルうみてらす14にやってきました。
車がなくてもアクセスが楽
富田浜駅という駅から徒歩15分ほどで行くことができるうみてらす。
徒歩勢に優しいアクセスです。
富田浜駅は四日市駅からJR関西本線で一駅。
多少歩きますけど一番現実的なアクセスでした笑
うみてらすに向かう途中でも四日市コンビナートを間近で見ることができます。
昼間もこれはこれでエモいですな。
日没時に窓際ライトを消灯してくれる
展望フロアは児童館みたいな作りになってます。なんか懐かしい気持ちになる笑
地元の男子中学生っぽい子たちが5〜6人たむろしてました。それもまた児童館っぽさがある。
駄弁るのに最適な場所なのかもですね笑
なぞのゲームもありました。
スイッチがいっぱい並んでたり舵を切れるのは楽しいんですが、映像は撮ったものを流してるだけって感じで、あまり臨場感はなくクソゲーでした。(アッ)
展望フロアはガラス越しに夜景を見ることになるのですが、こういう展示物みたいなものがあるせいで照明が多く、その明かりが窓に反射してしまってなかなかスマホとかだと綺麗に夜景を撮影できない感じでした。
ただ日没時になると窓際のライトを消灯してくれます。めっちゃ良心的。
それでも消灯されるライトは窓際だけなので、全ての反射がなくなるというわけではありません。
工場夜景を撮影しにきているガチ勢のカメラマンのみなさんは暗幕などを使って反射を防いでいました。
マジで綺麗な写真を撮るにはやっぱりそれなりの装備が必要だなと感じた次第です。
カメラも望遠レンズとかがあった方が良さげだった。
結局一眼は持ってたんですけど三脚もないし望遠レンズもなかったんで、私の場合はこれが限界でした笑
あと、撮影された写真は実際のものよりも綺麗です。リアルを写真が超えていく。まぁレタッチとかしてるだろうしな〜っていう感想笑
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四日市は今でも壮絶に臭い
最後に主張しておきたいのが、四日市周辺は今でも壮絶に臭い、ということ。
特に塩浜や富田浜あたりはものすごい臭いでした。
現在は人体に影響がないほどになっている、とされているけど、多分嘘だと思う。
あんな臭いを日常的に嗅いでいて健康被害が出ない訳がない。
これも本当に現地に行ってみないとわからないことだよな〜と思いました。
だって四日市ぜんそくって学校で「昔こんなことがありましたよ〜」って感じで習うことであって、今もなお臭いだなんて習わないもんね。
ちなみに調子が良い時の四日市コンビナートからはごま油たっぷりの野菜炒めみたいな臭いがします。
近くに中華屋さんがあった時は「ここの臭いかな?」と思ったけど、周辺でよくこの臭いがするので、石油コンビナートからする臭いだったんだ、と気づきました。
調子が悪い時はプラスチックやゴムを燃やしてるみたいな、マジで嗅ぐだけで体に悪そうな臭いがします。
長居したいと思える場所ではありませんでしたね〜〜
でも工場夜景は純粋に綺麗でした。一度写真撮りにいくくらいは良いと思います。
実際にどんな臭いが今しているのか、というのはぜひ多くの人にも知ってもらいたいなと思いましたしね。
では今日はこのあたりで。