最近、ニュースをみていると、「不況が必ずやってくる!」みたいなことをコメンテーターが言っている。
うん。反論すると思いました?笑
私もね、「そうだよね、うんうん」と思うわけですよ。やっぱりコロナが世界全体に与えた影響は大きい。
世界のGDPの1割程度は観光産業。そう考えると、どれだけ大きなインパクトを経済を与えたのか?考えるだけでもおそろしい。
だからね、不況はやってくるよ。今日も弁護士さんと話していて、聞いたことなんだけどね、「危険な状態だけど、今は企業がどうして良いのかわからない状況です」という感じだったんだよね。
もう少し先になるかもしれない。でも、どこかで不況は必ずやってくる。ただ、そうは言ってもさ、不況前夜まで楽しければ良いじゃん、とも思う。
不況が来ると貧乏にはなるよね
不況がやってくるということは、多くの人の賃金が下がってしまい、買いたいものが買えなくなってしまうということでもある。
まあ、凄く簡単に説明すると、だけどね。例えば、80年代から始まったバブルの時代に生まれた人たちは、日経平均が4万円程度もあった時に日常生活を送っていた人たちです。
日経平均が4万円なんてありえなくないですか?株をやっている人だったらわかると思う。日経平均くらいはね、やっぱりサラリーマンでも自営業でも知っておくべきだと思うけど……。
残業代で数百万円ついたりとか、インセンティブもたくさんあった時代。若い人が高級会社に乗っていることもあった。
それくらい良い時代だったわけです。笑
だからね、不況の時代になってしまえば、それとは逆の現象が起きるよね。そもそも不況がやってくると、モノが売れなくなる。
モノやサービスが売れなくなってくると、今度は企業の収益が下がってしまう。企業の収益が下がると、今度は従業員の所得が下がる。
そして、モノの値段が下がっていく。この繰り返しになってしまうわけですね。
だからね、不況がやってきたら、やっぱり私たちの生活そのものは変わってしまうのですよ。
まあうん、こればかりは避けることができないんですよね。不況がやってくるよ、と言われても、何が何だかわからないじゃないですか。
そもそも不況って何だ?みたいに思っている人もたくさんいるだろうしさ。でも、まあ不況になってしまえば、国民全体として貧乏になってしまうのは仕方がないこと。
だからこそ、みんなが嫌がるんですよね。起業家にとっても、サラリーマンにとっても、投資家にとっても、基本的に不況なんてものは良いものじゃない。
誰の利益にもならないからね。
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不況だろうが何だろうが幸せに生きる人はいるよね
いや、わかるよ。700万円くらいだっけ?700万円くらいまでは年収が上がるにつれて、幸福度も上がっていく。
その統計は出ているわけですから、全体で考えたら、やはり不況になってしまうと、それだけ人間の幸福度が下がってしまう。それはその通りですよね。
でも、不況だろうが何だろうが、幸せな人は幸せに生きているんじゃないの?とも思うんですよね。
例えば、どっかの離島で暮らしている剛腕おじいちゃんからすれば、不況なんてものは関係ない。ただただ日々、魚がとれて、太陽が昇ってくれたら、それで良い。
経済的な没落は、人間が作り出した経済コミュニティの中で生きているからこそ没落であって、一歩そこを飛び出してしまえば何でも良い。
何と言ったら良いですかね。例えば、電車の中で包丁を持っている人がいたら、「うわ!危ない!」と思われる。なぜなら、それは電車という場においてナイフは「凶器」でしかないから。
でも、ABCクッキングのお料理教室だったらどうだろう?ナイフを持っていても、「ああ、人参でも切るのね、ふむふむ」となるだけ。
状況が自分の状況を決める、という部分もある。だからね、コロナで不況はやってくるかもしれないのだけれど、そんなもの全然関係ないじゃん、という人もいるわけです。
まあそもそもコミュニティの話自体、どちらでも良いと言えばその通りなんだけどね。
自分が属しているコミュニティとか環境によって変わることはあるけれど、そもそも不況になっても何も変わらずに幸せな人もいれば、そうじゃない人だっている。
幸せな人はどんな状況であれ幸せだし、幸せじゃない人は100万円あっても、1000万円あっても幸せじゃないのよ。
人間ってそういうものですよね。笑
不況前夜まで刹那を楽しもう
まあ不況がやってくる、なんて言っても、私たちにはようわからんよね。まあ、私は投資家としても生きているというか、まあそれが本業でもあるというかね。
だから、不況については、しっかりと見極めなければいけない。もちろんそれはその通りです。
でも、不況が来るとかどうとかね、そんなことばかり、将来のことばかりを考えて生きてみても疲れちゃいませんか?笑
結局、人間なんて今現在のことしかわからないのですよ。将来どうなるのか?なんてことを完璧に予測できる人なら、そういう人は今頃大金持ちになっているわけです。
バブル経済だって、誰が弾けると思いました?気がつかないうちにバブルになって、いつのまにかそれが弾けてしまった。
要するにね、誰にも予測ができないわけです。将来なんてものは神様だけが知っていること。
私がいつ死ぬのか?それがわからないのと同じで、不況がやってくると行っても、不況によって私たちの生活がどうなってしまうのか?そして、それがどの程度で収まっていくのか?
そんなことは誰にもわからないわけですよ。不況はやっぱりやってくるし、不況によって私たちの生活は変わるのかもしれない。
でもさ、そうは言っても、不況前夜まで楽しければそれで良いじゃんね、とも思うのです。刹那的に生きることだけが正しいとは思わない。
ただ将来のことばかりを考えて、今という時間を楽しめないのもまた問題だと思うのですよ。
将来がどうなるとかさ、10年後には日本が衰退するとかさ、そんなことを考えるのも大事だけど、今を楽しむのはもっと大事なことじゃないかな。
今を、今この生きている時間を精一杯使って、全力で生きてみるのも大切なことだと思うよ。
よし、ヨーグルトでも食べるか。
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