何事も断れない人っているじゃないですか。学生時代から、「あの人は断れないんだよなあ」みたいな人っていたでしょう?
そういう人って友達として面白かったりもするんだけど、仕事で関わると結構大変な目に遭わされるということが最近のまりも独自の統計で明らかになってきたのですよ。
断れない人と仕事をすると、最終的にはめちゃくちゃ面倒になります。だから、極力、そういう人とは仕事をしないようにしています。笑
友達だったら最高なんですよ、本当にね。
ここは間違えてはいけない。仕事仲間と友達ってちょっと違う部分があると思うからね。笑
断れない人はね、仕事をするにはちょっと難しいのです。
断れない人と仕事をする弊害
相手が勝手に不満を持つ
断れない人たちって、なぜか自分が常に被害者なんですよね。「あの人はなんでこんなことをお願いしてくるんだ」と。なぜかいつも怒っているわけです。
でも、よくよく考えてみると、断れない人が「断らない」という選択をしたからお願いした仕事であって、断っていれば、何の問題もなく違う人に仕事がいっていたわけです。
断れない人は自分の性格を棚にあげて、「俺は被害者なんだ」という顔をするのだけど、断れない人って実は勝手に不満を持っているので、後々面倒なことになるケースが多かった。
プロジェクトが終わった時に、「あの、実は……」みたいなテンションで話が始まったりとか、仕事中の悩み相談みたいなものも増えてくる。
プロジェクトがなんとか成功したとしても、その後のアフターケアみたいなものをしなければいけなくなったりとかして、時間的にも無駄が多くなってしまう。
断れない人を無理に誘ったところで、最終的には自分の時間を消耗することになるので、やめた方が良いのですよ。
レスポンスが遅いので仕事が遅い
断れない人は断る理由をめちゃくちゃ考えます。「どうやったら断ることができるのだろうか?」と悩むんですね。
まあ、こういう人って優しくて、気が弱い人でもあったりするので、友達としては良い人間なんですよね。でも、悩んでしまうから、レスポンスが遅いのですよ。
断るにしても、そもそも「断る」に対するハードルがエベレストくらい高い。酸素ボンベ必要じゃね?ってくらい高いわけですよ。笑
だから、仕事であっても、レスポンスが遅くなってしまい、結果的に仕事相手に対して迷惑をかけてしまうことが多いのです。
本人としては、「これどうしようかな、断るのも申し訳ないかな」と優しい気持ちを持っていることもあるはずです。
LINEでお願いされたりしても、ちょっと考えてしまって、既読をつけずに放置したりするわけですよ。で、その間で何かが変わるわけでもなくて、ただただ時間だけが過ぎていく。
1日、2日と経過していくうちにもっと返信するのが億劫になってきて、最終的にはこちら側から「で、どうなん?」と聞かなければいけなくなる。
これがね、実に面倒。笑
だから、断れない人と仕事をするのは避けた方が良いんよね。
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断れない人に言いたいこと
断られても何とも思いません
断れない人は「断ってしまったら嫌な奴だと思われるんじゃないか?」とかね、そういうことを思っているのだろうか。
私は割と断ってしまうタイプなので、わからない部分もあるのだけど、相手の99%は何も思っていないわけですよ。
「ああ、断られちゃった」というだけで、それ以上の感情は何もわいてこない。断れない人からすると、断るという行為のハードルが高いのかもしれない。
断ることで発生してくる相手の感情を想像して、嫌になってしまうのかもしれない。でもね、最終的には断れずにだらだらと返信を延ばしたりする方が面倒なことになるし、
時間の無駄だし、相手は何も思っていません。だからね、ちょっと考え方を変えてみて、「相手のために早めに断ろう」と思うのも大事だと思うんですよね。
断りたいのであれば、別に断っても良いのです。はっきりと断れたら方がお互い幸せです。
断りたいのに断らずに仕事を一緒にしていくことの方が面倒です。
断れないからまた次の無理なお願いをされる
断れない人ってね、結局相手が「どこまでお願いしても良いのか?」がわからないわけですよ。
嫌なことは「嫌だ」とはっきり言わないから面倒なことになる。断れない人って、むしろお願いしてくる人のことを悪人扱いするじゃないですか。
「またこんな無理なことを言ってきて!もうやだ。つらい……」みたいなね。悲劇のヒロイン的な感じ。悲劇のヒゲ子さん。
ん?それだと男みたいになるか……。笑
でもね、相手からすると悪意なんてものはまるでなくて、単純に「この前もやってくれたからこれもお願いしてみよ!」というテンション感で聞いているだけなのです。
勝手に悪意だと思っているだけで、それはきちんとあっさりと断ってくれれば良いだけの話だったりもするのですよ。
我慢して無理やり引き受ける必要なんてないしね。その方が最終的には面倒なことになることが多いからさ。笑
仕事に見合う金額の分業体制が良い
結局ね、お金だと思うのよね。断りたくなるような仕事だったとしても、その分高いお金をもらうことができれば、喜んでやるじゃないですか。
例えば、こんな仕事はないと思うけど、北海道から沖縄まで徒歩で荷物を運ぶ仕事。これはめちゃくちゃやりたくないでしょ?
でも、もしも1億円もらうことができる、としたらどうでしょうか?「ちょっとやってみようかな」と思ったりしませんか?
だからね、断れないとかそういうことじゃなくて、要するに、金額的に見合うのか?という部分だと思うのですよ。
金額的に問題ないのであれば、別にその仕事は受ければ良いし、金額的に問題があれば、その仕事を断るか、金額を交渉すれば良いと思う。
ベーリング海峡に蟹漁に行くのもさ、あれは高いお金を稼ぐことができる可能性があるからじゃないですか。要するに金額の問題だと思うのです。金額的に見合うのかどうか?で判断すれば良いのです。
感情的になって、「この人のお願いだから断れない」とかね、そういう思考になっていくからお互いが不幸になってしまう。
感情的になることも時として大事なのかもしれん。まあ、そこが人間の良いところでもあるからね。
でも、断れない人だったとしたら特に、金銭的なところで折り合いをつけた方が良いと思うよ。メンタルがやられちゃって、周りの人にかえって迷惑がかかるから。
ではでは、まりもでした。
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